2016年9月26日13時28分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9月26日12時44分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
東京ドームで25日夜に行われた歌手で俳優の福山雅治さん(47)のライブで、演出として発射されたテープがスタッフの女性(42)の顔に当たり、女性が右目の眼球が破裂するなどの重傷を負っていたことが、26日、警視庁富坂署への取材で分かった。
女性は、当時、「キャノン砲」と呼ばれる、高さ約80cm、口径約8.2cmの発射装置の近くにいて、発射ボタンを押す担当のスタッフと無線で連絡を取っていたといい、同署は、業務上過失致傷の可能性もあるとみて、関係者らから事情を聴いている。
同署によると、テープは何重にも巻かれており、直径約3cm、高さ約2.3cmの筒状だった。
キャノン砲に詰め込んで空気圧を利用して発射し、観客席に向けて散乱させる仕組みだったという。
キャノン砲は、福山さんら出演者が立つステージと観客席の間にある、スタッフが出入りするスペースに置かれていた。
発射の直前の25日午後9時過ぎごろ、発射担当のスタッフが女性に「間もなく発射するので、(キャノン砲に)近寄らないでください。ほかのスタッフにも周知してください」と無線連絡。
直後に女性から「テープが当たった」と連絡があったという。
この日のコンサートは、事故後も中断することはなかった。
26日も、予定通り行われるという。
出典
『福山雅治さんのライブでテープが女性スタッフに直撃 眼球破裂の大けが』
http://www.sankei.com/affairs/news/160926/afr1609260005-n1.html
『女性スタッフの目にテープ直撃し重傷 福山雅治さん公演』
http://www.asahi.com/articles/ASJ9V41DFJ9VUTIL01W.html
同趣旨だが若干表現の異なる記事が、上記以外、複数のメディアからネット配信されていた。
以下は、それらの抜粋。
(2016/9/26 13:01 日本経済新聞)
発射されたのは8本のビニールテープを束ねたもので、負傷した女性は、装置にこれを詰めたり、周囲に注意を呼びかけたりする担当だった。
発射は遠隔操作で、周囲の安全を確認してから行う手順になっていた。
同署は、安全確認が不十分だった可能性があるとみて、発射装置の操作を担当していた会社などから事情を聴いている。
出典
『福山さん公演、目にテープ直撃でスタッフ重傷』
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG26H4J_W6A920C1CC0000/?n_cid=NMAIL002
(2016/09/26 11:59 テレ朝ニュース)
警視庁によると、キャノン砲は80cmの筒にテープの玉が35個詰められていて、ステージに8個設置されていた。
当時、キャノン砲から女性スタッフが離れたことを確認して発射したという
出典
『福山さんライブで スタッフにテープ直撃で眼球破裂』
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000084221.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。