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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20155201027分に佐賀新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

九州電力は19日、歩道などに設置した配電装置の爆発が相次いだため、管内で不具合が起こる可能性のある62台の一斉点検を始めたと発表した。

製造元の佐賀県内のメーカーに戻して、詳しく調べる。

62台のうち、県内では3台が対象となっている。


九電によると、配電装置は停電の際、他の変電所から電力を融通するためのもので、2月に大分市、4月に長崎市で爆発事故が発生。

いずれも1988年に設置され、装置内の変圧器の回路がショートし、密閉状態の内部の圧力が急激に高まり爆発したとみられる。


九電は、管内の配電装置約5700台のうち、同機種62台は詳細に点検する必要があると判断。

応急措置として、爆発による飛散を防ぐ器具を既に取り付けているが、今月末までに装置を取り外し、製造元に搬入して点検する。


大分市の爆発事故は2月20日午前2時半過ぎに発生し、約2800戸が停電。

長崎市では4月2日午後3時半ごろに起き、破片が周囲に飛び散ったほか、約2000戸が4分間停電した。

 

出典URL

http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10102/188589

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

長崎市の事例は下記参照。

 

201549日掲載

201542日 長崎市の思案橋通りで歩道に設置されている開閉器塔が、突然、内部でショートして爆発、けが人なし

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4759/

 

 

 

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201542197分にNHK長崎から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

431144分に読売新聞からも、同趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。

 

2日午後3時半すぎ、長崎市浜町の通称「思案橋通り」沿いの歩道に設置されている「開閉器塔」と呼ばれる、変電所から送られてくる電気系統を切り替える装置が、突然、大きな爆発音とともに出火、近くの飲食店員が消火器で消し止めた。


けがをした人はいなかったが、装置の鉄製の囲いなどが破損して破片が歩道などに飛び散り、近くにある2つの店舗の外壁の一部が破損する被害があったという。


この装置を設置している九州電力によると、大きさは縦と高さがおよそ1m、奥行きがおよそ50cmあり、装置の内部がショートしているということで、九州電力で原因を調べている。

 

この装置は、緊急時の配電に対応するためのもので、設置から27年が経過していたという。

この爆発の影響で、浜町や銅座町などのおよそ2000世帯で停電が起きたが、4分後には復旧したという。


爆発音を聞いたという50代の男性は、「突然ドーンという音がした。離れろといわれて離れましたが、すごい量の煙が出ていました」と話していた。
現場近くには百貨店やアーケード街があるなど、長崎市内で一番の繁華街で、春休みということもあって周辺は一時騒然となった。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/5033726171.html?t=1428008583559  

http://www.yomiuri.co.jp/national/20150403-OYT1T50017.html

 

 

 

(2015年5月24日 修正1 ;追記)

 

2015520日付で朝日新聞長崎版(聞蔵)から、原因に関する下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

九電は19日、機器のショートで熱が生じ、内部のガスが膨張して破裂したことが原因だったと発表した。

 

九電によると、爆発したのは、変電所をつなぐ「開閉器」。

大分市でも2月に同様の事故があり、3月に長崎市の機器を点検したときには、異常はなかった。

 

 

 

 

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20153311824分にNHK新潟から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

31日午前10時半前、柏崎刈羽原発5号機の発電に使う「タービン」が収納された建屋の最上階で、協力企業の作業員が漏電を防ぐブレーカーを点検しようとしたところ、ブレーカーから火が出た。
火は、その場で消火器で消し止められたが、この際、作業員の28歳の男性1人が左手に軽いやけどをしたという。


5号機は、現在運転を停止していて、東京電力によると、この火事による放射性物質の外部への放出はないという。


火が出たブレーカーは、年に1度行われる定期検査用の電源に設置されたもので、31日は作業員が正常に作動するか確かめるため、電流を流す機器をつなげようとしたところ、突然出火したという。

東京電力は、点検作業中に誤って過度な電流が流れた可能性があるみて、調べている。


同原発の栗田広報部長は、「住民の皆さまに多大なご迷惑とご心配をおかけして申し訳ありません。原因を調査して再発防止に努めていきます」としている。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/1033656283.html?t=1427836755741

