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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20176182130分に新潟日報から、事故発生を伝える、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

6192249分に毎日新聞から、6191827分にNHK新潟から、61975分に産経新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

17日午後4時半ごろ、新発田市滝谷の滝谷森林公園内の加治川で遊んでいた新潟市北区の母親(45)と小学4年の息子(9)が流され、病院で治療を受けた。

上流の「加治川治水ダム」を管理する県から予告なく放流され、川の水位が上昇したことが原因とみられる。


県が18日未明、発表した。

事故を受け、放流の予告ルールを見直す考えを明らかにした。


県によると、母親と息子は17日、家族4人で公園を訪れた。

2人が川に入って遊んでいたところ、水位が徐々に上昇。

水深の浅い川の中央部に避難したが、さらに水位が上がり、母親は下流に約100m、息子は数m流された。


公園を管理する新発田市職員や他の公園利用者が119番通報。

2人は公園職員らに救助された後、母親は低体温症の疑いで、息子は擦り傷を負って同市内の病院に搬送された。

治療を受けたが、2人とも命に別条はないという。


加治川治水ダムでは、「羽越水害復興50年事業」の一環として、17日午後2時前から約50分間、一般客にダムからの放流を公開する「観光放流」が行われ、毎秒3.5~9.5トンを流した。

 

その後も水位調節のため放流を続け、午後3時40分ごろ、水量は毎秒26トンとピークに達した。

 

このイベントでは、水を滝のように流すため、ダムの放流量をしぼった後、放流量を増やして貯水量を調整する措置を実施。

下流では一時的に水かさが減り、川の中に入れる状態になっていた。

 

ダムから放流された水は、約50分後に約4.5km下流の滝谷森林公園に届くため、母子が流された午後4時半ごろ、事故現場の水位は最も高くなり、放流前の約15cmから約75cmに上がったとみられる。

 

公園を管理する新発田市の臨時職員で、親子が流されるのを目撃した男性は、「はじめはゆっくりしていた水の流れが一気に強くなり、急な増水に恐怖を感じた。周りにいた人たちが親子に『頑張れ』と声をかけていていた。」などと話していた。

 

公園管理事務所から放流をやめるよう連絡を受け、午後4時40分にゲートを閉めた。


県は、加治川治水ダムの放流により、ダムから約11km下流の水位観測所で、30分間で20cm以上の水位上昇がある場合、流域の新発田市、聖籠町などに事前連絡し、サイレンを鳴らして警告した上で放流すると規則で定めている。

 

ただ17日は、水位の上昇を30分間で20cm未満と見込み、事前連絡をしなかった。

しかし、水難事故現場は水位観測所より上流部にあり、60cm程度の上昇があった。

 

これまで、毎秒26トンを放流した際に事故はなかったという。


県河川管理課は、「このような事態を招き申し訳ない。放流の際は水位に関係なく、事前連絡やサイレンを鳴らすことを検討するなど、再発防止に努めたい」と話した。

 

出典

『新発田・加治川で母子流される 県が予告なくダムから放流』

http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20170618330446.html

『水難事故 ダムの放流で親子けが 新潟県、事前に周知せず』

https://mainichi.jp/articles/20170620/k00/00m/040/066000c

ダム放流告知せず下流の親子けが

http://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/1034381211.html

『ダム放流を知らされず 母子流されるも無事 新潟・新発田』

http://www.sankei.com/region/news/170619/rgn1706190022-n1.html 

 

 

6201241分にNHK首都圏からは、国交省が全国に横展開通知を出したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

国交省は20日、全国でダムを管理する都道府県や独立行政法人の水資源機構、それに国交省の地方整備局の担当者に対して、同じような事故を防ぐため、安全確保の徹底を求める通知を出した。


通知では、川の利用者が多くなる時期を迎えることから、観光放流などを行う際には、下流の安全に十分注意するよう求めている。

 

出典

ダム放流事故受け国交省が通知

http://www.nhk.or.jp/shutoken-news/20170620/4407711.html 

 

 

6201753分にNHK新潟からは、告知しなかったのはルール違反だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

県は19日の記者会見で、「放流の告知は、ダムの運用ルールを定めた県の細則にもとづいて放水量を基準に行うが、今回は基準以下だったため告知しなかった」と説明していた。


しかし、20日の定例記者会見で米山知事は、報道陣から「細則には、ゲートを開けて放流を行う際に告知すると書いてあり、これまでの説明には誤りがあるのではないか」と問われたのに対し、「細則に明らかに抵触している。大いに反省すべきだ」と述べ、県がダムの運用ルールに違反し、告知を行っていなかったことを認めた。


そのうえで、今月26日までに再発防止策をまとめる考えを示した。

 

出典

知事「告知せず放流ルール違反」

http://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/1033932711.html 

 

 

             (2/2へ続く)

 

 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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