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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20195162255分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

16日午後2時55分ごろ、福岡県小郡市二森の宝満川で「小学生2人が溺れた」と119番があった。

 

2人のうち、近くに住む市立御原小3年、Mさん(男児、8歳)が約2時間半後、深さ約6mの川底に沈んだ状態で見つかったが、搬送先で死亡が確認された。

 

もう1人は近所の男性に救助され、命に別条はなかった。

 

市によると、2人は御原小の同級生。

3年生7人と1年生1人の計8人で集まり、うち6人が川で泳ぐなどしていた。

 

警察によると、現場は川幅30~40m。

堰がある。

 

Mさんが溺れ、助けようと近づいたもう1人も溺れたらしい。

 

現場では住民数10人が捜索の様子を不安そうに見守った。

70代男性は、「川で子どもが遊ぶのを見ることはほとんどなかったのに」と言葉を詰まらせた。

 

御原小によると、この日は午前の授業で終わり、児童は給食後に下校したという。

 

出典

『小学生2人溺れ1人死亡 福岡・宝満川』

https://mainichi.jp/articles/20190516/k00/00m/040/274000c 

 

 

517635分に西日本新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察や市教委によると、2人はクラスメートで、下校後にほかの同級生4人と、水深が膝下ほどになっているコンクリート製のせきの上で遊んでいたが、M君が足を滑らせて下流側に転落した。

 

救助された男児は、溺れたM君を助けようとして、自分も溺れたという。

 

下流側の川幅は30~40mで、水深は約6m。

川の周囲に柵はなく、遊泳禁止の場所ではなかった。

 

出典

小3男児、川で溺れ死亡 助けに入った級友は救助 小郡市

https://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/510758/ 

 

 

518728分に西日本新聞からは、堰付近では流れが変わるので危険など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

小郡市の宝満川で16日、小学3年の男児2人が溺れ1人が死亡した事故は、農業用の堰で起きた。

 

川に関する調査研究を行う河川財団(東京)によると、堰付近は流れが複雑で、全国で水難事故が多発している。

 

筑後地区には筑後川や矢部川、その支流やクリークもあり、水辺は身近な遊び場だ。

 

事故から子どもを守るため、専門家は、「川に潜むリスクを理解させる教育が重要」と指摘する。

 

小郡市によると、現場は農業用の「端間堰(はたまぜき)」。

周囲に柵はなく、護岸も緩やかで、児童の足で簡単に入ることができる。

 

だが、同市教育委員会は、子どもの遊び場になっていたことを事故後に把握したという。

 

警察や市教委によると、児童たちは水深が膝下程度の堰の上で遊んでいた。

亡くなった男児は足を滑らせ、急に深くなる下流側に転落。

救助された1人も、助けようとして溺れた。

 

河川財団の調査で、2003~17年、堰付近で発生した水難事故は128件。

同財団「子どもの水辺サポートセンター」の菅原主任研究員によると、流量が多い川の場合、堰の下流側では、水位の違いによる落差のため、強力な渦が生じることもあるという。

 

菅原主任研究員は、「一見すると浅いと思った場所が深かったり流れが速かったりすると、パニックになって溺れることが多い」と説明した。

 

小松利光九州大名誉教授(応用水理学)は、「堰や橋脚など河川の構造物の近くは、思わぬ危険が潜んでいる可能性がある」と指摘した上で、「学校教育などで子どもたちに危険箇所を伝えるだけでなく、自ら危険を感じ取る能力を育てることが望ましい」と話した。

 

市教委は、事故を受け17日朝、緊急の園長・校長会を開き、地域の危険箇所を再度確認し、今後はそうした場所では泳がないことなどを周知徹底するよう確認した。

 

   ◇   ◇

 

【遊泳禁止の根拠法なく】

 

男児が溺れて死亡した宝満川は、事故現場を含めて、遊泳禁止の措置はとられていなかった。

 

県河川管理課によると、「川は、原則、誰でも自由に使っていいもの。県の管理河川で県が遊泳禁止にしている区域はない」という。

 

一方で、地元では事故を受け、現場周辺を立ち入り禁止にするよう検討する動きも出ている。

 

同課によると、河川での遊泳を禁止する根拠となる基準や法律はない。

 

事故防止のために注意喚起を行う判断は、自治体や行政区、学校など、地元の関係者の判断に委ねられているのが実情だ。

 

例えば、「遊泳禁止」を決めて看板を河川敷に立てる場合、基礎工事などが必要なら管理者への占用許可申請をしなければならない。

 

しかし、宝満川を管理する久留米県土整備事務所は、「看板設置の申請はこれまでなかった」という。

 

一方、現場の端間堰を管轄する市農業振興課は、今後は堰に立ち入らないよう注意喚起する看板とフェンスを設置する方向で、関係者と調整を始めると明らかにした。

 

同事務所は、「地元から看板を立てたいという相談があれば、協力したい」としている。

 

出典

堰付近の水難事故多発 小郡市の宝満川、小3死亡 深い水深、流れ速く
  [福岡県]

https://www.nishinippon.co.jp/nnp/f_chikugo/article/511047/https://www.nishinippon.co.jp/nnp/f_chikugo/article/511047/

 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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