 

 

41日付で毎日新聞新潟版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

31日午前10時25分ごろ、東京電力柏崎刈羽原発の5号機のタービン建屋2階で、分電盤(高さ1.7m、幅1m)から出火し、盤の一部を焼いた。

東電の協力会社の男性作業員(28)が、左手に軽いやけどを負った。


東電によると、作業員は部下と2人で分電盤の定期点検をしていた。

盤の一部の「漏電遮断器」に点検用の電流を流そうと器具を当てた際、火花が散って炎と煙が出、火災報知機が作動したという。

 

作業員は、近くにあった消火器で火を消した。

消防は、同11時15分に鎮火を確認した。

 

出典URL

http://mainichi.jp/area/niigata/news/20150401ddlk15040037000c.html

 

 

 

(2015年4月26日 修正1 ;追記)

 

2015424日付で毎日新聞新潟版から、点検用器具の電源をとろうとした際に接続用金具が別の場所に接触してショートしたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。 (新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

東電は23日、分電盤を点検しようとしていた作業員が、大電流が流れる銅板2枚を誤って短絡(ショート)させたのが原因だったと発表した。


東電によると、作業員は、点検用の器具を分電盤の一部に接続して電源を得ようとした。

この際、手に持った接続用の金具が本来の接続場所から1cmほどずれ、平行して走る2枚の銅板(間隔約1cm)の間に挟まった。

銅板にはいずれも4700アンペア(一般家庭の使用限度の100倍以上)という大電流が流れており、短絡して火が出たとみられる。

 

東電は点検の作業手順を改良し、銅板に近い部分からは電源を取らないことにした。

 

出典URL

http://mainichi.jp/area/niigata/news/20150424ddlk15040018000c.html

 

 

20154231757分にNHK新潟からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

東京電力は23日、原因の調査結果について、柏崎刈羽原発の栗田広報部長が会見で明らかにした。


それによると、作業員がブレーカーの点検装置の電源を取ろうとしたところ、持っていた電源クリップが、誤って電気が通っている別の金属部に接触してショートを引き起こし、火花が散って火事になったという。


また、作業には危険が伴うことを認識していながら、点検の作業手順を示したマニュアルには、ショートを引き起こすおそれがあることや、電源を安全に取るための接続場所の指定がなかったという。


東京電力では、マニュアルの見直しを進める共に、電気が通る部分には保護カバーを取り付けるとしている。

栗田広報部長は、「ご心配をおかけして申し訳ありません。危険を伴う作業に対してもう1度立ち戻って安全対策を行い、再発防止に努めていきたい」と陳謝した。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/1034264351.html?t=1429824867961

 

 

 

 

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20153261833分にNHK横浜から、「電源コード継ぎ足し 火災注意」というタイトルで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

今月、川崎市でアパートが焼け2人が死亡した火事では、電源コードを継ぎ足した部分がショートし火が出たと見られているが、こうした電源コードの改造による事故が相次いでいるとして、独立行政法人のNITEが実験映像を公開して、注意を呼びかけた。


今月16日、川崎市でアパートが焼け2人が死亡した火事では、電気ヒーターをコンセントにつなげるコードを別のコードに継ぎ足した部分が激しく焼けていて、この継ぎ目がショートして火災に至ったと見られている。


NITE・製品評価技術基盤機構によると、こうした電源コードの改造や不適切な接続によって発熱した事故は、去年3月までの5年間に36件報告されているという。


このためNITEは、実験映像を公開して、電源コードの導線に別のコードをねじって継ぎ足すなどの改造や修理は絶対に行わないよう、注意を呼びかけた。
NITEの池谷課長は、「エアコンや暖房機器など、消費電力が大きい電気製品は特に危険なので、コードの改造はしないでほしい」と話している。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/1056814231.html?t=1427402502490

