忍者ブログ
                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
 ブログ内検索 Site Search 
キーワードに合致した記事を検索できます(複数キーワード検索可)
 最新記事 Latest Articles 
(05/16)
(05/16)
(05/16)
(05/15)
(05/15)
(05/14)
(05/14)
(05/13)
(05/13)
(05/12)
(05/11)
(05/10)
(05/10)
(05/09)
(05/08)
(05/07)
(05/07)
(05/06)
(05/06)
(05/05)
(05/05)
(05/04)
(05/04)
(05/03)
(05/02)
 最古記事 Oldest Article 
(04/09)
(04/09)
(04/09)
(04/09)
(04/09)
(04/10)
(04/10)
(04/10)
(04/10)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
[3]  [4]  [5]  [6]  [7]  [8]  [9]  [10
2012年10月5日8時48分に静岡新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
台風17号の強風で吹き寄せられた海水が、沿岸部付近や市街地に設置された高圧鉄塔に思わぬ影響を残している。

中部電力静岡支社には4日までに、「(鉄塔から)ジリジリと音がする」との問い合わせが422件あった。絶縁体部分に付着した塩分が原因とみられるが、安全性に問題はないという。
同支社によると、静岡、島田、掛川、浜松の各電力センターに問い合わせがあり、このうち290件が静岡に集中した。


異音の原因は「送電線と鉄塔をつなぐ『がいし』に塩分が付いたため」(同支社)。
がいしは陶磁器製で、送電線から鉄塔に電気が流れないよう絶縁体の役割を果たす。
「海水が乾いたところに朝露の水分が付くと、電気が流れようとする時に音が聞こえたり、光が見えたりすることがある」という。「まとまった雨が降り、塩分が落ちれば音などはしなくなる。故障ではなく、安全性の問題もない」と話している。


同支社によると、県内の中電管内には約5100の高圧鉄塔が設置されているという。1日から、問い合わせの多い地域を優先に洗浄している。


出典URL
http://www.at-s.com/news/detail/450482354.html
 
読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

PR
2012年10月3日13時49分に朝日新聞から、下記趣旨の記事が経年グラフ付きでネット配信されていた。
 
東京都青梅市で2日に男児2人が死亡した火災は、電気の延長コードがショートして火元になった、との見方が強まっている。

東京消防庁によると、家電製品の電気コード周辺が発火源となった火災は昨年、都内で568件起きていた。
毎年、都内の火災件数の1割前後を占めており、2009年までの5年間で計46人が亡くなっている。


2日未明、同市の会社員(39)方が全焼し、次男で小学1年の男児(7)と五男(1)が死亡した火災では、焼け跡の1階台所から延長コードが見つかった。
警察が調べたところ、コードには引きちぎれてショートしたような跡が数カ所あった。
コードは、台所のコンセントに差し込まれた三つ股ソケットにつながっていた。
警察は、会社員の証言などから、このコードから発火して燃え広がった可能性が高いとみて、詳しい出火原因を調べている。


東京消防庁によると、電気コード周辺からの出火は、たこ足配線で許容電流を超えたり、コンセントと差し込みプラグの接続部分に緩みやほこりがあったりすることで、過熱やショートして起きる。

特に台所は、炊飯器や電子レンジなど消費電力の大きい家電が多く、たこ足配線にすることで危険性が増すという。
経年変化によるコード類の劣化や、無理に引っ張るなどしたことによるコード内の断線も火災につながる。
こうした火災は例年、都内では約500件前後発生し、火災全体の約1割を占める。05~09年の5年間で計46人が死亡していた。


独)製品評価技術基盤機構(NITE)によると、機構に報告があっただけでも05~09年度に電気コードや配線器具を原因とする火災や事故は全国で1119件あったという。

東京消防庁の担当者は「火気を扱うわけでないので居住者に自覚がなく、逃げ遅れるケースが目立つ」と指摘。
同庁は防止策として、
 □たこ足配線をせず、まめにプラグを抜く
 □コードを強く引っ張ったり家具の下敷きにしたりしない
 □コンセント部分を定期的に掃除する
などを挙げる。


出典URL
http://www.asahi.com/national/update/1003/TKY201210030263.html
 
 
読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2012年9月29日11時48分にmsn産経ニュース東京から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
ブレーカーなど配電装置をまとめた住宅用分電盤から出火するボヤが、今年に入り急増し、6月までの半年間で昨年の約2.5倍のペースで増えていることが東京消防庁への取材で分かった。
東日本大震災後、地震が頻発し、配線をつなぐねじが緩み、ショートしやすくなっている可能性があるという。
いまのところ全国的な統計はないが、東日本を中心に同じように地震が頻発していることから、同庁は注意を呼びかけている。


東京消防庁によると、都内で分電盤からの出火件数は、今年1~6月で53件。昨年は1年間で40件で、すでに昨年の発生件数を超えた。
建物の全半焼など大規模な火災では、分電盤からの出火を特定するのは難しいため、ボヤ以外にも大きな被害が出ている可能性も否定できない。


