2016年6月17日8時6分に読売新聞から、違反例の解説図付きで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
車のナンバープレートにカバーをかけることなどを禁止する改正道路運送車両法が4月1日に施行され、群馬県警や関係機関が周知に力を入れている。
カバーは、プレートの汚れ防止などの目的で流通しているが、改正法では、無色透明も含めて、カバーの装着が全て禁止された。
プレートにシールを貼るなどして数字や文字が判読できない状態にすることも違反になる。
プレートを回転させたり、プレートの一部を折り曲げたりすることも不可とされた。
さらに、2021年4月以降に登録や検査の届け出をする車やバイクの場合、プレートを囲むフレームが、左右幅18.5mm以下、厚さ30mm以下など、一定のサイズに限られる。
プレートを取り付ける角度も細かく規定される。
県警は、本部や各署、県総合交通センターでポスターを掲示し、チラシを配布している。
関東運輸局群馬運輸支局も、県自動車整備振興会など関係団体に啓発のポスターやチラシを提供。
車検切れや不正改造の車を取り締まる街頭検査でも、周知している。
群馬県内では、一部が改正された県道路交通法施行細則が02年に施行され、速度自動測定装置(オービス)による取り締まりを逃れるためのプレートカバー装着が禁止された。
だが、改正前の道路運送車両法にはナンバーを見やすいように表示しなければならないとだけ規定され、明確な基準がないため、摘発が難しかった。
改正道路運送車両法の施行から2か月半がたつが、改正に伴う摘発は、県内ではまだない。
県警交通指導課は、「街頭活動などで指導や周知を徹底していきたい」としている。
出典
『車のナンバー、カバーや回転はダメ…改正法周知』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160617-OYT1T50001.html
(ブログ者コメント)
ようやくのこと、交通違反や犯罪を助長させる小道具の取り締まりが法制化された。
近所の家の赤外線不撮カバー装着車を見に行ったが、すでにカバーは外されていた。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。