2017年7月31日20時10分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
宅配ロッカーは分譲マンションではかなり普及しているが、便利さの一方で、子供が閉じこめられる事故も起きている。
東京消防庁によると、都内で2012年以降、子供が遊んでいる最中に宅配ロッカー内に閉じこめられる事故が4件発生した。
昨年6月には都内のマンションで、かくれんぼしていた当時7歳の男児がロッカー内に入ったら自動的に鍵がかかって出られなくなり、救出されて搬送された。
夏に長時間閉じこめられた場合には熱中症になり、危険な状態になる可能性もある。
同庁や国民生活センターは、「子供に事故の危険性を教えてほしい」と注意喚起している。
一方、宅配ロッカーのメーカーも、事故防止のため、内側に緊急解錠レバーを設けるなどして対応している。
出典
『宅配ロッカーで閉じこめ事故も…自動的にロック』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170731-OYT1T50078.html?from=ycont_top_txt
(ブログ者コメント)
東京消防庁のHPに昨年6月事例の写真が掲載されているが、思ったより小さなボックスだ。
また、それ以外にも以下の3事例が掲載されている。
○3歳男児が宅配ボックスから出られなくなった。
【平成25年7月 3歳男児 不搬送】
○子供4人がマンション玄関付近でかくれんぼをしていて、1階に設置してある宅配ボックスに入り、かくれていた。
その後、他の子供が外からダイヤルを動かしたため鍵がかかり、閉じ込められてしまった。
【平成24年9月 8歳男児 不搬送】
○5歳男児が兄と自宅マンション内の宅配ボックスで遊んでおり、扉を閉めた際、自動的にカギが掛かってしまい、出られなくなった為、通行人が119番通報した。
【平成24年4月 5歳男児 軽症】
http://www.tfd.metro.tokyo.jp/lfe/topics/takuhaibox.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。