分電盤が原因と分かっても、激しく焼け、詳細に分析できないケースは多いが、今年1月上旬に葛飾区内の住宅で発生したボヤでは、分電盤の漏電ブレーカーに接続されていた電気配線を締めているねじが緩んだため、電気抵抗が増え、発熱・出火したことが分かった。

東京消防庁は「分電盤が古くなり劣化すると、ねじが緩みやすくなる。ねじが緩むとショートし、たまったほこりなどでの発火が増えているのではないか」と分析する。

気象庁のまとめによると、昨年1年間に発生した震度1以上の有感地震は9723回で、統計が残る昭和以降で3番目の多さだった。
電気設備の安全点検などを行う関東電気保安協会は「度重なる地震の振動で、分電盤の端子(ねじ)が緩んでしまう可能性はある。火災が発生しやすくなる原因につながる」と話す。


ただ、家庭にある分電盤のねじを、自分で締め直してはいけないという。感電の危険性があるため、電気事業法では、独自の点検が禁止されているからだ。
4年に1回以上の定期検査が義務づけられている電力会社に、点検を依頼することが火災予防になる。


ねじが緩んでいる分電盤は、老朽化していることが多く、ブレーカーが落ちやすくなったり、小さなショートで変な臭いがしたりすることもあるため、東京消防庁は「こうした異変を感じた際に、消防や電力会社へすぐに連絡してほしい」と話している。

 
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120929/tky12092911480002-n1.htm
 
読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2012年9月22日付で朝日新聞群馬全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
21日正午ごろ、高崎市の魚介類卸会社「U社」の冷凍庫から出火、鉄筋コンクリート、スレート張りの冷凍庫1棟、約175m2が全焼した。
警察によると、庫内の魚介類約7トン(約700万円相当)も焼けた。
 
従業員(32)が、庫内のモーターから火が出ているのを見つけ、119番通報したという。
読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2012年9月15日1時51分に西日本新聞から、9月14日20時2分にNHK北九州から、また9月15日付で朝日新聞北九州版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
14日午後1時15分ごろ、北九州市のNコークス工業北九州事業所から「高電圧装置が爆発し、けが人が出ている」と119番があった。
消防などによると、電気設備を点検していた19~48歳の男性従業員4人がやけどを負うなどして病院に搬送され、うち19歳の男性が重傷。4人とも命に別条はないという。

警察によると、4人は4階建ての工場の3階にある電気室で、他の1人を含む5人で、年に一度の点検作業をしていた。
爆発で室内の機械が一部焼け、消防隊が到着するまでに消火したという。
消防などによると、装置の電線がスパークしたとみられ、周辺の工具箱の一部が燃えた。

事業所では、製鉄で使うコークスを石炭から製造している。
同社によると、事故があったのは、製鉄に使うコークスを製造した際に出る熱を使って自家発電するプラントの電気室。
現場は、北九州市北西部の響灘に面した埋め立て地にある工業団地の一角。

この事業所では4月にも、機械を点検していた保全工の男性(当時42)が、ボイラーから吹き飛んだ金属部品の直撃を受け死亡する事故が起きている。



出典URL
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/324117
http://www.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/5025023841.html
 
読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[2回]

2012年9月3日19時37分にmsn産経ニュースから、また9月3日付で河北新報から、9月5日付で朝日新聞宮城全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
3日午前8時20分ごろ、仙台市青葉区上杉1丁目の路上で、「電線から火が出ている」とビル管理会社から東北電力に電話があった。
 
すぐに鎮火したが、焼け溶けたプラスチック製の電線カバーの一部が滴り落ち、保育園に通う途中の男児(5)に当たった。
警察によると、男児は頭と左腕に軽いやけど。

男児が突然、「熱い」と泣き出し、一緒にいた父親がカバーが溶けているのに気付いた。

警察などによると、電線カバーは直径約5cm、長さ約40cmのプラスチック製で、筒状の形をしている。
電線近くの木の枝が伸びて接触したか、強風のために電線カバーがずれて電線が露出。カバーに付いたほこりなどが湿気を帯びて火花が発生し、燃えたとみられる。


東北電力は「詳しい原因は分かっていない。やけどをされたお子さまとご家族に心より深くおわび申し上げるとともに、再発防止に努めていきたい」とコメントした。

 
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120903/dst12090319370014-n1.htm
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/09/20120903t13031.htm
読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2012年8月22日付で鹿児島テレビから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
2010年、川内原発1号機で作業員7人が死傷した事故で、労安法違反の疑いで捜査していた川内労基署が立件を断念したことがわかった。

この事故は2010年1月、定期検査中の川内原発1号機のタービン建屋内で、男性作業員1人が死亡し、6人が重軽傷を負ったもので、放電用のアース線が誤って電源の入った端子に接触し、火花や高温のガスが噴き出したことが原因とみられている。

