2015年8月19日17時15分にNHK首都圏NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
18日夜、東京・立川市のJRの高架下を通っているケーブルから火が出て停電が発生し、JRと西武鉄道のあわせて5つの路線で運転を見合わせ、およそ7万9000人に影響が出た。
JRによると、火が出た場所は3m50cmの高さの高架から送電ケーブルが、いったん分岐のために地表部分に下りているところで、JRが調べたところ、ケーブルは高架下から地表までの4m近くにわたって、広い範囲で焼けていることがわかった。
このケーブルは4年前に敷設され、ことし2月から4月までに行われた点検では異常はなかったということで、JRは今後、ケーブルを取り外して、火が出た場所や原因を詳しく調べることにしている。
このトラブルを受け、JR東日本は19日、同様のケーブルが敷設された15か所で緊急の点検を行った。
このうち小金井市の配電所では、JRの社員などが高架下からケーブルが伸びる場所を中心に、破損しているケーブルがないかなどを確認していた。
JR東日本八王子支社の三谷設備部長は、「比較的新しい設備から火が出たので、何が原因なのかしっかり調べたい」と話していた。
JR東日本では、8月4日に横浜市内の京浜東北線で架線が切れて停電し、首都圏のJR各線で運転見合わせが相次ぐトラブルが起きている。
JR東日本は、「重大なトラブルが続けて起き多大な迷惑、心配をおかけして申し訳ありません。原因の解明に努めて再発防止に全力をあげたい」とコメントしている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20150819/4248881.html
8月20日19時57分に共同通信からは、下記趣旨の記事が掲載されていた。
警視庁立川署は20日、現場検証の結果、電気系のトラブルが原因で出火した可能性があると明らかにした。
ただ確定的な原因は分からず、JR東日本は引き続き調査する。
立川署によると、ケーブルには溶けた跡があり、ショートなど電気系のトラブルが疑われるという。
第三者が故意に火を付けた痕跡はなく、事件性はないと判断した。
出典URL
http://www.47news.jp/CN/201508/CN2015082001001606.html
(2015年9月1日 修正1 ;追記)
2015年8月31日17時53分にNHK首都圏NEWS WEBから、関連情報として、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8月、東京都内のJRの線路脇のケーブルなどであわせて7件相次いだ不審火で、警視庁は捜査本部を設置し、6件について放火の疑いが強いとみて捜査を始めた。
警視庁の調べで、少なくとも3件の現場で焼けたペットボトルやその一部が見つかっていたことが分かり、犯人につながる痕跡がないか詳しく調べている。
立川市の高架下のケーブルから出火し、青梅線など5つの路線が運転を見合わせたトラブルについては、ケーブルが焼損していて、警視庁は事件性は薄いとしているが、改めて現場の状況を調べることにしている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20150831/4548091.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。