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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2016351816分にNHK水戸から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

36日付で毎日新聞東京版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

5日午前11時ごろ、つくば市金田の桜中学校で、科学部の生徒たちが校庭の脇で金属の粉末に火を付けて反応を見る実験を行っていたところ、激しく燃え上がり、近くにいた3年生の男子生徒2人と顧問の57歳の女性教諭の合わせて3人が、顔や手に中度のやけどをした。

警察によると、3人は病院に運ばれ手当てを受けているが、命に別状はないという。

 

警察などによると、科学部が3年生の送別会を開き、十数人が参加。
学校によると、事故当時、実験には生徒7人と教諭の8人が参加し、缶の中に酸化銅とアルミニウムの混合粉末を入れて教諭が火をつけたところ、激しく燃え上がったということで、警察が詳しい状況を調べている。


桜中学校の松本校長は、「あってはならない事故を起こし申し訳ありません。安全管理を徹底し、子どもたちの安全確保に努めていきます」と話している。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/1076935771.html?t=1457214737909

http://mainichi.jp/articles/20160306/ddm/041/040/155000c

 

 

310719分にNHK水戸からは、県教委から実験時の安全確保徹底通知が出されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

この事故を受けて茨城県教委は、9日付けで、理科や化学の実験などで児童や生徒の安全確保を徹底するよう求める通知を、市町村の教育委員会を通じて、すべての小中学校に出した。


通知では、予備実験を必ず行って実験の適切な条件を確認するとともに、薬品が爆発する危険性がないか確認するよう、求めている。
また、激しい化学変化が起こる実験では、実験装置から距離を置いて観察することなどを求めている。


茨城県教委は、「児童・生徒の安全を守るため、危険性を十分に検討して実験を行ってほしい」と話している。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/1076937021.html?t=1457562214281

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

活字にはなっていないが、NHKでは以下のナレーションが流されていた。

 

『教諭がロウソクで火をつけたところ、激しく燃え上がったという。』

『実験は、酸化銅を還元させて銅を取り出すのが目的だったという。』

 

 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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