2018年5月3日5時7分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
アメリカで2日、中西部イリノイ州からニューヨーク近郊に向かっていたサウスウエスト航空の旅客機の客室の窓が突然割れ、旅客機は近くの空港に緊急着陸した。
航空会社によると、70人余りの乗客が乗っていたということだが、これまでのところ、けがをした人がいるという情報は入っていない。
乗客が機内で撮影した写真では、主翼付近の窓に縦にひびが入り、割れているのが確認できる。
地元メディアは乗客の話として、「とても大きな音がした。窓の一部がなくなっていて怖かった」と伝えている。
サウスウエスト航空はアメリカ各地を結ぶ国内線を運航する大手航空会社で、事前に座席を指定できないなど、サービスを限定する一方で運賃を抑える、独自の経営で利用者を増やしてきた。
しかし、先月17日にはエンジンが大破して客室の窓が割れ、乗客1人が死亡する事故を起こし、AP通信は今回の事故について「最悪のタイミングだ」と伝えている。
アメリカのFAA=連邦航空局は、窓が割れた原因を調べることにしているが、今後、安全性に対する懸念が高まりそうだ。
出典
『また旅客機の窓割れる 緊急着陸 先月と同じ米航空会社』
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180503/k10011425951000.html
5月3日18時22分に産経新聞からは、ヒビが入った窓の写真付きで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
米中西部シカゴ発ニュージャージー州行きのサウスウエスト航空が2日、機体の窓に亀裂が入ったことを理由にオハイオ州の空港に緊急着陸した。
乗客76人にけがはなかった。
サウスウエスト航空では、4月17日に飛行中の機体のエンジンが大破して窓が割れ、乗客1人が死亡する事故が起きたばかり。
AP通信は「最悪のタイミングの事故」と伝えた。
亀裂が入った理由は分かっていない。
サウスウエスト航空によると、窓は多層構造になっていて、機内の気圧などに影響はなかった。
点検のためにオハイオ州クリーブランドの空港に着陸した。
乗客がソーシャルメディアに投稿した写真では、主翼付近の窓に長い亀裂が入っている様子が確認できる。
4月の事故以来、サウスウエスト航空は業績が悪化しており、安全性を懸念する声がさらに高まりそうだ。
出典
『米サウスウエスト航空 窓にひびで緊急着陸 先月の死亡事故に続き』
http://www.sankei.com/affairs/news/180503/afr1805030009-n1.html
(ブログ者コメント)
先月起きた事故は、本ブログでも紹介スミ。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。