2016年9月29日18時52分にNHK山口から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9月29日21時8分に山口放送(日テレNEWS24)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
山口市の消防署で、心肺停止の救急患者などに使われ劇薬に指定されている「アドレナリン」が入った容器1本がなくなっていることがわかり、消防は、内部での紛失のおそれもあるとみて確認を急いでいる。
山口市消防本部によると、今月24日の朝、消防署員が「アドレナリン」が入った容器の保管状況を確認したところ、43本のうち1本(濃度0.1%・1mℓ)がなくなっているのがわかったという。
「アドレナリン」は薬事法で劇薬に指定され、心肺停止した救急患者の心拍の再開を促すために投与される医薬品で、心拍のある人に投与すると血圧が異常に上がり、生命への危険が生じるおそれがあるという。
当該消防署は、アドレナリンを救急隊待機室内にあるカギのかかる薬剤保管庫で管理し、毎朝1回、保管状況を確認していて、保管庫のカギが壊された痕跡はないという。
山口市消防本部は、内部での紛失や盗難のおそれもあるとみて、「アドレナリン」の容器がすべて保管されていることが確認された今月23日の朝から翌日の朝までの間の状況について、署員への聞き取り調査を行うなど、確認を急いでいる。
山口市の山田消防長は、「発見に至らず市民のみなさまにご心配をおかけし、深くおわび申し上げます。速やかに具体的な対応策を検討します」とコメントしている。
出典
『山口市の消防署が劇薬紛失』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/4063094361.html?t=1475272205927
『消防署でアドレナリン紛失』
http://www.news24.jp/nnn/news8708241.html
(ブログ者コメント)
消防署でも紛失することがあるとは・・・。少し驚いた。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。