2018年4月30日21時37分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
30日午後0時55分ごろ、愛媛県西条市の福祉施設「西条西部地域交流センター」の浴場で、高齢男性2人が心肺停止の状態で浴槽に浮いているのが発見された。
2人は搬送先の病院で死亡が確認された。
目立った外傷はなく、警察が原因を調べている。
警察によると、死亡したのは、同市明屋敷の無職Fさん(82)と同市古川甲の無職Tさん(81)。
入浴客の男性が2人を発見し、職員が110番した。
浴槽の温度は入浴客が自由に調節できるようになっていた。
発見時、お湯が出る蛇口が開いており、浴槽の温度は約48℃だった。
施設を運営する西条市によると、2人は頻繁に施設を利用していた。
入浴客の男性が2人を発見した際、洗い場に別の男性がいたが、浴槽を背にして体を洗っており、気付かなかった。
出典
『浴槽で浮かんで発見、男性2人死亡 愛媛・西条の地域交流施設で』
http://www.sankei.com/west/news/180430/wst1804300037-n1.html
4月30日20時44分に朝日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
発見当時、浴場内には別に80代男性がいて体を洗っていたが、2人が倒れたことに気付かなかった。
ただ、「気分が悪いのか」などと、どちらかが介抱をしている声が聞こえたという。
出典
『福祉施設の浴槽で倒れ高齢男性2人死亡 愛媛・西条』
https://www.asahi.com/articles/ASL4Z677CL4ZPFIB00C.html
4月30日21時34分にNHK NEWS WEBからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
西条市によると、死亡した2人のうち、1人には心臓の病気があったという。
出典
『福祉施設の浴場で80代男性2人が死亡 愛媛 西条』
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180430/k10011423681000.html
4月30日付で西条市からは、下記趣旨の記事がプレスリリースされていた。
12時58分頃 第1発見者(4人目)となる男性が浴室に入室すると、男性2名が浴槽内でうつ伏せ、仰向けの状態となっているのを発見
1名は体を洗うため洗い場で後ろ向きの状態であったため、浴槽内の状況には気付かず
第1発見者が事務室に連絡し、救急搬送を
要請
センター職員が心臓マッサージおよび
AEDで対応
13時03分頃 救急隊到着
救急車で、済生会病院へ緊急搬送
(心肺停止の状態)
13時16分頃 2台目の救急車が到着
救急車で、周桑病院へ緊急搬送
(心肺停止の状態)
http://www.city.saijo.ehime.jp/soshiki/koreikaigo/koryuusennta-seibu.html
5月1日21時14分にNHK愛媛からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
その後、警察が調べたところ、2人が発見されてからおよそ1時間後の午後2時ごろに、浴槽のお湯の温度が48℃になっていたことがわかった。
西条市によると、この施設ではふだん、浴槽のお湯の温度を40℃に設定してから浴場を開放することにしていて、30日も、職員が開放前にお湯の温度が40℃になっていたことを確認していたという。
また、2人が倒れていた浴槽には、温度を調節するために「60℃」と「40℃」のお湯、それに「冷水」が出せる3つの蛇口が付いていて、当時、利用客が誰でも蛇口を使える状態で、警察によると、「2人が発見された当時、蛇口からお湯が出しっぱなしだった」という目撃者の証言もあるという。
死亡した2人の体に目立った外傷はなく、警察は、2人の死因の特定を急ぐとともに、浴槽のお湯の温度と死亡との関連も含め、詳しく調べている。
出典
『浴場死亡 発生後の浴槽48度』
https://www3.nhk.or.jp/matsuyama-news/20180501/0000924.html
5月2日7時33分に産経新聞westからは、1人は溺死だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
西条署は1日、Tさんは溺死と発表した。
Fさんは意識障害を起こし、水を吸い込んだ状態で亡くなっていたが、死因は特定できないとした。
浴場にいた別の男性によると、1人の具合が悪くなり、もう1人が浴槽内で介抱しているように見えたという。
出典
『浴槽で高齢男性2人心肺停止、1人は溺死、もう1人は死因特定できず 愛媛の福祉施設』
http://www.sankei.com/west/news/180502/wst1805020010-n1.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。