2015年11月2日付で信濃毎日新聞から、下記趣旨の記事がポンプ車の写真付きでネット配信されていた。
1日午後9時10分ごろ、岡谷市赤羽の国道20号交差点で、火災現場に向かうため緊急走行中の市消防団第1分団のポンプ車が左折した際、車両後部から団員の自営業今井さん(男性、35歳)が転落した。
諏訪市内の病院に運ばれたが、頭の骨を折り、頭蓋内出血で重体。
今井さんを助けようと車から飛び降りた団員の会社員成田さん(男性、42歳)も、頸椎捻挫の軽傷。
警察や消防によると、ポンプ車は1日夜に岡谷市赤羽で発生した住宅火災の現場へ急行する途中で、団員の会社員大畑さん(男性、37歳)が運転。
警察は、大畑さんや同乗の団員から事情を聴き、事故当時の状況を調べている。
現場は、国道と市道が交わる丁字路。
ポンプ車は定員10人で、事故当時は車両前部に団員5人、車両後部に今井さんと成田さんの2人の、計7人が乗っていた。
左折時の速度は、時速20km/hr以下だったという。
消防によると、ポンプ車の後部にドアなどはなく、開放されている。
シートベルトもない構造で、緊急走行中は椅子に座り安全ポールにつかまるよう指導しているという。
事故当時、成田さんは椅子に座っていたが、今井さんは出入り口付近に立ち、安全ポールにつかまっていたらしい。
出典URL
http://www.shinmai.co.jp/news/20151102/KT151102FSI090005000.php
11月2日11時4分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午後9時10分ごろ、長野県岡谷市赤羽3の国道20号交差点で、緊急走行中の市消防団岡谷第1分団の消防車が左折した際、荷台に乗っていた団員の自営業、今井さん(35)が勢いで車外に投げ出された。
今井さんは、頭蓋骨を骨折する重傷。
今井さんを助けようと車から飛び降りた男性消防団員(42)も、頸椎捻挫の軽傷を負った。
消防によると、消防車はトラック型(定員10人)。
事故当時、運転手(37)を含め、運転台部分に5人、ほろをかぶせた荷台部分に今井さんと軽傷の男性が乗り、住宅火災現場に向かっていた。
荷台にはベンチがあるが、今井さんは準備作業のため立った姿勢で、開いた後部から投げ出されたとみられる。
諏訪広域消防本部岡谷消防署は2日午前、記者会見し、「左折時の速度は時速20km/hr以下だった」と説明。
浜署長は、「残念な事故。今後は安全管理をより徹底したい」と話した。
住宅火災は1日午後8時45分ごろに発生し、約1時間半後に消し止められた。
木造2階建てが全焼し、けが人はなかった。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20151102k0000e040183000c.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。