同署は、事故を防ぐ措置に不備がなかったかどうか数十人の作業員や関係者から事情を聴き、捜査を進めていたが、現場監督者が死亡したため十分な事情聴取ができず、刑事責任の追及が難しいと判断して立件を断念したという。

そのうえで同署は作業の手順が危険と判断し、作業を行ったNプラント工業と九州電力に作業手順の改善を求める是正勧告を出した。

 
出典URL
http://news.ktstv.net/e33733.html
 
 
事故時の状況については、2010年2月23日に朝日新聞(聞蔵)から、下記趣旨でネット配信されていた。
 
九電は22日、原因や再発防止策をまとめた報告書を経産省に提出した。
原因は、配電設備にたまった電気を放出するアース線の取り付けを誤ったため火花が発生、高温ガスの噴出を引き起こした、としている。
 
報告書によると、事故が起きたのは、配電盤がある受電遮断器室。
配電盤の停電させている側の端子にアースを取り付けて放電させる予定だったが、電気が流れている側の端子に接続させたためショート。
火花で空気が一瞬のうちに熱せられ、遮断器室から数1000℃のガスが噴出し、火災になったと推定している。

 
2つの端子間の距離は5.3cmしかなかったが、端子にカバーを付けるなど、誤接続防止のための安全対策はとっていなかったという。
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
九州電力HPには、上記記事のベースとなったであろう写真や図解付のかなり詳しいプレスリリース資料が掲載されているが、そこでは「アークが発生し、アークガスが噴出」という表現が使われている。

 
http://www.kyuden.co.jp/press_100222-1.html
 


(2012年11月18日 修正1 ;追記)

2012年11月14日3時0分に朝日新聞から、警察は業務上過失致死傷容疑で書類送検したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

鹿児島県警は13日、九電社員7人を業務上過失致死傷の疑いで、死亡した関連会社の男性を業務上過失致傷の疑いで書類送検した。

書類送検されたのは、現場にいた社員、作業手順書の作成に関わった社員・管理職、死亡した男性の計8人。
発表によると、8人は危険防止の配慮を怠り、感電事故の危険がある状態でアースの取り付け作業をした疑いがある。

県警は、現場の社員が作業の危険性を把握していながら安全配慮義務を怠ったことに加え、点検中に配電設備全体の電源を切ることを手順書に明記していなかったことも問題視した。
認否は明らかにしていない。

九電は、「改めて深くおわび申し上げます。当社としては引き続き捜査への協力を行って参ります」との談話を出した。
九電が国に出した事故報告書では、電源を切った端子と、電源を入れた端子が約5cmしか離れていない状態で作業しており、関係者の間でそうした認識が「不十分だった」としている。


出典URL
http://www.asahi.com/national/intro/SEB201211130080.html?id1=2&id2=cabcbbbe
読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2012年8月23日17時30分にわかやま新報から現場写真付きで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
22日午後4時ごろ、県環境衛生研究センター(和歌山市砂山南)2階の機器分析室で火災が発生したと、センター職員から消防に119番通報があった。
火は、火災報知器の作動に気づいた職員が消火器で消し止めた。室内の機器が焼けたが、けが人はなかった。


職員によると、分析室は主に水質検査の際に使い、一日数回程度しか人が入らない。
この日は昼間に1回使用され、出火したとみられる午後3時10分ごろには室内に誰もいなかったという。


県によると、分光光度計1台(平成13年購入、136万円)、上皿直示天秤1台(昭和50年購入、51万円)が焼けた。
警察は、分析機に接続されていた電気ケーブル付近が火元とみて詳しく調べている。

電気ケーブルが原因とみられる火災は、21日未明にも同市和田の市立三田小学校職員室で発生しており、 木製書類棚などが焼けている。


出典URL
http://www.wakayamashimpo.co.jp/2012/08/20120823_17116.html
 
 
一方、8月23日付の朝日新聞和歌山版(聞蔵)からは、若干違ったニュアンスの記事がネット配信されていた。
 
温泉水の成分を分析する装置のケーブル数本と周囲の壁や床約1m2が焼けた。
警察などによると、職員が分析室に煙が充満しているのに気付き、消火器で消した。
装置は電源が入った状態だったといい、ケーブル付近がショートした可能性があるとみて、警察が原因を調べている。

 
 

(ブログ者コメント)
 
火元は、電源コード、機器配線のいずれとも読めるが、「分析機に接続されていた」などの表現から考えると、機器配線だったのかもしれない。
もしそうだとすると、あまり聞かない事例だ。
 ちなみに三田小の火災は、電源ケーブルが原因だった模様。
読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[1回]

2012年8月21日19時20分にわかやま新報から、8月22日9時36分にmsn産経ニュースwestから、下記趣旨の記事が現場写真付きでネット配信されていた。
 
21日午前1時30分ごろ、和歌山市の市立三田小学校の職員室で火災が発生し、木製書類棚と中の書類などが焼けた。

警察などによると、火災が発生した際に警備会社の防犯装置が作動し、通報により駆け付けた同署員が室内で火の手が上がっているのを発見。窓ガラスを割って消火活動するとともに消防も駆け付け15分ほどで鎮火した。

