2017年7月31日19時5分にNHK北海道から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
30日午後5時すぎ、北広島市内の踏切で、トラックが踏切を通過しようとした際に荷台のショベルカーが架線に接触し、札幌と新千歳空港を結ぶ「快速エアポート」が29本運休するなど、およそ15000人に影響が出た。
JR北海道が踏切に設置しているカメラには、踏切手前にある高さを制限するゲートに荷台のショベルカーがぶつかっているにもかかわらず、トラックがそのまま踏切内に侵入し、その後、ショベルカーが架線にも接触する様子が映っている。
また、警察によると、トラックが積んでいたショベルカーはアーム部分が十分に下がりきっていない状態だったという。
JRは、道内では踏切手前の高さ制限のゲートが4m50cmとなっていることから、今後はトライバーに対して、積載物の高さに注意するとともに、ショベルカーなどのアームが下がった状態になっているか確認を徹底するよう、呼びかけを強化することにしている。
出典
『JR「積載物の高さなど注意を」』
http://www.nhk.or.jp/sapporo-news/20170731/5648731.html
7月31日17時17分に北海道テレビからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
北広島市の高さ制限がある踏切に、30日午後5時過ぎ、重機を積んだトラックが進入し、架線などに衝突して列車の運行などに大きな影響が出た。
トラックに積んだ重機のアームが注意標識にぶつかり、そのまま踏み切りに入ると、「ぱーん!」と勢いよく火花が飛び散った。
この事故は30日、JR千歳線の北広島駅から島松駅の間の高さ制限がある踏み切りで、トラックが2万ボルトの電気が流れる架線にぶつかったもの。
快速エアポートなど61本が運休した。
出典
『トラックが無理やり踏切に進入 JRが映像を公開』
http://www.htb.co.jp/news/#article04
(ブログ者コメント)
○NHKの映像によれば、ぶつかったアームによって高さ制限ゲートが、一瞬、押しあげられ、トラック通過後に、また元に戻っていた。
それほどの抵抗があったのに、運転手は気付かなかったのだろうか?
○JRのHPに掲載されている記事には、架線と接触して火花が出ている画像が掲載されている。
http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2017/170731-1.pdf
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。