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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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201510292234分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

製品評価技術基盤機構(NITE)は、29日、湯沸かし器や風呂がまなど長期間の使用で事故が起きやすい家庭用機器によって、2010〜14年度に540件の事故が発生し、6人が死亡、35人が軽傷を負ったと発表した。

点検不足や経年劣化による異常を知りながら使い続けて事故に遭うケースが多く、「定期的に業者の点検を受けてほしい」と呼びかけている。

NITEによると、11年に茨城県内で、約34年使われていたガス瞬間湯沸かし器が給気不足による異常燃焼を起こし、一酸化炭素中毒で2人が死傷した。
ほこりやすすが内部に詰まっていた。

また、約16年の使用ですすが詰まり、エラーで停止した石油風呂がまを、利用者がリセットを繰り返して使い続けたところ出火した事故などがあった。

NITEが調査したのは、所有者による保守が難しく、経年劣化で重大事故の可能性が高まる、
・屋内式ガス風呂がま(都市ガス、LPガス)
・屋内式ガス瞬間湯沸かし器(同)
・石油給湯機
・石油風呂がま
・密閉燃焼(FF)式石油温風暖房機
・浴室用電気乾燥機
・ビルトイン式電気食器洗い機
の9製品。

これらは、消費生活用製品安全法に基づく「長期使用製品安全点検制度」の対象で、購入時に製造会社や輸入業者に登録すると、点検やリコール情報など安全に関する通知が届く。
しかし、経済産業省によると、登録率は今年3月末現在で37.2%にとどまっている。


出典URL

http://mainichi.jp/select/news/20151030k0000m040080000c.html

 

 

10291613分にNHK首都圏NEWS WEBからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

湯沸かし器や食器洗い機など、住宅に設置されているタイプの石油・ガス機器や電気製品では、使用期間が10年を超えた製品で部品の劣化による発火や発煙などの事故が相次いでいるとして、NITEが注意を呼びかけている。

製品事故を調査しているNITEによると、台所や風呂の湯沸かし器、食器洗い機など、住宅に設置されているタイプの石油・ガス機器や電気製品では、使用期間が10年を超えた製品で、発火や発煙などの事故が、ことし3月までの5年間にあわせて540件、メーカーから報告されている。
こうした事故で26人がけがをし、6人が死亡したという。


石油・ガス機器や電気製品の事故は、使い方を誤って起きることが多くなっているが、10年を超えた製品では、配管のつなぎ目のゴムが劣化して燃料が漏れたり、配線が切れてショートしたりするなど、部品の劣化も主な原因になっていて、定期的な点検を行って適切に部品を交換していれば防げた可能性があるという。


NITEの池谷課長は、「住宅設置型の製品もおおむね10年を超えると定期的な点検が重要で、場合によっては、買い替えの検討も必要になります。メーカーに登録しておけば、点検の時期を知らせてくれる制度もあるので、ぜひ活用して欲しい」と話している。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20151029/3077241.html

 

 

10291917分に共同通信からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

NITEは、29日、風呂釜や給湯器による火災など、10年以上使い続けたガスや石油、電気機器の事故が3月までの約5年間で540件発生し、うち5件で6人が死亡、26件で35人が軽傷を負ったとして注意を呼び掛けた。

購入時にユーザー登録をすれば点検の通知が届く「長期使用製品安全点検制度」の対象となっている9製品を、10年以上使用して起きた事故数を集計した。

原因は経年劣化や使用者の不注意が多いと分析し、「事故を防ぐにはユーザー登録が重要。定期的に点検を受け、異常があれば使用を中止して」としている。

出典URL

http://www.47news.jp/CN/201510/CN2015102901001612.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

NITEがHPで公表している資料中、主な事故事例として、下記の記載があった。

 

・屋内式ガスふろがまの長期使用(使用期間約17 年)の間に生じた結露水等の影響によって点火不良が生じ、点火操作を繰り返したことで機器内に未燃ガスが滞留して異常着火した。

・石油ふろがま(使用期間約16 年)内部にスス等の異物が堆積して異常燃焼が生じ、エラー表示が出ていたが、リセットを繰り返して使用を続けたため異常燃焼が継続して出火した。

・ビルトイン式電気食器洗機の長期使用(使用期間約20 年)によるドア開閉の繰り返しで、ドア下部の内部配線に半断線が生じ、ショートして火災が発生した。

http://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/press/2015fy/prs151029.html

 

 

 

 

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魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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