室内には、侵入形跡もなく、電気コードが集中して配線されていたテーブルタップ付近が激しく燃えており、電気ケーブルが漏電やショートしたとみて原因を調べている。
焼けた書類は、事務書類で児童の成績表などはなかったという。
この火事で同校の電話が一時不通になった。


火事を受け、市教委は今月中にも、各学校に漏電や配線に不備がないか点検するように通達を出す予定。


出典URL
http://www.wakayamashimpo.co.jp/2012/08/20120821_17078.html
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120822/waf12082209360008-n1.htm
 
 
一方、8月22日付の毎日新聞和歌山版からは、具体的原因に言及した記事がネット配信されていた。
 
警察は、床の電気コードの劣化が原因とみている。
 
出典URL
http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20120822ddlk30040471000c.html
読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2012年8月14日付で朝日新聞播磨版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
姫路市内でこの10年間、工場やマンションなどで省電力を目的に使われていたコンデンサーが経年劣化して発火したとみられる火災が13件起きていることが、市消防局の調査でわかった。
少なくとも2件は保安装置がない1975年以前の製造で、市は事業所に点検や交換を呼びかけている。
 
市消防局によると、13件のうち2件は今夏に起きたばかり。
6月21日には飾磨区の倉庫でコンデンサーだけが燃え、7月25日には勝原区の鉄工所の作業所で付近の壁なども焼損した。
いずれも、配電盤に設置されたコンデンサーが経年劣化して発熱、発火したらしい。
 
個人住宅での発生例はないが、13件全てで使われていたのは業務用の「低圧進相コンデンサー」。
社)日本電機工業会は「75年以前製造の低圧進相コンデンサーは保安装置が内蔵されておらず、経年劣化して、場合によっては火災に至る可能性がある」として、コンデンサーの製造年の確認を勧めている。
 
6月21日にあった火災のコンデンサーも73年型だったといい、市消防局は「経年劣化したコンデンサーは今夏のような高温多湿時に、さらに発火しやすくなる。75年以降の製造でも、おおむね10年以上経ったものは点検が必要」としている。

 
読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2012年8月4日付で信濃毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
3日午後5時半ごろ、東筑摩郡朝日村の東京電力新信濃変電所の社員が敷地内のコンデンサーから出火したと119番通報した。
化学消防車が出動したが、高圧電流が流れていることなどから消火に手間取り、約3時間20分後に消し止めた。
警察によると、けが人はいない。東電松本電力所などが原因を調べている。

同電力所によると、出火したのは「主要変圧器」に接続しているコンデンサー1機(縦9m、横7.8m、高さ4.3m)。
同変圧器は、梓川などにある長野県内の揚水式ダムで発電した電気を首都圏方面に送るため電圧を調整する装置で、コンデンサーは5機接続しており、出火時は稼働していた。出火直後は音を伴って、黒煙が立ち上った。
高圧電流が流れていた上、コンデンサー内部に絶縁用の油もあり、電流をストップするなど消火の準備に時間がかかった。
消し止めた後も、近くの装置からガスが発生した恐れがあり、消防が調査した。

この火災で、同変電所の送電は停止した。同電力所は「4、5日が土日曜で電力需要が少なく、供給には影響ない見通し」としている。

新信濃変電所は1977(昭和52)年に稼働開始。日本の東西で異なる電気の周波数(東日本50ヘルツ、西日本60ヘルツ、長野県内は60ヘルツ)を変換できる設備があり、1日当たり60万KWを融通できる。
昨年の東日本大震災直後はフル稼働し、西日本側から関東方面へ送電した。敷地面積は約23haあり、大型の装置が立ち並んでいる。

 
出典URL
http://www.shinmai.co.jp/news/20120804/KT120803FTI090027000.php
 
読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

 2012年7月31日23時9分にNHK甲府から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
31日午後6時15分頃、忍野村にある東京電力の鐘ヶ淵発電所から「爆発音がして煙が出ている」と近所の人から警察に通報があった。
火はおよそ40分後に消し止められ、けが人はいなかった。
東電によると、火が出たのは変圧器につながる設備の一部で、この部分には常時6万6000ボルトの電流が流れているという。


警察と消防は火が出た原因などを詳しく調べている。
東電山梨支店によると、この火事で午後6時17分からおよそ20分間、付近の富士吉田市などのおよそ2000世帯が停電したが、現在は復旧しているという。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kofu/1043992941.html
 
 
8月1日付で朝日新聞(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
送電するための変圧器に何らかのトラブルが起きたという。
 
読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2012年6月15日20時25分に毎日新聞から、事故時の状況が下記趣旨でネット配信されていた。
 
