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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2017619211分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

19日午後0時10分ごろ、大阪府箕面市下止々呂美(しもとどろみ)の新名神高速道路の建設工事現場で、トラックのクレーンでつり上げていた重さ約800kgの鉄板(縦約3m、横約1.5m、厚さ約2cm)がフックから外れて落下し、建設会社員の男性(48)が下敷きになって間もなく死亡した。

 

新名神の工事を巡っては昨年4月以降、事故が相次いでいる。

警察などが、安全管理に問題がなかったか調べている。

 

西日本高速道路(NEXCO西日本)によると、工事は同社が建設会社など2社に発注。

この日は、道路の舗装工事で重機や車両を走らせるために、鉄板を敷き詰めていた。

男性は下請け会社の社員で、土の地面が平らになるよう作業をしていたという。

 

事故を受け、新名神のクレーン作業の一部は中止となった。

 

 

新名神の工事現場では、事故が相次いでいる。

 

昨年4月には、神戸市北区で橋桁が約15m下の国道に落下し、作業員10人が死傷。

昨年5月も、今回の現場から東に約700m離れた場所で、橋桁を仮支えしていた支柱が倒れ、下を走る箕面有料道路をふさいだ。

昨年10月、兵庫県猪名川町でも、作業員が転落死する事故があった。

 

NEXCO西日本は、神戸市の事故以降、本社に安全管理の専門部署を設けたり、現場の巡回を強化したりしていたという。

NEXCO西日本関西支社の里深・建設事業部長は記者会見し、「様々な安全管理活動を励行してきたが、再び死亡事故が発生し、誠に申し訳ない」と陳謝した。

 

出典

新名神工事現場、止まらぬ事故 NEXCO西日本が陳謝

http://www.asahi.com/articles/ASK6M6WL7K6MPTIL00V.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

〇吊り荷の下に入らない、吊り荷の下で作業しないということは、建設業界でも常識のはずだ。

昨年、事故が続いた中で、どのように安全管理を強化していたのだろうか?

 

〇昨年起きた3件の事故は本ブログでも紹介スミ。

 

 

 

(2017年7月12日 修正1 ;追記)

 

2017620日付の大阪日日新聞紙面に、事故当時のやや詳しい状況が下記趣旨で掲載されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

男性ら4人が、鉄板を1枚ずつ荷台から降ろし、道路に敷き詰める作業をしていた。

 

鉄板が地面に着く直前、吊るしていたフックが外れ、男性を直撃した。

 

 

2017628日付で朝日新聞(聞蔵)からも、やや詳しい状況などが下記趣旨でネット配信されていた。

 

NEXCO西日本は27日、鉄板の真下で作業をさせていたことが適切でなかったとの見方を示した。

 

工事を発注した同社によると、車両を通すために敷いた鉄板にガタツキがあり、クレーンで鉄板の片側を50cmほど持ち上げた。

 

男性は、その下でかがんで地面をならしていたが、クレーンのフックから外れた鉄板の下敷きになったという。

 

事故で中止していた工事は28日に再開する。

 

 

 

(2017年10月8日 修正2 ;追記)

 

20171061712分にNHK関西から、親フックではなく補助フックだけが使われていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

1061837分に日テレNEWS24(読売テレビ)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察が詳しい状況を調べた結果、クレーンについた2つのフックのうち、重さ3トンまでつり上げられる「親フック」ではなく、500kgまでの「補助フック」だけが使われていたという。


警察は、本来使うべき「親フック」を使わずに、安全管理を怠ったなどとして、クレーンを操縦していた57歳の作業員と55歳の現場責任者を、業務上過失致死の疑いで書類送検した。


警察によると、2人は容疑を認め、作業員は「親フックを使うと手間がかかるので補助フックを使った」、現場責任者は「きちんと指示をしておくべきだった」と、供述しているという。

 

出典

新名神工事鉄板事故で書類送検

http://www.nhk.or.jp/kansai-news/20171006/4589021.html 

新名神死亡事故 現場責任者ら2人書類送検(大阪府)

http://www.news24.jp/nnn/news88920201.html

 

 

 

(2017年12月10日 修正3 ;追記)

 

20171281129分にNHK関西から、書類送検されていた2人は不起訴や起訴猶予になったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

大阪地検は、捜査の結果、現場責任者の男性については、起訴するだけの証拠が得られなかったとして不起訴にし、クレーンを操縦していた男性作業員については、起訴猶予にした。


起訴猶予の理由について大阪地検は、「役割や事故後の状況を考慮した」としている。

 

出典

新名神工事の死亡事故で不起訴

http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20171208/3418571.html 

 

 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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