2020年9月1日19時31分にYAHOOニュース(テレビ新潟)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
波が沖に戻るときには「離岸流」という強い流れが発生する。
9月1日、聖籠町の海水浴場で海上保安部などが離岸流の調査を行った。
9月1日、新潟海上保安部と長岡技術科学大学が聖籠町の網代浜海水浴場で離岸流の調査を行った。
波が海岸に打ち寄せる際、海水はどんどん岸にたまるので、どこかから沖に戻ろうとする。
この時、岸から沖に流れる速い流れのことを離岸流と呼ぶ。
県内では、去年までの過去5年間で18人が、離岸流が原因と思われる事故にあっている。
1日の調査では着色剤を海に入れ、どこに離岸流が発生しているか確認をした。
長岡技術科学大学・犬飼直之准教;
「波が低いですけども、今日は。それでも少し弱い流れが発生
して、それが集まって沖に流れが出る。これが海岸での流れ
になります」
また、離岸流により、どれくらい人が流れるかを調べてみると…
1日は比較的波が低いほうだったが、約15分の間に200メートル以上流された。
長岡技術科学大学の犬飼直之准教授は、「気づかないうちに沖に出て行ってしまう、こういう恐ろしさがあると思います」と話した。
新潟海上保安部は、もし離岸流に巻き込まれた場合は、岸と平行に泳いでほしいと呼びかけている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a2779c5ea0b3f9526b3ef9927fcaf8db79e2cd6b
9月1日18時58分にYAHOOニュース(新潟放送)からは、今回の調査で見つかった離岸流は弱かったが、それでも人(浮き輪を使用した実験参加者)が15分で斜めに200m流されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
海水浴中の事故につながる危険な流れ「離岸流」です。
この離岸流の調査が、新潟県聖籠町の海水浴場で行われました。
離岸流の調査は、第9管区海上保安本部と長岡技術科学大学が協力して行いました。
着色剤をまいて波の流れを調べます。
【長岡技術科学大学 犬飼直之准教授】
「流れがころっと変わるのが離岸流の特徴。波打ちとか天気の状態によって、どっちの方向に離岸流が出るか、どのくらいの流速になるか、それはそのときの状態でころころ変わる」
離岸流とは、海岸に打ち寄せた波が沖に戻るときに発生する強い流れで、巻き込まれると、あっという間に沖に流されてしまう危険性があります。
調査では、秒速10センチから15センチほどの弱い離岸流が見つかりました。
このような弱い離岸流でも、人が浮いてみると、たった15分で沖に向かって斜めに200メートルほど流されてしまいました。
【長岡技術科学大学 犬飼直之准教授】
「穏やかな天気のときにも、それに応じた少しゆっくりの離岸流が発生する。気が付かないうちに沖に出て行ってしまう恐ろしさがある」
【新潟海上保安部交通課 木村亨課長】
「これからのシーズン、海水浴場では監視する人がいない。そういう所では泳がないでいただきたい」
新潟海上保安部によりますと、過去5年間でマリンレジャー中に事故に遭った人は82人で、このうち20人は離岸流が原因とみられるということです。
離岸流に巻き込まれた場合はパニックにならずに、海岸と平行に泳いで脱出するよう呼びかけています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7f7efdf8b904ae8eb73954e1f53ef09d76289c47
(ブログ者コメント)
以下は、新潟放送映像の5コマ。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。