九州電力は15日、玄海原発内の低レベル放射性廃棄物を処理する「雑固体溶融処理建屋」で、照明用ケーブル約70cmを焦がす火災があったと発表した。

九電によると、同日午前10時45分に建屋で火災警報が鳴り、同11時10分に社員が現場に駆けつけて3階のケーブルの焦げ跡を確認した。
建屋は3階建てで、3、4号機から約90mの位置にある。火災発生時に処理設備は稼働していなかった。けが人や放射性物質による周辺への影響はなく、九電などは出火原因を調べている。


出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20120616k0000m040056000c.html
 
 
その後、2012年7月27日19時45分にNHK佐賀から、7月28日2時1分にmsn産経ニュースから、また7月28日付で朝日新聞西部版(聞蔵)から、出火原因について下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
九電は、27日、ケーブルが焦げた原因は、近くにあった溶接機から電流が誤って流れ出したことが原因と見られるとする調査結果を発表した。

焦げたケーブルが見つかった建屋の中では、当時、点検用の足場を取り付ける作業が行われており、この作業で使われていた溶接機から誤って電流が流れ出し、金属製の足場や建屋の鉄筋を通ってケーブルに流れ、ケーブル部分で発熱したことが原因と見られるとしている。

この溶接機は、電流が流れないように先端部分のスイッチを切った状態で金属製の足場の上に載っていたが、九電では、何かのはずみでスイッチが入り、電流が流れたのではないかとしている。

発電本部のグループ長は記者会見で、「作業員が溶接機のスイッチを切っていたことは間違いない。本人に聞き取りで確認した」と説明した。一方で、「溶接機は故障しておらず、漏電の原因は究明できなかった」と話した。

九電では、作業をしない時には溶接機の先端部分を電源とつながっている線から外すよう徹底するなど、再発防止を図るとしている。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/saga/5083904091.html
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120728/sag12072802010000-n1.htm
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
九州電力HPにプレスリリース資料として、電流が流れた経路図や溶接作業足場板の上に仮置きされた溶接機トーチの様子、トーチ下のアーク痕の写真などが掲載されている。

 
http://www.kyuden.co.jp/press_120727-1.html



(2012年8月20日 修正1 ;追記)

2012年8月17日0時28分に西日本新聞から、作業員が無意識にスイッチを押した可能性があるという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

原子力安全・保安院は16日、火災原因について、九電から「人為的要因の可能性もある」との報告があったことを明らかにした。

九電は7月に火災原因を公表した際、作業員が足場に置いた溶接機のトーチ(先端部)のスイッチが何らかの理由で入り、電流が流れたことが原因とみられると説明。スイッチが入った原因が解明できていなかったにもかかわらず、発電本部の担当者が「人為的なミスはない」と断定するような説明をしていた。

その後、保安院が九電にあらためて確認したところ、今月15日に「作業員が意識しない状況でスイッチが押された可能性がある」との報告があったという。


出典URL
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/319009



読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2012年6月5日20時55分に朝日新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
 
東京電力は5日、福島第一原発4号機の使用済み燃料プールの冷却水を冷やす空冷用モーターに焦げ跡が見つかったと発表した。ショートした可能性があるという。

東電によると、4日午後8時3分、警報が鳴り、確認したところ、モーターの一部が焼けこげて穴があき、電源ケーブルが焼き切れていた。
24分後に別のモーターを起動したが、5日にはモーターをすべて止めて原因を調べている。


プールの冷却は停止しているが、水温は5日午前11時で34℃で、温度上昇は1時間に0.3℃程度という。

 
出典URL
http://www.asahi.com/national/update/0605/TKY201206050509.html
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
写真では、動力ケーブルの端子ボックスにこぶし大の穴が開いているように見える。
ブログ者だけかもしれないが、こんな写真は初めて見た。

 
読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[1回]

2012年5月22日1時42分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
21日午後11時50分頃、富山県南砺市にある関西電力大牧発電所を監視している富山市の同社北陸支社から「水力発電所で煙が出ている」と消防に通報があった。

現場に到着した消防によると、変圧器の導線が一部溶け、火災は発生していなかった。けが人はない模様。電気系統のトラブルとみられるという。

同支社によると、同発電所は同県南西部の庄川沿いにある無人の水力発電所。
同11時40分頃、同発電所を遠隔モニターで監視している当直社員が発電機が煙を感知して止まったことを確認したという。

 
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120522-OYT1T00138.htm
 
読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2012年5月12日10時42分に読売新聞から、同日18時31分にmsn産経ニュース埼玉から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
12日午前3時20分頃、埼玉県寄居町の町役場庁舎の1階から出火し、保険年金課や健康福祉課など3課の入った区画の一部約30m2を焼いた。
コピー機が激しく燃えており、周辺のロッカーや机の上にあった書類なども焼けた。

警察によると、庁舎内の自動火災報知機が作動し、警備会社の警備員が駆けつけ、119番した。
庁舎は施錠されており、庁舎内には派遣の当直職員2人がいて、火が出る前にも見回りを行っていた。
出火当時、職員は仮眠をとっていたが、けがはなかった。