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

本件、平成27326日付でNITEから、「電源コード及び配線器具による事故の防止について(注意喚起)」というタイトルで、下記の文書がネット配信されていた。

 

316日に神奈川県で、延長コードをねじり接続したことが原因と推測される火災が発生しました。

また、211日には静岡県で、コードリールの定格容量を超えて使用していたことが原因と推測される火災が発生しており、電気製品の電源コード及び延長コード(配線器具)による事故が連続して起きています。

 

電源コード及び配線器具は、電気製品に電力を供給する重要な役割を担う部分ですが、見た目での危険を認識しづらく、誤った取扱いを続けることによって電源コードが異常発熱して事故に至るおそれがあります。

 

電源コード及び配線器具の事故防止のための注意喚起に関しては、平成27129日(木)にも実施しているところですが、今回、電源コード及び配線器具が原因と推測される事故が発生したことをふまえ、事故を防止するため、再度注意喚起を行うこととしました。


なお、NITE(ナイト)に通知された製品事故情報※1において、平成21年度から平成25年度までの5年間に、「電源コード類の改造・修理等、不適切な接続によって接続部の接触不良が生じ、異常発熱した」事故は36件※2、「配線器具の定格を超えて電気製品を使用していたため、電源コードが異常発熱した」事故は12件ありました。

被害状況別に見ると、死亡事故 2件、軽傷事故 3件、拡大被害38件、製品破損※3 5件となっています。


これらの事故のうち、火災と判断されたものは20件(41.7%)ですが、いずれの事故においても、電源コード等の異常発熱によって電源コードやタップ類、電気製品、周囲の家具等が焼損しており、重大な事故へと至るおそれがあるため、注意が必要です。

 

出典URL

http://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/press/2014fy/prs15032602.html

 

 

 

 

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2015123日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正2として掲載します。

第1報は下記参照。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4583/

 

 

(2015年3月14日 修正2 ;追記)   

 

201536日付で読売新聞茨城版から、安全対策が県の委員会に了承されたという下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

外部有識者による県原子力安全対策委員会は5日、「再発防止策の実施状況はおおむね妥当」として、事故のあったハドロン実験施設の安全対策などを了承した。

PARCセンターは、4月以降に住民説明会を行うなどして地元の理解を得た上で、ハドロン実験施設の運転を再開したい考え。

県は、委員会の結論を参考に対応を決める。

 

事故後、JPARCの全ての施設が運転を停止。その後、一部の施設は運転を再開したが、ハドロン実験施設は現在も運転を停止している。

 

この日開かれた委員会でセンターは、事故時に陽子ビームの出力が異常に高まる原因となった熱に弱い電源基盤について、熱に強いものに取り換えたことや、放射性物質が漏れないよう実験装置や建屋の気密性を高めたことなどを説明。その上で、職員による訓練を行い、外部利用者に対して危険性の周知などをしてきたことも紹介した。

 

委員からは、新たな電源基盤の交換時期や点検方法を問う声、作業での安全確保を求める声などが上がった。

 

センターによると、ハドロン実験施設の運転再開時期は未定。

 

出典URL

http://www.yomiuri.co.jp/local/ibaraki/news/20150305-OYTNT50414.html

 

 

 

 

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2015223160分に北海道新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

「強風」「暖気」「季節外れの雨」。

三つの気象条件が重なった22日深夜から23日未明の石狩管内で、電線から火花が出るトラブルが相次いだ。

北電には約80件の通報が寄せられ、同社や消防は電線交換などの対応に追われた。

地面から飛ばされた融雪剤の粉末が電線に付着して雨にぬれ、漏電したのが原因とみられる。

火災はなかった。


北電によると22日午後10時ごろから午前4時ごろまで、「電線から火花が出ている」などの通報が札幌や北広島、千歳などの世帯から寄せられた。札幌市消防局への通報も35件あった。

電線を交換する際、一部世帯で数分から20分程度の停電となった。


北電によると、道内上空に入った暖気の影響で急速に雪解けが進み、融雪剤の塩化ナトリウムの粉末が路上に残った。

これが強風であおられて電線に付着し、雨にぬれたため、電気が通りやすい「塩水」と同じ状態となり、電線を覆うビニールの隙間などから漏電したとみられる。

 

