2021年12月3日20時31分にNHK大分から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午前8時半すぎ、佐伯市の県立佐伯鶴城高校で、2年生の男子生徒が高さ1メートルのロッカーの上から転落し、いすの背もたれや床に後頭部を打ちつけました。
生徒は意識があったものの、後頭部から出血していたため、ドクターヘリで由布市内の医療機関に搬送され、緊急手術を受けました。
現在の容体については把握していないということです。
この学校では、来週から暖房の使用を始めるのを前に、生徒たちに教室のエアコンのフィルターの取り付けをさせていましたが、転落した生徒はロッカーの上に乗って作業していた際、バランスを崩したということです。
壁に据え付けられたエアコンの下にはロッカーがあり、床に固定されていました。
学校側は、生徒たちがロッカーに乗って作業するのを把握していたということです。
事故を受けて、県教育委員会はすべての公立学校に通知を出し、事前に安全な清掃方法を指導することなどを求めました。
県教育委員会高校教育課の三浦課長は会見で、「学校の管理下で重大な事故が発生したことをおわび申し上げる」と陳謝しました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/oita/20211203/5070011390.html
12月4日付で毎日新聞大分版からは、県内の高校で7年前に起きた事故を受け、屋外への転落には注意していたが・・・とブログ者が読み取った、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
県教委によると、男子生徒は3日午前8時35分ごろ、3階教室の窓際で高さ約1メートルのロッカーに乗り、エアコンのフィルターの取り換えをしていた。
誤って転落し、椅子の背もたれや床で頭を打ったものの、意識はあったという。
目撃した生徒が別の教室の教諭に知らせた。
県内では2014年に県立高校で生徒が窓の清掃中に4階から転落する事故が発生。
県教委はその際、転落防止策の一環として、「窓のそばのロッカーで立ち上がらない」などとする通知を出した。
三浦・高校教育課長は、「窓は閉めた状態で、外に転落する可能性はなかったが、高所での作業で安全配慮に欠けた面はあった」と話した。
https://mainichi.jp/articles/20211204/ddl/k44/040/470000c
12月3日20時27分にYAHOOニュース(テレビ大分)からは、7年前の事故では男子生徒が死亡したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
県内の高校では7年前に、中津南高校で大掃除をしていた男子生徒が校舎の4階の窓から2階に転落し亡くなる事故が起きている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/38fa5641b1598d5ce74d2494dcb03256653c9742
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。