警察は、コピー機周辺で出火原因を調べている。

 
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120512-OYT1T00291.htm
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120512/stm12051218320001-n1.htm
 
 
また、5月15日付で朝日新聞埼玉版(聞蔵)からは、火災発生時に防火シャッターなどが5カ所で閉まらなかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
この火災で、庁舎内の5カ所の防火扉や防火シャッターの近くにごみ箱や台車などが置かれていたため、出火当時、閉まらなかったことがわかった。
煙は隙間から2階に流れ、被害がさらに広がったという。
 
町によると、1階には防火扉2カ所と防火シャッター4カ所があり、いずれも火災が起きると自動で閉まる仕組み。
ところが、両方の防火扉の開閉部とシャッター3カ所の真下に台車やパンフレットのラック、ごみ箱などが置かれていた。
このため、これらの防火設備は完全に作動せず、扉の一方はほぼ全開、シャッターも1カ所は2mほどの隙間ができていたという。
その結果、1階のロビーから吹き抜けになっている2階の一部はススだらけになってしまった。
 
町は12日、町議会で陳謝した。
理由については、「掃除があったり、人が出入りしたため、物をおいてはいけない場所に動いてしまったと思われる」と話している。
 
一方、深谷市消防本部は、町に対し、今年3月の査察で「2階非常口付近の荷物の整理」などと改善を指導していた。



 
(ブログ者コメント)
 
□コピー機内部でトラッキング現象などが起きて出火した可能性も考えられるが、もしそうなら、本体スイッチを入れっぱなしで帰ったことになる。
省エネが強く叫ばれている昨今、そのようなことはないとは思うが・・・。

□物を置いていた点に関し、いろいろ言い訳をしているようだが、要するに、誰もそんな場所に物をおいてはいけないということを知らなかった、気付かなかった・・・そういうことではなかったのだろうか?

□毎日、そこで仕事していると、徐々に環境が変化していった場合、変化に気がつかないことは確かにある。
その対策として、定期監査、査察は有用だ。
にもかかわらず、3月の査察で、なぜ消防の担当者は見逃したのか?
複数で査察に入ったはずなのに、一人ぐらい気がつく人はいなかったのか?
ブログ者は、ISO14001内部監査員として事務所内を確認する場合、非常用設備の機能確保状況を大きなチェックポイントにしていた。それは、紙ゴミ電気よりはずっと大事だと思っていたからだ。
善意で解釈すれば、査察後1~2ケ月の間に5ケ所全てに物が置かれた・・・ということもあり得ない話ではないのだが、とてもそんな偶然が重なるとは思えない。


読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2012年4月18日付で西日本新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
井筒屋は17日夜、北九州市の小倉井筒屋本館(9階建て)で16日午後8時15分ごろ、4階の従業員専用フロアにある分電盤付近を焼く火災が起きていたことを発表した。
分電盤の交換作業中だった男性作業員(56)が右手をやけどした。
当時、8階の飲食店のみが営業中で、客6人が従業員の誘導で避難したという。

同店では昨年12月に屋上の機械室から出火し、買い物客ら計3200人が避難するぼやがあり、全館で順次、老朽化した電気設備の交換工事を進めている。

同店によると、16日の火災は、作業員が電気の配線を分岐させる分電盤の電圧点検中に手順を誤ったため、ショートして起きたらしい。
119番による消防隊の到着前に、作業員らが消し止めた。
火災で4階の従業員専用フロアが停電したが、17日早朝に復旧、同日は通常通り営業した。

井筒屋は、「出火原因を調べていたため、発表が遅れた。こういった事態を招き大変申し訳ない。今後は安全確認を徹底したい」と話している。

 
出典URL
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/297767
読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2012年4月15日付で毎日新聞神奈川版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
14日午後4時45分ごろ、川崎市にある「東芝」浜川崎工場の浮島分工場で出火したと、火災報知機の作動で駆けつけた警備員から119番通報があった。
配電・変電施設のある2階建て動力棟の1階事務所の一部約50m2を焼いた。けが人はなかった。

警察によると、事務所はこの日、無人で、施錠されていた。
警備員が事務所の机の下にあるコンセント近くで火の手が上がっているのを見たといい、警察が原因を調べている。


出典URL
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20120415ddlk14040170000c.html
読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2012年4月6日付で毎日新聞新潟版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
4日夜から5日朝にかけて、県内全域で、電線や電柱の機器などがショートして火花が出る現象が相次いだ。
暴風により電線などに傷ができたことが原因とみられ、機器故障による停電も発生した。


東北電力新潟支店によると、電線などから火花が散るこの現象は「トラッキング」と呼ばれる。
通常は主に海岸部で生じるが、今回は被害が県内全域に広がり、約1230件確認された。
一晩で1000件を超す規模は非常に珍しく、暴風のすさまじさをうかがわせた。


