2021年2月26日14時2分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
川崎市は25日、同市高津区のレストラン「Iキッチン溝の口店」で食中毒が発生したと発表した。
客の40歳代男性2人が吐き気やのどの痛みなどを訴え、2人が飲んだ水の残りから塩素が検出された。
市は同店を1日営業停止処分とした。
2人とも軽症で快方に向かっている。
市保健所によると、23日午後3時40分頃、片方の男性の家族から「店で昼食を取った際、デキャンターで提供された水を飲んだら、塩素の臭いとのどに焼けたような痛みを感じた」と連絡があった。
同じ頃に同店を訪れたもう1人の男性も同様の症状を訴えたという。
市保健所の調査で、提供された水から極めて濃い塩素が検出された。
同店は前夜、洗浄のためデキャンターに水で薄めた漂白剤を入れており、「捨てずに誤ってそのまま提供してしまった」と説明しているという。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210225-OYT1T50252/
2月25日15時10分にNHK神奈川からは、通常の数1000倍の濃度の塩素が検出された、水を提供する直前に容器を消毒していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
23日、高津区にある飲食店「Iキッチン溝の口店」を利用した客から、「店で水を飲んだあと、のどに焼けるような痛みを感じた」などと連絡がありました。
市によりますと、水を飲んだ2人が吐き気やのどの痛みなどの症状を訴えましたが、いずれも症状は軽く、快方に向かっているということです。
保健所がこの水を調べたところ、通常の水道水の3400倍から8000倍にあたる1リットルあたり2400ミリグラム以上の塩素が検出されました。
店では水を提供する直前に容器の消毒をしていて、消毒液を洗い流さないまま提供したとみられるということです。
市は、この飲食店を25日一日の営業停止処分とするとともに、容器の洗浄方法などのマニュアルを作成するよう指導しました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/20210225/1050013103.html
2月25日12時25分に神奈川新聞からは、次亜塩素酸ナトリウムで消毒した後のすすぎが不十分だったらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
川崎市は25日、同市高津区溝口の飲食店で、デキャンタの水を飲んだ40代男性2人が吐き気やのどの痛みなどの食中毒症状を訴えたと発表した。
水から塩素(次亜塩素酸ナトリウム)が検出され、消毒したデキャンタのすすぎが不十分だったとみられる。
2人は入院せず、快方に向かっているという。
市保健所によると、23日に男性1人の家族から「水を飲んだら塩素のにおいとのどに焼けるような痛みを感じた」と連絡があった。
調べたところ、同じ日に飲食した別の男性も同様の症状を訴えていたことが判明した。
保健所は、水から検出された塩素が原因の食中毒と断定。
デキャンタを消毒した後、すすがなかった可能性があるとみている。
https://www.kanaloco.jp/news/social/article-410676.html
(ブログ者コメント)
塩素濃度の高さから考えると、すすぎが不十分だったというよりは、水で薄めた漂白剤が、そのまま提供されたような気がする。
よって、タイトルも、そのようにつけた。
ただ、前夜に漂白剤を入れたデキャンターを、翌日の午後3時40分に使ったという点が、よく分からない。
そのころまで客がこなかったということだろうか?
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。