2016年6月22日付で読売新聞島根版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
出雲市は、21日、同市知井宮町の総合公園「真幸ケ丘(まさきがおか)公園」で18日午後7時過ぎ、家族らとバーベキューに来ていた同市内の1歳8か月の女児が、展望台の窓から約8m下の地面に転落し、胸の骨を折るなどの大けがを負ったと発表した。
窓際にテーブル(高さ33cm)2台が積み重ねられており、女児はその上にいて、網戸を突き破って落ちた。
発表によると、女児は親子のグループ約20人で展望台3階の多目的室(110m2)を訪れ、保護者らはバーベキューをしていた。
女児が上っていたテーブルの天板と窓の下枠との高低差は24cmで、女児の体重が網戸にかかった際、網戸の一部が破れて転落した。
地面は土だった。
女児は市内の病院に救急搬送され、肋骨1本を折り、右肺と肝臓に損傷があり、顔に擦り傷を負った。
直前まで女児が網戸にもたれかかっているのを見た参加者がいるという。
同市は、地元の住民団体を公園や展望台の指定管理者にしており、当時、団体職員1人が展望台から約150m離れた管理室にいた。
これまでに転落事故はなかったという。
同市は、窓際に物を置かないなど再発防止に努めるとしている。
同市都市計画課の小林課長は、「市に責任の一端はあるが、警察が捜査しており、責任については、結果を待たないと明確には言えない」と話した。
一方、出雲市が転落事故を公表したのは、事故から3日後の21日午後になってからだった。
同市は、消防からの連絡で、18日午後8時頃、担当の都市計画課職員が現場で状況を調査。
19日、家族から経緯などを聞き、20日から家族に公表の是非を打診していたという。
公表が遅れた理由について、同市の森山・都市計画担当部長は、「隠すつもりはなく、発表について家族の同意を得られたのが21日朝になったため」と釈明している。
出典
『8メートル転落、1歳児重傷 展望台網戸破れる』
http://www.yomiuri.co.jp/local/shimane/news/20160621-OYTNT50063.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
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