新潟市消防局によると、4日午後9時から5日午前6時までの「電線から火花が出ている」などといった通報による出動回数は約120回に上った。
県警によると、同様の内容の110番通報が県内で約200件寄せられたという。


出典URL
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20120406ddlk15040391000c.html
 
 
一方、4月6日付の朝日新聞新潟全県版からは、やや詳しい状況がネット配信されていた。
 
強風が続いた4日夜から5日未明にかけて、県内の海沿いを中心に、一般家庭に引き込んだ電線から火花が発生する現象が相次いだ。
 
東北電力によると、海からの風や雨で電線に塩分が付着。電線の表面の傷から塩分が内部にしみ込んで漏電し、火花が発生した。
雨量が少ないため、塩分が流されずに残り、多発したという。
 
電線は燃え難い素材を使っているので、出火することはなかったという。
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
このような現象が発生することをブログ者は知らなかった。
参考までに紹介する。
 
 


(2012年4月14日 修正1 ;追記)
 
新潟より5日ほど遅れて九州全県と広島、岡山、仙台でも同様な現象が発生し、福岡では西鉄が止まり、鹿児島では男児が軽傷を負ったという新情報を追記しました。
詳細は以下の個別記事参照。


2012年4月11日11時41分に朝日新聞から、佐賀県や福岡県で同様な現象が相次いだと、火花の写真付でネット配信されていた。
 
佐賀県や福岡県で10日夕、電線から建物に電気を送る引き込み線から火花が出る現象が相次いだ。
九州電力佐賀営業所には10日夕、問い合わせが次々に入り、調べたところ、佐賀市や佐賀県神埼市、小城市などの計約40カ所で火花が確認されたという。
佐賀広域消防局にも午後6時から6時半にかけて、佐賀市内2カ所と小城市牛津町で計3件の通報があった。火事や停電などの被害はなかった。
福岡県小郡市などを管轄する九電甘木営業所にも10日夕から、電線や電柱から火花が出ているという問い合わせが6件寄せられた。


出典URL
http://www.asahi.com/national/update/0411/SEB201204100074.html
 
 
4月12日付の佐賀新聞からは、同様な現象が九州全域で866件確認されていた旨、ネット配信されていた。
 
佐賀市など県内各地で10日、電線から火花が出たのが多数確認された問題で、九州電力は11日、同様の現象が九州全域で計866件発生していたと発表した。
同日午後4時までに通報などで確認した数で、うち282件が停電したがすべて復旧した。


原因について九電は、4月2~3日にかけての強風で運ばれた塩分が電線に付着し、10日からの雨で水分を含み電流が漏れたとみている。

火花の発生件数が最も多かったのは鹿児島の258件で、福岡(216件)、熊本(176件)が続いた。佐賀は80件で、うち34件で停電が起きた。
同社は11日、損傷した電線をテープで補修するなどの復旧作業や、他の被害の有無について点検作業を進めた。

 
出典URL
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2188227.article.html
 
 
4月11日1時5分にmsn産経ニュースからは、広島でも同様な現象があり、また西鉄では電車が一時立ち往生した旨、ネット配信されていた。
 
広島、福岡、佐賀、熊本の各県で10日午後、鉄道の送電設備や、中国電力や九州電力の電線から火花が散るトラブルが相次いだ。
中国電や九電によると、電線に付着した塩分や黄砂などに、10日に降った雨が影響して火花が発生したとみられる。


10日午後6時15分ごろ、福岡市と福岡県大牟田市を結ぶ西鉄天神大牟田線の端間-宮の陣間で、線路上の架線から火花が出ているのを通行人が見つけた。
列車の運行を一時止め、急行列車2本が約1時間半にわたって線路上で立ち往生したことなどから、計4万1千人に影響が出た。


同日午後には、福岡県大川市や、佐賀市、吉野ケ里町など佐賀県の4市1町で、九電に「電線から火花が発生した」との通報が約40件相次いだ。熊本市内でも1件、消防に通報があった。
広島県でも、午後6時半から同11時半にかけて、電線から火花が出たとの通報が、広島市佐伯区や広島県海田町など7カ所から広島市消防局に相次いだ。

 
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120411/crm12041101050001-n1.htm
 
 
岡山県でも確認されたと、4月12日付で朝日新聞岡山版(聞蔵)からネット配信されていた。
 
11日未明から早朝にかけ、岡山市、倉敷市、笠岡市で、計11件の問い合わせがあった。
中国電力岡山支社は、「3日の強風で電線にほこりが付着し、雨の水分で電気が通りやすくなって発火した可能性がある。強い雨ならほこりは洗い流されるが、小雨だったのでほこりに電流が流れたのではないか」と話している。

 
 
仙台市内でも確認されたと、4月12日19時1分にNHK仙台からネット配信されていた。

仙台市内で、11日の午後3時から5時ごろにかけて、広い範囲で電線から火花や煙が出る現象が相次いだ。
東北電力によると、電線から火花や煙が出て復旧作業を行った場所は、宮城県内であわせて23か所に上ったという。


