2015年12月21日18時56分にNHK岩手から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12月21日17時48分に岩手放送からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午後5時40分ごろ、一関市真柴にある生コンクリート製造会社「一関レミコン」の工場周辺で異臭がすると、近くを通りがかった人から消防に通報があった。
消防が現地で確認したところ、工場の敷地内にあるタンクに入っていた重油が、近くを流れる亀ノ倉川に流れ出していた。
この川は、幅が最大およそ5mで、一関市などがオイルフェンスを設置している。
消防と会社は、日没のため、重油を取り除く作業をいったん終了したということで、22日も引き続き、作業を続ける予定。
消防によると、タンクには、およそ4500ℓの重油が入っていたとみられ、タンクの中には、現在、重油がほとんど残っていないという。
また、生コンクリートの製造で使うボイラーに重油を送る配管が壊れていたということで、消防では、重油が地中を通って川に流れ込んだ可能性があるとみて、調べている。
飲料水や農業用水への影響は無く、下流の磐井川への流出もなかった。
一関レミコンの佐々木工場長は、「周辺の住民にご迷惑をおかけして大変申し訳ない。設備の点検を行って再発防止に努めたい」と話している。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/6044479381.html?t=1450731087506
http://news.ibc.co.jp/item_26053.html
(ブログ者コメント)
岩手放送の映像によれば、50cm程度地面を掘削した溝の中に黒く変色した錆コブだらけの配管があり、その斜め上あたりに結構大きな穴らしきものが見えた。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。