2016年6月10日21時20分にNHK北九州から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午前10時半ごろ、北九州市小倉北区の小倉中央市民センターで、3階の窓を開閉するための金属製のハンドルが落下した。
ハンドルはおよそ220gで、市民センターの利用者が窓を閉めようとした際に、突然、落下し、6mほど下の駐車場にとめてあった乗用車に当たって、ボンネットを破損したという。
乗用車には人は乗っておらず、けがをした人はいないという。
北九州市によると、この建物は45年前に建てられ、市民センターの職員が3日に1回程度、不具合がないかなど目視で点検していたが、これまで特に問題はなかったという。
北九州市は、落下の原因は設備の老朽化とみて、市内に134あるほかの市民センターでも、窓の開閉ハンドルに亀裂などが入っていないか、点検を行うことにしている。
施設を管理する北九州市は、「市民に多大な迷惑をおかけし深くおわびします。再発防止に向けて取り組んでいきたい」と話している。
出典
『窓開閉の鉄製ハンドルが落下』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/5023050421.html?t=1465596565339
6月10日19時14分に九州朝日放送からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
原因は金属疲労によるもので、当時、施設には50人ほどいたが、けが人はいなかった。
出典
『【福岡】北九州市で窓の開閉ハンドルが車に落下』
http://www.kbc.co.jp/mbl/sp/news/detail.html?newsno=5&mode=kbc
(ブログ者コメント)
○写真を見ると、落ちたのはレバー式のハンドル・・・というか取っ手。
物品落下事故は数多くあり、最近の事例はブログ掲載対象外としているが、窓のハンドルが落下した事例は初耳につき、紹介する。
○それにしても、いくら45年前の建物だったにせよ、窓の開閉頻度は、そう多くはないはず。金属疲労ではなく、最初から欠陥があった可能性もあるのではなかろうか?
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。