東北電力によると、火花や煙が出た場所は、電線を覆うゴムが劣化し、中の導線が露出していたということで、この部分に付着したほこりが雨水を含んで電気を流す回路のような働きを持ち、火花や煙が出たものとみている。

仙台市内では、今月9日、中国から風に乗って運ばれる「黄砂」がことし初めて観測されていて、東北電力では、黄砂も原因の1つになった可能性があるとしている。

電線から火花が出る現象は、露出した導線に塩分を含んだ水が触れた場合にも起きるため、海風が吹くことが多い東北地方の日本海側では、時折、発生するが、宮城県内ではめずらしいという。

東北電力では、電線からの火花や煙を見つけた場合には、近寄らずに、電力会社に通報してほしいと呼びかけている。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/sendai/6004389351.html
 
 
鹿児島では5歳児が垂れた電線に触れてやけどしたと、4月13日付で毎日新聞鹿児島版からネット配信されていた。
 
12日午後5時10分ごろ、鹿児島市明和の中平公園で遊んでいた男児(5)が垂れ下がった電線に触れ、感電した。左の手のひらに軽いやけど。
九州電力は「沿面リーク」現象が起きて電線が切れたとみている。
九州・山口では同現象によって各地の電線が火花を上げ、多数の停電をもたらしたが、けが人が出たのは初めて。
九電によると、垂れ下がっていた電線は、公園内の水銀灯への引き込み線だった。


沿面リークは、電線を覆うビニール製の絶縁体が、強風で飛んできたごみなどが当たって損傷し、その傷から雨水などに含まれる塩分などが染み込んでショートする現象。
3日の爆弾低気圧で強風に見舞われた九州・山口では10〜11日、電線から火花が上がる現象が全県で起き、少なくとも計919件発生、289件が停電した。これも同現象とみられている。


他にも断線している電線がある可能性もあり、九電は「(男児に)申し訳ない。切れた電線を見かけたら触れずにすぐ連絡してほしい」と話している。


出典URL
http://mainichi.jp/area/news/20120413sog00m040004000c.html
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
□パチパチ程度の火花かと思っていたが、朝日新聞の写真を見ると、まるで火の玉だ。

□NHK仙台の記事によれば、東北の日本海側で時折発生する現象とのこと。
やはり、これだけ全国で多発するのは超レアケースのようだ。

□タイミングから考えると、ほとんどが爆弾低気圧の影響だったのだろう。
電線以外にも広範囲で多大な被害をもたらした爆弾低気圧、こんなに凄まじいのも珍しい。

 
 
 
読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2012年3月15日付で朝日新聞宮城全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
14日午前9時50分ごろ、大崎市役所の2階にある子育て支援課相談室から出火、同室の壁やカーペットなど8m2が焼けた。約30分後に職員が消火器や消火栓からの放水で消し止めた。煙を吸った職員3人が軽傷を負った。
 
警察によると、コンセントにつながれたままのパソコンの分配器が溶解しており、警察は分配器やコンセントが過熱し出火した可能性があるとみて調べている。
 
出火当時、庁舎内にいた来庁者23人と職員312人は、庁舎前の駐車場に避難した。
市長は「火災発生を申し訳なく思う。施設の安全確認に一層注意したい」と述べた。

 
読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

 通信欄 
問合せなどあれば記事末尾の読者通信欄に名前(匿名可)とメルアドを記入し ①確認ボタンをクリック ②記入欄に用件記入   ③確認ボタンをクリック ④内容がOKであれば送信ボタンをクリック    してください。     ちなみに「ご送信ありがとうございました」との返信がありますが。それは通信欄会社からの自動メッセージですので、ご留意ください。
 カテゴリー Category 
 最新コメント Latest Comments 
[06/09 ※無記名]
[06/01 ※無記名]
[02/08 ※無記名]
[02/08 ※無記名]
[01/20 ※無記名]
[08/31 ガーゴイル]
[09/27 三浦]
[03/02 南方英則]
[11/20 山城守]
[07/20 記事内容について訂正をお願いします。]
[07/16 神戸ファン]
[04/21 Rawi]
[08/12 山田晴通]
[04/24 道産子]
[04/15 道産子]
[04/15 道産子]
[04/05 道産子]
[04/02 道産子]
[04/01 道産子]
[02/27 道産子]
[02/26 愛読者]
[01/10 愛読者]
[11/07 愛読者]
[10/12 愛読者]
[08/24 愛読者]
 ツイッターなどへの接続 
 製造業ブログランキングへの接続 
下記をクリックすれば、2種類の製造業ブログランキングにつながります
にほんブログ村 企業ブログ 製造業へ
にほんブログ村 人気ブログランキングへ
 最新トラックバック 
 バーコード 
 カウンター 
 アクセス解析 
 プロフィール Profile 
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

Template by ららららいふ / Material by 素材くん「無料WEB素材屋」

忍者ブログ [PR]