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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20151141942分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
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42122分に日本経済新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

原子力規制委員会は、4日、東京電力柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市、刈羽村)6号機で、原子炉の緊急停止などに必要な「安全系」ケーブルと他の「一般系」ケーブル160本以上が混在していたとして、原子炉等規制法に基づく技術基準に違反すると認定した。
規制委は、今月末までに原因と対策について調査・報告するよう、東電に文書で指示した。

基準では、緊急時に原子炉停止などの信号を送る「安全系」ケーブルは、火災での延焼を防ぐため、「一般系」ケーブルと分けて敷設するよう定めている。
だが、両系統のケーブル計約6000本を区切っていた難燃性の「分離板」約1500枚のうち、50枚以上が倒れたり穴が開いたりして、多くのケーブルが板を越えていたという。

7号機でも同様の事例があり、東電は9月28日に規制委に報告していた。

また、同原発の安全対策工事7件で、規制委は4日、原子炉等規制法に基づく保安規定への違反があったと認定した。
9月に同委の現地事務所が、工事の設計が適切かどうかについて、東電の社内確認が不十分だと指摘していた。


出典URL

http://mainichi.jp/select/news/20151105k0000m040045000c.html

http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG04HA7_U5A101C1CR8000/

 

 

1141239分に時事ドットコムからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

原子力規制庁は4日、東京電力柏崎刈羽原発6、7号機で、原子炉の安全設備に関する信号を伝送するケーブルが不適切に敷設されていたと、原子力規制委員会に報告した。

 

6、7号機は再稼働の前提となる審査が行われており、同じ沸騰水型原発の中で優先的に審査が進められている。


同庁によると、9月28日に東電から、柏崎刈羽6号機で安全設備の信号を伝送するケーブルとそれ以外のケーブルが混在していたと連絡があった。

 

設計上、安全設備の信号を伝送するケーブルは他のケーブルと分離板で区分する必要があるが、不適切な工事によって分離板が除去されたり破損したりし、混在した状態になっていたという。

 

出典URL

http://www.jiji.com/jc/zc?k=201511/2015110400436&g=soc

 

 

114173分に日テレNEWS24からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

新潟県の柏崎刈羽原発で起きたケーブルの設置ミスについて、事業者の東京電力からいまだ詳しい説明がないとして、原子力規制委員会は4日、東京電力に、行政指導に当たる「指示文書」を出すことを決めた。


柏崎刈羽原発では今年9月、6号機の中央制御室の床下に設置されているケーブル約600本のうち、約160本が規制委員会の基準通りに設置されず防火対策が不十分だったことが判明した。


原子力規制庁は、速やかな状況把握や原因究明が必要だとして、これまで東京電力に対し、再三詳しい報告を求めてきたが、東京電力からはいまだ詳しい回答がないため、4日の規制委員会では、「大変ゆゆしき事態だ」「東電は深刻に受け止めるべき」との意見が相次いだ。

その上で、規制委員会は東京電力に対し、柏崎刈羽原発すべての原子炉のケーブルの状況を報告するよう、「指示文書」を出すことを決めた。
指示文書では、あわせて、今月中に再発防止対策を報告することも求めている。

 

出典URL

http://www.news24.jp/articles/2015/11/04/07313991.html

 

 

115953分に新潟日報からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

6、7号機は、再稼働の前提となる審査が集中的に行われている。

定例会合で更田委員長代理は、「いくら立派な(安全対策の)方針が示されても、工事段階でこのようなことが行われるようでは、事業者の信頼性に関わる。東電は、重大な問題だと受け止めるべきだ」と指摘した。

 

出典URL

http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20151105215530.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

○不具合点はさておき、原発での安全対策の一例として紹介する。

 

○東京電力HPに11月4日付で掲載されているプレスリリースには、「難燃性」ではなく、「耐火性」の分離板だと記されている。

http://www.tepco.co.jp/cc/press/2015/1263098_6818.html

 

 

 

(2015年11月13日 修正1 :追記)

 

201511111724分にNHK新潟から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

この問題について東京電力は、11日の会見で、ケーブルの混在が6号機で175本確認されたうえ、7号機でも121本が新たに確認されたと発表した。


原因について、東京電力は「社員の認識が甘かった」としたうえで、ケーブルを敷設する会社に具体的な要求を行っていなかったことや、完成後も分離状態を確認していなかったなどとしている。


出典URL

http://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/1033434931.html?t=1447277957630

 

 

11111956分に読売新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

東京電力は11日、再稼働を目指す6、7号機の中央制御室床下で、本来は区分すべき原子炉安全装置などのケーブル計296本が、一般のケーブルと交じって敷設されていたと発表した。

このうち20本は約20年前の建設時から混在した状態だったという。

 

同原発によると、ケーブルは6、7号機でそれぞれ約6000本ある。

近くに運転員が常駐していることなどから、安全性に影響はないとしている。

 

出典URL

http://www.yomiuri.co.jp/national/20151111-OYT1T50167.html

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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