出典

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/594160.html

 

 

224日付で毎日新聞北海道版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

22日深夜から23日早朝にかけて、北海道電力に札幌市やその近郊の住民から「電線から火花が出ている」との通報が約70件寄せられた。


北電によると、電柱から各戸に延びる引き込み線で青白く小さい火花が確認されたという。

火災はなかった。


当時は季節外れの弱い雨が降り、風速10m前後の強風が吹いていた。

北電は、「電線の傷から塩分を含む不純物が入り込み、漏電した可能性がある」としている。

被覆に傷が見つかった電線の取り替え工事を行ったという。

その際、一時的に停電した世帯もあった。


沿岸地域では、海水が付着して漏電する場合があるが、札幌市で起こるのは珍しいという。

北電は、原因を調べている。

 

出典URL

http://mainichi.jp/area/hokkaido/news/20150224ddlk01040232000c.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

本ブログでは、過去に同種現象を2件紹介済。

 

20121215日掲載

2012128日報道 強風や雪に見舞われた石川県内で電線から火花が出るトラブルが多発

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/2531/

 

2012410日掲載

201246日報道 新潟県全域で暴風によって電線に傷ができ、一晩で1000件を超す火花発生現象が確認される (修正1)

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/1641/

 

 

 

 

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201522050分に朝日新聞から、下記趣旨の記事が図解付きでネット配信されていた。

 

コンセントと電源プラグの接触が悪いことが原因とみられる火災が全国で相次いでいるため、経産省は、コンセントの耐久性を確認する新しい試験をメーカーに義務づける方針を固めた。

来夏にも適用する。


プラグを何度も抜き差ししたり、コードをつかんで斜めに引っ張ったりすると、コンセント内部の金属部分「受け刃」が緩み、接触不良をまねく。

プラグと受け刃の接触部分が小さくなると発熱しやすくなり、周囲のプラスチックやコードに着火すれば火災を引き起こす。


そこで、経産省は新たに、コンセントに差した状態のプラグに水平(左右)方向に力をかける試験を、メーカーに義務づけることにした。


これまでも、一定の条件でプラグの抜き差しを合計5000回繰り返し、接触の状況を確認するよう求めていたが、その前に水平方向の新たな試験を必ず実施するように求める。

今夏にも、電気用品安全法の技術基準を改める通達を出し、約1年の周知期間を経て義務化する考えだ。


経産省の担当者は、「普段からプラグをコンセントにしっかり差し込み、抜くときはプラグ本体を持つようにして欲しい」と、日頃使う利用者へも注意を呼びかけている。


コンセント付近が火元とみられる火災では、昨年10月、石川県野々市市の教会兼住宅で子ども2人を含む4人が死亡した。

2013年10月には、福岡市博多区の整形外科医院で、入院患者ら10人が亡くなる大火災も起きている。

 

接触不良が原因とされる火災は、東京都内だけでも13年に34件起きており、経産省は規制強化が必要と判断した。

 

出典URL

http://www.asahi.com/articles/DA3S11610900.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

昨年暮れ、プラグに耐火性試験が義務付けられるという下記の情報を掲載したが、それと同じ流れだと思われる。

 

20141228日掲載

20141223日報道 経済産業省はトラッキング火災防止のため、家電製品のプラグに耐火性試験を義務付ける

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4528/

 

 

 

 

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20151221850分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

22日午前4時半ごろ、京都府長岡京市神足落述の東海道新幹線の高架下で火が出ているのをJR東海の社員が見つけ、119番通報した。

約1時間後に鎮火したが、新幹線は午前6時発の始発から京都―新大阪間の上下線で運転を見合わせた。上りは午前7時30分ごろ、下りは午前8時55分ごろに運転を再開したが、約7万9千人に影響が出た。


