本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2017年2月23日12時19分にNHK北九州から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
去年7月、北九州市門司区大里本町で岸壁に係留していた漁船から火が出て、船体の大部分が焼けた。
当時、漁船は無人で、けが人はいなかった。
この火災について、国の運輸安全委員会は報告書をまとめ、23日、公表した。
報告書によると、船体は左舷側に設置されていた予備バッテリー付近の焼損が最も激しく、バッテリーの4つある端子の1つでは「アーク放電」と呼ばれる特殊な放電現象が起きた痕跡が確認されたという。
船長は、船を離れる際に、生け簀の魚に空気を送るため陸上の電源と船内の予備バッテリーを接続してポンプを稼働させていたという。
運輸安全委員会は、端子の接続部分がゆるんで「アーク放電」が発生し、近くの可燃物に延焼したのが火事の原因だと考えられるとしている。
その上で、再発防止策として、電気回路にゆるみがないか定期的に点検することや、自動消火装置を設置することなどが必要だと指摘している。
出典
『漁船火災 アーク放電原因か』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/5024155321.html?t=1487881585856
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
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