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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2016117日付で東京新聞朝刊から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

1162327分に朝日新聞から、117624分と1181650分にNHK首都圏NEWS WEBから、117840分に毎日新聞から、1171136分に産経新聞から、1171421分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

6日午後5時15分ごろ、東京都新宿区の明治神宮外苑で開かれていたデザインイベント「東京デザインウィーク2016」の会場で「展示物が燃えた」と119番があった。


木製の出展作品が焼け、男児(5つ)が全身やけどで死亡した。

助けようとした父親(44)と来場者とみられる40代男性が顔などにやけどを負い、病院で手当てを受けた。
意識はあるという。

 

警察やイベント主催者によると、出火したのは、埼玉県にある大学の工学部建築学科などの学生40人弱が出品した木製のジャングルジムで、中に人が入れるようになっていた。

当時、複数の子どもが中で遊んでいて、男児は逃げ遅れたとみられる。

 

ジャングルジムは高さ約3mで、骨組みにはアートとして、かんなくずのような木くずが絡みつくように飾られており、中から「白熱球系の電球」を使った投光器で照らしていた。

投光器は、木くずに接する状態で地面に置かれていた。

 

投光器は大学備品で、もともと、準備段階で夜間の設置作業のために持ち込んでいたという。

コンセントが作品内部にあり、電源コードも短かったため、投光器は作品内部に置かれる形になったという。

 

当初の計画では、照明は、中央部につるしたLED電球だけだった。

制作段階でLED電球をつけることもあったが、木くずが熱くなることはなく、電球付近から漏電して出火しないように、電球のソケットにテープを巻くなどの対策も取っていたという。

 

しかし、事故当日、現場にいた制作者の大学生らが、展示物をよく見せるために、投光器を点灯させたという。

展示物には、制作した大学生が交代で立ち会っていたが、当時、現場にいた大学生の一部は、この時が初めての当番だったとみられるという。

 

 

目撃者は、「木くずからジャングルジムに燃え移った」と話しており、警察は、電球が発する熱などが原因で、木くずから出火した可能性があるとみて、業務上過失致死傷容疑も視野に調べる方針。

 

白熱電球は、LED電球よりも表面温度が高くなる性質がある。

東京消防庁によると、昨年1年間に都内で発生したLED照明が原因の火災は7件、白熱電球は11件。

このうち、可燃物が接触して発生した火災では、LED照明が0件だったのに対し、白熱電球は4件確認されたという。

 

 

学長は、学外のイベントなどに出展する際の作品の安全性について、「大学の明確なルールはなかった」と述べ、事前に確認する仕組みがなかったことを明らかにした。

 

学校作品展の実行委員長を務めた多摩美術大教授は、「消防法などに照らして問題のないよう、あらゆる手立てで準備していた」と、入念に安全対策を取っていたことを強調した。

風が吹くため、作品の高さを制限するなどしていたという。

今回の火災については「想定外だった」と述べた。

 

 

芸術作品を巡っては、過去にも、換気不足などが原因で作家が死亡するなどの事故が起きている。

 

2014年4月、青森市にある大学の施設に展示した作品内で、個展を開催していたアーティストの男性が倒れているのが見つかり、死亡が確認された。

作品は軽自動車をアクリル板で覆ったもので、車のエンジンをかけると雨に見立てた水が降る仕組みだった。

換気が不十分で、一酸化炭素(CO)中毒で死亡したとみられる。

 

香川県小豆島町では、13年5月、国際芸術祭のボランティアの男性が、海中から大きな泡が浮かび上がる作品の展示準備で素潜りしていた際にロープが手足に絡まり、病院に搬送される事故が起きている。

 

出典

展示物火災で5歳死亡 神宮外苑イベント「木くずから作品に火」

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201611/CK2016110702000126.html

神宮外苑の催しで展示物燃える 5歳男児死亡、2人負傷

http://www.asahi.com/articles/ASJC6641PJC6UTIL010.html

大学「安全確認の仕組みなし」

http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20161107/4178672.html

「よく見せるため白熱球点灯」

http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20161108/4221971.html

神宮外苑イベント火災 主催の社長ら「ざんきに堪えない」

http://mainichi.jp/articles/20161107/k00/00m/040/112000c

「責任はすべて大学にある」 神宮外苑の火災受け学長

http://www.asahi.com/articles/ASJC7339PJC7UTIL009.html  

オブジェに白熱電球 直前まで点灯 熱で木くずが引火か

http://www.sankei.com/affairs/news/161107/afr1611070014-n1.html 

 

 

                (2/2へ続く)

 

 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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