2020年9月3日付で毎日新聞福井版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
関西電力は2日、美浜原発3号機(美浜町)の安全対策工事で8月12日、協力会社の30代男性が安全帯をつながない状態で足場から落下し、腰の骨を折るなど入院加療3~4週間のけがをしたと発表した。
大飯原発3号機(おおい町)でも同28日に同様の落下事故が起きており、関電は「労災の再発防止対策を確実にしたい」などとしている。
関電によると、美浜3号での労災は12日午後2時10分ごろ、屋外の海水ポンプ室で電線管に電気系統のケーブルを通す準備作業中、男性は電線管の状態を確認しようとして足場から身を乗り出した際、足を滑らせて1・8メートル下のコンクリート上に落下した。
美浜3号での労災を受け、関電は21日に大飯原発で注意喚起や現場パトロールを実施したが、28日に定期検査中の大飯3号のタービン建屋で協力会社員の男性が転落し、入院加療1~2週間のけがをした。
https://mainichi.jp/articles/20200903/ddl/k18/040/208000c
9月2日18時21分に産経新聞westからは、安全帯のフックを一時的に外していたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
関西電力は2日、美浜原発3号機(福井県美浜町)で8月12日、屋外でケーブル敷設作業をしていた協力会社の30代男性作業員が足場から転落し、腰の骨を折るなどする重傷事故があったと明らかにした。
関電では大飯原発(同県おおい町)でも、8月28日に点検中の作業員が転落してけがをする事故が起きており、同社は「重く受け止める」としている。
関電によると、男性は屋外で海水ポンプ室の消火設備に関わる電気ケーブルを敷設する工事をしていた。
安全帯のフックを別の場所に掛け替えようと一時的に外し、足場から身を乗り出してパイプに足をかけた際、足を滑らせて約1・8メートル下に転落した。
関電は「細心の注意で発電所運営に万全を期す」としている。
https://www.sankei.com/west/news/200902/wst2009020018-n1.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。