2016年11月6日22時31分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11月6日19時40分に産経新聞から、11月6日16時11分にNHK甲府からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午前11時過ぎ、山梨県市川三郷町の六郷中学校グラウンドで、秋祭りのイベントで体験搭乗をしていた熱気球が強風にあおられ、かごにつながったロープをつかんだ会場スタッフの男性(59)が2~3mの高さにはね上げられ、転倒した。
男性は、鎖骨が折れる重傷を負った。
警察によると、現場周辺では、同町と市川三郷商工会が共催した「はんこ日本一六郷の里秋まつり」が開かれ、来場者を地上約17mの高さまで上昇し、垂直に下降する熱気球に乗せていた。
事故当時は、子ども4人とパイロット1人を含む計7人が乗り、下降しながらスタッフ3人が熱気球のかごを地面に固定する作業をしていた。
しかし、着地直前に強風で熱気球が横に動いたため、搭乗者の受け付けや誘導をしていた男性がかごと地上を結ぶロープをとっさにつかんだところ、たわんでいたロープが急に張り、その勢いで地上2~3mの高さから約3m外側にはじき飛ばされた。
搭乗者にけがはなかった。
固定作業をしていたスタッフの話では、気球は直径約15m。
パイロットは5年以上の経験があり、地上に設置した吹き流しと気球の形状を見ながら、風向きや風速を判断していたという。
事故当時、近くにいた男性(55)は、「強い風が吹いてきて、バサッと音がした方向を見ると、気球がペタッと倒れ、向こう側に男性が倒れていた」と話していた。
ゴンドラは別のスタッフが着地させ、乗客を降ろしたという。
商工会の担当者は、「熱気球のイベントは10年以上行ってきた。事故を検証し、安全性が改善されない限り、来年以降の実施は厳しいと思う」と述べた。
出典
『熱気球が強風にあおられ…ロープつかんだ男性重傷』
http://www.asahi.com/articles/ASJC65VB0JC6UZOB00H.html
『熱気球が急上昇 男性スタッフ、ロープから飛ばされ重傷』
http://www.sankei.com/affairs/news/161106/afr1611060022-n1.html
『熱気球強風にあおられ男性けが』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/1044077941.html?t=1478471491340
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。