警察などによると、火災は高架橋の耐震工事現場で発生し、高所作業のために周囲に組まれた足場の床板計約90mが燃えた。

車で巡回していた社員が発見し、けが人はなかった。現場の入り口は施錠されていたという。

警察で、原因を調べている。


JR東海によると、線路脇にあった下り用の自動列車制御装置(ATC)の信号ケーブルが損傷し、約5m分のケーブルを交換したため、下りの再開が遅れた。

 

現場付近では、昨年10月から今年4月までの予定で、高架橋の耐震強化のために鋼板を貼り付ける工事をしており、21日は午後5時半に作業を終え、その後は人の出入りはなかったという。
 


出典URL

http://www.asahi.com/articles/ASH1Q21LDH1QUEHF001.html

 

 

20151222120分に産経新聞westからは、原因に関する下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

現場の高架橋の補強工事用に設置されていた電気ケーブルの付近が激しく燃えていたことが、警察への取材で分かった。
警察は、出火元の可能性もあるとみて詳しく調べている。


警察などによると、現場は高架橋の老化対策のため、樹脂や金属板を使った補強工事中だった。

電気ケーブルは、高架下に組まれた高さ約7mの足場に通されており、この周辺の足場の木の板約90mや樹脂の入った一斗缶などが焼失した。


また、現場では前日午後5時半以降、作業はされておらず、無人だったとみられる。

約3mのフェンスで囲まれたうえ、出入り口も施錠されており、不審者が侵入した形跡はなかったという。


JR東海の最終のまとめによると、この火災で上下16本が運休、91本が最大3時間遅れ、約7万9千人に影響した。

 

出典URL

http://www.sankei.com/west/news/150122/wst1501220080-n1.html

 

 

 

 

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20151171249分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

117日付で朝日新聞茨城版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

16日午後3時頃、茨城県東海村の陽子加速器施設「JPARC」内にある物質・生命科学実験施設(MLF)の変圧器から出火、作業員が消火器で消し止めた。

PARCセンターによると、放射性物質の漏えいやけが人はなかった。

 

2013年5月に研究者らが被曝したハドロン実験施設での放射能漏れ事故以降、施設屋内での火災は初めてという。

 

MLFは、中性子を使って物質の構造を調べる研究実験施設。

発表によると、変圧器は電源の設置に伴い、新たに取り付けられた。

通電試験として、素粒子ミューオンを取り出して試料に照射するビームラインで電磁石電源に通電したところ、作業員が異臭を感じ、配電盤の扉を開けたところ、白煙を確認。すぐに消し止めたが、縦30cm、横20cmを焼損した。

損傷したのは変圧器だけで、当時、低電流を流す電源と変圧器を追加する工事をしていた。ビームは停止していたという。

工場で行った通電試験では、問題はなかったという。

 

放射能漏れ事故後、MLFも運転を停止していたが、昨年2月に再開。

昨年末からは、メンテナンスのために運転を停止していた。

 

県庁で記者会見した斉藤副センター長は、「事故以来、管理態勢を十分なものにしようと対処してきたが、こういうことになりおわびする」と頭を下げた。

県原子力安全対策課は、「原因究明と再発防止策の報告を求める」としている。

 

出典URL

http://www.yomiuri.co.jp/national/20150117-OYT1T50043.html

 

 

 

(2015年1月29日 修正1 ;追記)

 

20151262016分にNHK水戸から、電気回路の設計ミスが原因だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

127日付で東京新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

施設を運営する日本原子力研究開発機構などは、火災が発生した原因を調べ、26日、県などに報告した。


それによると、実験施設に新しく組み込んだ電気回路に設計ミスがあり、通電試験を行った際に電源盤に過大な電流が流れて発火したとみられるとしている。

 

受注業者は、変圧器の性能試験をしていたが、電気回路に組み込んだ状態の試験ではなかったという。


J-PARCの担当者は、発注先の業者から提出された電気回路の図面を見て、試験の手順は確かめたものの、回路の安全性については確認していなかったという。


「J-PARC」では、おととし5月、別の実験施設で放射性物質が外部に漏えいする事故が起き、すべての施設の運転を停止していたが、去年2月からは、今回火災が起きた施設を含む一部で再開していた。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/1074972541.html?t=1422306865764

http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20150127/CK2015012702000163.html

