2017年2月24日8時54分に山形新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2月23日20時39分にNHK山形からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
米沢市教育委員会は、23日、市内の中学校で小麦粉アレルギーを持つ男子生徒2人が給食を食べて呼吸が荒くなるなどのアレルギー症状を起こしていたと明らかにした。
小麦粉が含まれるルーを使ったドライカレーが原因。
対象生徒の保護者や学校に事前配布する献立の成分分析表に、小麦粉使用を記載するのを、学校栄養士が忘れていたという。
2人は、治療薬の注射や服用で、翌日には回復した。
市議会市政協議会で報告した。
男子生徒2人は、今月15日の給食後に発症。
このうち1年の1人は、体育館で遊んでいたところ、体のかゆみを訴えた。
処方薬を飲んでも改善せず、呼吸が荒くなったため、養護教諭が本人持参の緊急補助治療薬「エピペン」を打ち、救急搬送。
一晩入院し、回復した。
2年の生徒は、食後1時間ほどして、腹痛などを訴えて嘔吐。
保護者と帰宅し、処方されていた薬を服用して落ち着いた。
市内中学校の給食は、小学校で調理して配食する方式。
この日の献立のドライカレーは、当初、カレー粉のみの使用となっていたが、配食を担当する小学校では、先月18日の打ち合わせで、とろみを出すためカレールーの追加を決定。
学校栄養士が成分分析表に項目を追加しないまま、同20日に保護者や中学校に配られた。
市教委の聞き取りに対し、学校栄養士は「失念していた」と話したという。
協議会で佐藤教育指導部長は、「命に関わる重大な事態。危機意識が欠けていた」と述べた。
市教委は17日に臨時の校長会議を開いており、意識向上の指導、小中学校間の情報共有の徹底を確認した。
山形県教育委員会によると、県内の学校給食で今年度、アレルギーと疑われる症状を訴えたのは、小学校と中学校でそれぞれ3人のあわせて6人で、今回の米沢市のケースを含めると8人になるという。
このうち、米沢市以外の6人は、いずれも保護者と本人が把握していなかったアレルギーの食材を食べて症状を訴えたケースだという。
6人とも病院に運ばれ治療をうけたが、いまは通常通り学校に通っているという。
出典
『米沢・中学生2人、給食でアレルギー症状 成分表に記載忘れ』
http://yamagata-np.jp/news/201702/24/kj_2017022400570.php
『給食でアレルギー症状1人搬送』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/6024178781.html?t=1487880611617
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
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