2016年6月15日10時2分にNHK高知から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
高知市内の街路樹のうち、植えられてから長い年月の間に細菌などによって木の内部に空洞ができ、強風などで倒れるおそれのある木が185本あることがわかり、高知市で伐採を進めている。
高知市によるすと、去年11月、高知市洞ヶ島町の市道沿いに植えられていた街路樹が倒れ、民家の窓ガラスが割れる被害があったという。
これを受けて高知市は、市内にある樹齢25年以上の街路樹、およそ3600本を調べたところ、このうち185本が細菌や害虫などによって木の腐敗が進み、内部に空洞ができて、強風などで倒れるおそれがあることがわかったという。
このため高知市は、ことし3月からこれらの街路樹の伐採作業を進め、これまでに168本を撤去した。
残る17本について高知市道路管理課は、「これからの季節は台風などで強い風が吹くことがあるので、残りの街路樹についてもできるだけ早く撤去を進めたい」として、必要な予算確保などを進める方針。
出典
『倒木のおそれある木伐採進む』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kochi/8013138901.html?t=1466027340721
少し前の2016年3月24日16時33分に高知新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
高知市の市道沿いで2015年11月に起きた街路樹の倒木を受け、高知市が23日までに市内の街路樹3640本を調べた結果、185本に倒木の恐れがあることが分かった。
高知市が、順次、伐採作業を進めている。
高知市が管理する街路樹は、主に市道沿いに約7000本ある。
調査は、植樹から25年以上がたつ3640本を対象にした。
高知市職員が樹木医を交え、ハンマーでたたいたり、幹を揺すったりするなどの手法で内部の状態を調べた。
倒木の危険があり、伐採する必要があると判断した街路樹は、追手筋や長浜、潮江など高知市内の各地域の市道沿いにあり、木の種類もさまざまだという。
2015年11月に倒木した高知市洞ケ島町のプラタナスの場合は植樹40年前後で、根元の部分が空洞化していた。
同じ市道沿いのプラタナス143本のうち、57本は既に伐採している。
高知市道路管理課は、計185本(伐採済みのプラタナス57本を含む)に倒木の恐れが出た原因について、「老化や、菌が入ったなどさまざまな可能性があり、特定しづらい」としている。
高知市は、今後、切り株の撤去や植樹を進めるが、予算の関係で、作業完了の見通しは立っていないという。
出典
『高知市の街路樹185本が空洞化で倒れる恐れ 伐採進める』
https://www.kochinews.co.jp/article/10934/
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。