2023年9月13日6時55分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
滋賀県草津市議選の投開票があった10日、市が落選した参政党新人候補の女性に、誤って当選を祝う文書を渡していたことがわかった。
文書はその後回収された。
12日、市役所で秘書課長らが女性に経緯を説明し、謝罪した。
女性は「一生に一度あるかないかという舞台で天国から地獄を味わい、つらい思いをした。二度とないようにしてほしい」と話した。
市では市議選の開票時に市長らが当選見込みの候補者の事務所を訪問し、祝福するのが慣例の公務になっているという。
今回も橋川市長と辻川、山本両副市長で手分けして事務所を巡回し、当選を祝う橋川市長の署名入りの文書を配っていた。
市によると、10日午後9時15分から開票所の市役所2階特大会議室で始まった開票作業で、市長らに候補者の当落を伝えるために待機していた秘書課長が女性の得票数を数え間違い、午後10時半過ぎに当選確実と判断。
秘書課長から連絡を受けた辻川副市長が女性の事務所を訪問し、お祝いの文書を渡した。
その後、間違いに気づいて文書を回収。
女性は最後の当選者と63票差で落選した。
秘書課長は、機械で読み取った票数が公表される前に、開票所で候補者別のかごに入れられた票の束を目視で確認し、得票数を推測していたが、女性のかごの中に他候補の100票が交ざっているのに気付かず、数え間違えたという。
秘書課長は「少しでも早く結果を伝えたい一心だったが、先走ったことで候補と支持者らに不快な思いをさせた」と説明。
「この公務の必要性や運用法などのマニュアル整備について今後検討したい」としている。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20230912-OYT1T50210/
9月12日14時54分にNHK滋賀からは、市はいち早く当選者を把握しようとしていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
草津市によりますと、10日に投開票が行われた市議会議員選挙で、市は当選が確実と判明したすべての候補者の事務所を訪問して祝いのことばを伝えていたということですが、このなかで、実際には63票差で落選した参政党の新人、中田氏を開票が終了する前に誤って当選と判断し、辻川副市長が事務所で当選の祝いを伝えていたということです。
当時、草津市では秘書課の職員がどの候補が当選ラインを超えたかいち早く把握しようと、開票所で独自の集計をしていましたが、中田氏の票が置かれていたかごに別の候補の票が混ざっていたため、票の計算を誤ったということです。
市は、誤りに気づいたあと中田氏に謝罪し、12日に改めて本人と党の関係者に経緯を説明したということです。
草津市は「少しでも早く当選を知らせに行こうとして誤った情報で動き、大変なご迷惑をおかけした。再発防止に努めます」とコメントしています。
参政党滋賀県連は「市には再発防止の徹底をお願いした。あってはならないことで大変遺憾に思います」とコメントしています。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。