2017年6月19日12時35分にNHK広島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
18日午後8時ごろ、熊野町城之堀の住宅街で住民から「樹脂が焼けたような臭いがする」と消防に通報があり、男女5人が目の痛みや舌のしびれを訴えた。
消防は、周辺を立ち入り禁止にしたうえで住民に避難を呼びかけたが、およそ2時間後に異臭はなくなり、住民は自宅に戻ったという。
警察のその後の調べで、当時、付近の住宅でトイレの便座が焼けるボヤが起きていたことがわかったという。
警察は、異臭の原因とみて調べている。
現場は山あいにある住宅街で、マスクをつけた消防隊員が行き交うなど、一時、騒然とした。
出典
『異臭は便座焼けるボヤが原因か』
http://www.nhk.or.jp/hiroshima-news/20170619/4384541.html
(ブログ者コメント)
便座が燃える事故はしばしばあるようで、TOTOのHPには以下のお知らせが掲載されていた。
(2013年11月29日付)
日頃は、当社製品にご愛顧を賜わり、誠にありがとうございます。
当社が会員になっております、温水洗浄便座の業界団体である一般社団法人温水洗浄便座工業会では、2007年5月の消費生活用製品安全法改正の趣旨を踏まえ、事故情報の収集・分析を行い、製品事故の再発防止に努めてきております。
しかしながら、長期使用による経年劣化事故や故障した状態での継続使用により発生する事故が断続的に発生しております。
また、尿や洗剤などの影響で温水洗浄便座が故障するケースも散見されることから、事故防止と安全確保のために安全啓発を目的とした各種活動を行なっています。
その活動の一つとして、消費者の皆様に温水洗浄便座を安全・安心にご使用いただくため、使用上の注意事項をまとめたパンフレットを作成して、普及啓発しています。
温水洗浄便座は電気製品であり、故障したままで使い続けると、火災や感電、室内浸水の原因となりますので、便座のひび割れやコードの傷、焦げ臭いにおいや水漏れなどの異常にお気づきの場合は、電源プラグを抜き、止水栓を閉めて、ご購入販売店・工事店または下記TOTOお客様相談室へお問合せいただきますようお願い申し上げます。
出典
『温水洗浄便座工業会からの安全啓発のお知らせ』
http://www.toto.co.jp/News/20081117/index.htm
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。