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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20177311740分にNHK兵庫から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

7302142分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

29日、兵庫県伊丹市の小学5年生の10歳の男の子が友達と2人で遊んでいたところ、毒ヘビのヤマカガシにかまれて、一時、意識不明の重体になった。


警察は当初、伊丹市の公園でかまれたと発表していたが、一緒にいた友達に詳しく確認したところ、隣の宝塚市の寺の参道でヘビを見つけ、捕まえた際にかまれていたことが分かった。


警察によると、ヘビは体長60cmほどで、29日午前10時半ごろ、捕まえて家に持ち帰ろうとかばんに入れた際、男の子が左手の人さし指をかまれたという。


伊丹市内の公園の水道でかまれた傷口を洗ってから、午後1時ごろ友達の家に到着し、今度はヘビをかばんから取り出そうとして左手首をかまれたという。


男の子は、その後、家に帰ったが、出血が止まらず、頭痛を訴えたため、母親が同日午後8時ごろに119番通報。

一時、意識不明になったが、病院で血清を打つなどの治療を受け、いまは意識が回復しているという。

男の子の母親が翌30日朝、「捕まえたヘビをどうしたらよいか」と警察に問い合わせ、引き渡したという。

 

警察は、ヘビを見つけても近づかないよう、注意を呼びかけている。



ヘビの生態に詳しい神戸市立須磨海浜水族園の笹井学芸員はヤマカガシについて、「生態は臆病で人を見ると逃げてしまうが、手でつかんだりするとかむことがあるので、見かけたら近寄らないようにしてほしい」と話している。


カエルを餌にし、水辺を中心に生息していて、冬眠をしている時期以外では住宅街の草むらなどでもよく見られるということで、水辺に近い草むらに入る場合は、長靴を履くといった対策も必要だという。


そして万が一、かまれてしまった場合には、「治療の際にヘビの種類の特定が必要になるので、色や顔のかたちなどの特徴をしっかりと把握して、すぐに病院に行ってほしい」と話していた。

神戸市中央区の神戸赤十字病院の外科医、岡本医師は、「ヤマカガシの毒は、血液を固める『凝固因子』の機能を失わせ、血が止まらなくなる作用がある。一方、痛みや腫れはあまりないので対処が遅れることも多く、最悪の場合、腎不全や脳出血を引き起こし、死に至ることもある」と指摘している。

また岡本医師は、「毒性はマムシやハブより強く、万一、ヤマカガシにかまれたら、傷口から吸引器で毒を吸い出すなどして、ただちに病院で処置を受けることが重要だ」と話している。

 

出典

ヘビ 持ち帰ろうと2度かまれる

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/2025636571.html 

『男児かんだヤマカガシ?強い毒性 死に至る恐れも』

http://www.asahi.com/articles/ASK7Z6448K7ZPTIL00V.html 

 

 

7311557分に朝日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

29日夜に119番通報した男児の母親は、署員に「公園で見つけた」と説明したが、同署で事実関係を調べたところ、31日午前になって友人が署員を参道に案内し、改めて事情を聴いて経緯がわかったという。

 

出典

毒ヘビは参道で捕獲、2度かまれる 一時意識不明の男児

http://www.asahi.com/articles/ASK704FC2K70PIHB011.html 

 

 

84日付で朝日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

「蛇を飼いたい」。
今回の件は、男児の素朴な思いが発端だったという。

兵庫県警警伊丹署が関係者から聞き取った経緯はこうだ。

 

男児は7月29日、同級生らと計3人で、自転車とキックボードで市に隣接する同県宝塚市の山中に向かった。

同級生が以前、蛇を見たことがあった場所だったという。

 

午前10時半ごろ、寺の参道でヤマカガシを発見。
捕まえる際、男児は左手の人さし指をかまれた。

 

男児らは蛇をリュックサックに入れ、南へ約2km先にある伊丹市内の公園に移動。
そこで男児は指の出血を洗い流した。


午後1時ごろ、同級生の家で蛇をリュックサックから取り出そうとしたところ、今度は右手首をかまれた。

 

男児は午後6時40分ごろに帰宅したが出血が止まらず、頭痛も訴えたため、母親が約1時間後に119番通報。病院に搬送され、血清を打つなどの治療を受けた。

一時意識不明に陥ったが、その後、意識が回復した。

 

厚労省によると、ヤマカガシはかつて、毒蛇とは考えられていなかった。

毒牙が口の奥の方にあり、指を入れるなどして深くかまれなければ、毒が注入されにくいからだ。

1972年に死亡例が確認されて初めて毒蛇と認識された。

 

73~2013年に、かまれたという報告は34例。これまで少なくとも4人が亡くなっている。

 

出典

『毒蛇ヤマカガシ、油断禁物 毒性はハブやマムシの数倍』

http://www.asahi.com/articles/ASK835CTMK83UTIL023.html?ref=nmail

 

 

731日付で毎日新聞東京版からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

ヤマカガシは本州、四国、九州に生息。

赤と黒の斑紋が交互に並ぶのが特徴で、地域によって色や模様が異なる。

近畿では全身がくすんだ緑色で、模様がほとんどない。

 

水場を好み、田んぼや川の近くなどに現れる。

かまれても腫れることはなく、出血が続いたり、一過性の頭痛があったりする。

日本蛇族学術研究所によると、毒が血中に入るとハブやマムシの数倍の毒性があり、1960年代以降、少なくとも4件の死亡例があるという。

 

出典

『ことば ヤマカガシ』

https://mainichi.jp/articles/20170731/ddm/041/040/152000c 

 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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