 

 

また、127152分にNHK水戸から、専門家会議で厳しい意見が出たという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

今月、東海村の素粒子実験施設JーPARCで電源盤が焼けた火事について、県内の原子力施設の安全性を検討する専門家の会議は、安全管理体制を見直すよう求めた。

水戸市で開かれた会議には、原子力の専門家など11人の委員と、J-PARCを運営する日本原子力研究開発機構などの担当者が出席した。


この中でJ-PARCの担当者は、今月16日に「物質・生命科学実験施設」と呼ばれる施設で電源盤が焼けた火事の原因について、新しく組み込んだ電気回路の設計ミスに気づかずに通電試験を行った結果、過剰な電流が流れて火が出たと説明した。
その上で、再発防止に向けて、電気や高圧ガスなど危険を伴う作業では、小さな部品の取り付けであっても、事前に作業内容や手順を点検する組織を設けると説明した。


これに対して専門家からは、「初歩的なミスだ」とか「設備の変更について点検する体制がなっていない」などと、厳しい意見が相次いだ。
そして再発防止策については、専門家の総意として、「事故のたびに新しい組織をつくるのは本質的ではない」と判断し、現場レベルで安全性をチェックする体制を構築するよう求めた。


J-PARCは、意見を参考に安全管理体制を見直し、報告書を県に提出することにしている。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/1074924451.html?t=1422392619249

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

○J-PARCのHPに、詳しい報告書が掲載されている。

ポイントは下記。

・電磁石電源にトランスを組み込んだ状態で通電すると、トランスの二次側(定格138V)に入力電圧420Vが印加される回路構成となっていたが、二次側が420Vに耐える設計がなされていなかった。

設計者は、トランスの二次側に420Vが印加されても、トランスが耐えるものと考えていた。

・受注業者において、トランスを回路に組み込んだ使用条件に近い検査を工場で行っていなかった。

・対策としては、受注業者に対し、原則として実際の使用条件に近い状態で工場検査を実施させ、J-PARCセンターとしてこれを確認する。

http://www.jaea.go.jp/02/press2014/p15012601/

 

○単品では問題なかったがシステムに組み込むと問題が出た・・・・そういった事例は、しばしば耳にするところだ。

 

 

 

 

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2014122350分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

電源プラグにほこりがたまることで発火する「トラッキング現象」による火災を防ぐため、経済産業省はすべての家電製品のプラグに耐火性試験を義務づける。

来年1月に電気用品安全法の技術基準を強化する通達を出し、周知期間を経て、2016年3月17日から実施する。


トラッキング現象は、プラグをコンセントに長期間差し込んだままにすることで、接触部分にほこりがたまって水分や油分が加わると、通電して発火する。

東京消防庁によると、この現象による火災は昨年、都内で86件起きている。


これまで、水に触れやすい冷蔵庫のプラグについては耐火性試験などのトラッキング対策が課せられていたが、経産省はすべての家電製品に対象を広げる方針だ。

メーカー側は、プラグに燃えにくいプラスチックなどを使う必要が出てくる。


部品として単体で販売するプラグについては、15年9月17日からトラッキング対策が義務化される。

 

経産省の担当者は、「従来の製品でも、定期的にコンセント周辺を掃除すればトラッキングは防げる。年末の大掃除の際にきれいにして欲しい」と呼びかけている。

 

出典URL

http://www.asahi.com/articles/DA3S11520764.html?ref=nmail_20141223mo&ref=pcviewpage

 

 

 

 

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201412182110分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

1219日付で朝日新聞播磨版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

18日午前11時5分ごろ、兵庫県姫路市香寺町のネスレ日本の姫路工場で「電気設備から煙が出ている」と従業員から119番があった。

午後3時45分に消し止め、けが人はなかったが、電気の供給が止まり、工場の生産は中止した。


警察などによると、電気施設の2階にある受電設備から煙が出ていた。

コンデンサーなどが焼けた。

19日に警察と消防が実況見分する予定。

 

