本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2016年3月5日16時42分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2011年3月の東日本大震災で、携帯電話などの通信が途絶した際、岩手、宮城両県の医療機関の約7割が、衛星携帯電話などの非常用通信手段の利用に問題があり、患者の受け入れなどに支障を来していたことが、総務省の調べで分かった。
「機器の設定や操作方法の問題で通信できなかった」という病院も、1割に上った。
調査は、総務省が昨年12月から今年1月末まで、通信網の被害が多かった岩手、宮城両県の病院や診療所、計172機関を対象に実施。
震災直後から1週間程度の通信状況や、非常用通信手段の使用状況などを尋ね、約6割に当たる計103機関から回答を得た。
医療機関の非常用通信手段について詳細な調査を行ったのは、初めて。
ほぼ全ての医療機関で、何らかの通信障害が発生したが、衛星携帯電話や無線など非常用通信手段を保有していたのは36機関で、残る67機関は保有していなかったり、他の機関の通信手段を借用したりしていた。
36機関のうち、「問題なく利用できた」と回答したのは28機関で、75機関(73%)は「通信手段を持っていなかった」、「持っていたが何らかの原因で使えなかった」などと回答した。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160305-OYT1T50060.html
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
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