2017年7月28日19時5分にNHK沖縄から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
相次ぐシュノーケリング中の事故を防ぐため、今後、具体的な注意の呼びかけにつなげようと、海上保安部が、恩納村の人気のスポットでシュノーケリングのツアーを開催する業者に、注意している点などについて聞き取り調査を行った。
調査は、シュノーケリングの人気スポットとして知られる「青の洞窟」がある恩納村の真栄田岬で行われ、那覇海上保安部の職員が、ツアーを開催している業者から聞き取った。
調査では、海に入る前に客の体調をきちんと確認しているか、初心者かどうか技量を把握しているかなど、安全対策や注意している点などを聞いていた。
調査に応じた業者は、初めてシュノーケリングをする人は緊張して足がつる場合があるので注意していることなどを伝えていた。
第11管区海上保安本部のまとめによると、県内で、去年までの5年間にシュノーケリング中におぼれたり沖合に流されたりするなどして事故にあった人は121人にのぼり、このうちおよそ45%にあたる54人が、死亡したり行方不明になったりしている。
また、事故にあった121人のうち、およそ4人に1人は、シュノーケルの先端から入った海水を誤って飲んでしまうことでパニックになることが事故の原因だという。
シュノーケリングツアーなどのインストラクターをして25年以上になるという北谷町の業者の男性は、「シュノーケリングのインストラクターは、資格があるわけではないので、お客さんの安全確保や案内の経験値にレベルの差がある。他の業者とも協力して、お客さんを安全に誘導したい」と話していた。
聞き取り調査を行った那覇海上保安部の職員に、シュノーケリングをする時の注意点について聞いた。
シュノーケルを使って海をのぞいている時、魚などに気を取られてあごを引くと先端から海水が入り込んできて慌ててしまい、事故につながるケースが相次いでいるという。
このため、そもそも、あごを上げてシュノーケルの先端が海に入らないようにして泳ぐことが基本だという。
ただ、それでも海水が入ったときは、慌てずに、勢いよく息を吹いてシュノーケルから海水を出して欲しいとしている。
那覇海上保安部の原園交通課長は、「シュノーケリングをする時はライフジャケットを着て浮力を確保し、シュノーケルの使い方をガイドなどに習ってから海に入って欲しい」と呼びかけていた。
出典
『シュノーケリング事故防止で調査』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/5095521481.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。