2019年5月16日17時58分にNHK首都圏から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
16日午後2時前、東京・品川区東五反田のホテルの建設現場で鉄の棒が落下して、歩道を歩いていた30代の女性の頭にあたった。
女性はけがをして病院に運ばれて手当てを受けたが、けがは軽いという。
警察によると、落下した鉄の棒は長さ42cm、重さ730gで、溶接に使うためのものだという。
警察は、当時の状況を確認するとともに、工事の担当者などから話を聞いて、安全管理に問題がなかったかなどを調べている。
現場はJR五反田駅前のロータリーのすぐ近くで、人通りが多い場所。
事故の瞬間を目撃したとツイッターに投稿した女性によると、突然、鉄の棒のようなものが、自分の前を歩いていた女性の頭の上に落ちてきたという。
この女性は、けがをして血を流し、首と頭を押さえていたということだが、周りの人も何が起きたのか状況が飲み込めない様子だったという。
出典
『建設現場で鉄の棒落下 女性軽傷』
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20190516/0029761.html
5月17日9時11分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
建築資材の鉄棒1本が足場付近から落下し、路上を歩いていた30歳代の女性の頭に当たった。
女性は病院に搬送されたが、命に別条はないという。
付近には資材の落下防止ネットが設置されていた。
出典
『路上歩く女性の頭に鉄棒落下、長さ40cm』
https://www.yomiuri.co.jp/national/20190516-OYT1T50326/
(ブログ者コメント)
〇以下は、NHK映像の1コマ。
落花した棒がどの程度の太さかは不明だが、落下防止ネットが張られていても、細い棒であれば網の目をすり抜ける、あるいはネットと壁の間から落ちることも考えられる。
〇同種事例としては、昨年に渋谷区のビル修繕現場で鉄パイプがシートの隙間から落下して通行人が負傷した事故が、また2016年に港区のビル修繕現場で足場パイプが落下し、通行人に刺さって死亡した事故が記憶に新しい。
(両事例ともに本ブログで紹介スミ)、
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。