2016年6月18日9時52分にNHK千葉から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6月19日0時55分に千葉日報から、6月19日付で朝日新聞ちば版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
18日午前1時半ごろ、成田空港のA滑走路西側にある照明変電所内で「男性作業員が感電した」と、消防に通報があった。
救急隊が駆けつけたときには男性は心肺停止の状態で、病院に搬送されたが、死亡が確認された。
警察によると、男性は、滑走路にある照明の管理などを行っている会社の30代の社員とみられ、少なくとも3人でケーブルの保守点検作業をしていて、男性はケーブルにラベルを貼る作業中に誤って通常使用しない変圧器に触れてしまったという。
警察は、死因は感電死とみて、男性の身元の確認を急ぐとともに、詳しい状況や原因を調べている。
成田空港会社によると、この時間は夜間で航空機の発着はなく、運航に影響はなかったという。
出典
『空港変電所で作業員が感電死か』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/1083268701.html?t=1466280873400
『成田空港で点検作業中の男性感電死 成田空港署』
http://www.chibanippo.co.jp/news/national/331473
(2017年1月22日 修正1 ;追記)
2017年1月19日付の毎日新聞千葉版紙面に、事故当時のやや詳しい状況が下記趣旨で掲載されていた。
1月19日付の千葉日報紙面にも、同趣旨の記事が掲載されていた。
(新情報に基づき、タイトルも修正した)
成田労基署は、18日、危険防止措置を取っていなかったとして、労安法違反の疑いで、男性の勤務先だった成田国際空港(NAA)の子会社「NAAファシリティーズ」(成田市)と、同社の航空照明課の男性班長(42)を書類送検した。
容疑は、昨年6月18日、成田空港内の照明変電所で、高圧ケーブルに貼ってあった温度を示すサーモラベルの交換作業を男性にさせた際、電源の停止を確認しなかったとしている。
交換作業中だった同課の男性作業員がケーブルを引き抜き、感電した。
同署によると、男性は班長と同僚の3人で作業していた。
電源を停止するのは男性の役割だった。
男性班長は、「(停電したかを確認する)検電をしなかった」と話しているという。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。