2014年6月22日9時21分に福島民報から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
21日午後3時20分ごろ、三春町字大町の桜川で河川改修工事をしていた会社員の男性(59)が増水した川に落ちた。
警察などが、下流域で男性の行方を捜している。
警察や同僚によると、男性は他の作業員5人と同日午前8時ごろから現場で作業をしていた。
男性は事故当時、水流を調節するパイプが流失するのを防ごうと、水際近くに降りていた際に足を滑らせたとみられる。
男性と一緒に作業をしていた男性(65)は、「仲間が川沿いの道路を走って男性を追い掛けたが、流れが速くて追い付けなかった。無事に見つかってほしい」と安否を気に掛けていた。
現場は、役場などの公共施設や商店、住宅が連なる町中心部。
付近では午後2時ごろから強い雨が降り、桜川は急激に水かさが増していた。
三春町は事故を受け、防災無線で水難事故や土砂災害への注意を呼び掛けた。
出典URL
http://www.minpo.jp/news/detail/2014062216433
6月22日付で毎日新聞福島版からは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
当時、現場付近では集中的に強い降雨があり、男性は急激な増水で流された工事部品を回収する際に足を滑らせたという。
警察などによると、男性は同僚ら計6人で川の改修工事に当たっていた。
午後3時ごろから1時間雨量33mmの強い雨に見舞われ、工事のために川の水量を調整するためのパイプが流されたという。
男性は、川岸からパイプを陸に引き上げようとした際に足を滑らせ、増水した川に流された。
出典URL
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20140622ddlk07040094000c.html
6月23日付で朝日新聞福島中会版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察は22日、男性の遺体が3km下流の川の中で見つかったと発表した
水死の可能性が高いという。
(ブログ物コメント)
福島民報掲載の写真を見ると、川幅は5~6mほど。両岸は石かコンクリートブロックで切り立っており、そこを濁流が渦巻いて流れている。
見るからに危険。
パイプが流されたのを見て、一瞬、拾わなくちゃということだけが頭に浮かび、自分が流される危険性には思い至らなかった・・・ということだろうか?
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。