ネスレ日本によると、姫路工場では主に粉末タイプのコーヒーを生産しているという。

 

出典URL

http://www.sankei.com/west/news/141218/wst1412180074-n1.html

 

 

 

 

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20141210日付で毎日新聞岡山版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

1291227分に瀬戸内海放送から、1210日付で朝日新聞岡山全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

9日午前1時45分ごろ、備前市久々井の薬品会社「大鵬薬品工業」岡山工場第1原料資材倉庫から出火。
鉄骨造り一部2階建て工場のうち、1階の原料資材倉庫選別室の一部約100mを焼いた。けが人はなかった。

 

工場は24時間稼働しており、栄養ドリンク剤「チオビタ・ドリンク」の4種類を、1日100万本を製造していた。
工場内では当時、作業員10人が働いていた。

 

栄養ドリンクの瓶の選別作業をしていた男性作業員(23)が選別室内のベルトコンベア付近から火が出ているのに気づき、119番した。
全員避難して無事だったという。


ベルトコンベアのモーターや配線付近の焼け方が激しく、モーターからの出火、あるいは配線の断線などが原因とみられている。

 

大鵬薬品岡山工場の総務課によると、工場は9日夕現在、操業を停止している。同課は「早急に再稼働できるよう、原因究明に努めたい」とした。

また、同工場は、一般の人の見学を受け入れているが、9日は見学予定者がおらず、10日に予約していた人たちには、断りの連絡を入れたという。

 

出典URL

http://mainichi.jp/area/okayama/news/20141210ddlk33040507000c.html

http://www.ksb.co.jp/newsweb/index/2504

 

 

 

 

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2014128194分にNHK佐賀から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

ことし10月、九州電力玄海原子力発電所の原子炉補助建屋でブレーカー周辺が燃えた火災について、九州電力は、建屋内の部屋に設置していた有害な気体などを排気する装置の配線の接続部分にある部品の容量が小さく、ここから火が出た可能性が高いと発表した。


玄海原発では、ことしの10月28日に、3・4号機の原子炉補助建屋内にある「第1放射化学室」と呼ばれる原発施設内の排水などの水質を測定する部屋で、ブレーカーの周辺が燃える火災があった。


この火災について、九州電力が調べたところ、部屋の中に置かれていた有害な気体を排気する装置の内部にある配線の接続部分から、火が出でいたことがわかった。


また九州電力によると、火が出た接続部分からは排気装置に電気を供給しているが、接続部分に使われていた部品は、その電気容量よりも小さいものだったという。


九州電力では、この排気装置の設計ミスか、製造段階での不具合によって電気の容量を超えたことが火災の原因と見て、玄海原発内にある同型の排気装置3台、それに、同じメーカーで型が違う排気装置6台について改良を加えるほか、施設内の設備の配線を点検することにしている。

 

出典URL

http://www.nhk.or.jp/lnews/saga/5083807551.html?t=1418073540403

 

 

1282013分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

九州電力は8日、定期検査中の玄海原発3、4号機の原子炉補助建屋で10月に発生した火災について、室内の有害物質を取り除く「局所排気装置」の施工不良が原因とみられると発表した。

電気ケーブル同士を接続するコネクターの電流容量が小さく、過負荷で通電を繰り返したために発熱、発火したという。


1994年の3号機建設時に外部業者に製作を委託しており、20年にわたって過負荷の状態で運転していた。


九電は近く、管内6基の全22台をコネクターを使用しない配線方式に変更するほか、他の類似設備のコネクターも点検する。


九電が施工不良と判断した装置を製作した実験装置メーカー、ダルトン(東京)によると、九電以外の6原発にも類似した製品を納入しているという。

ダルトンは今後、改修などを実施する方針。

 

出典URL

http://mainichi.jp/select/news/20141209k0000m040051000c.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

九州電力HPには、コネクターの容量不足ではなく、コネクターに接続されているケーブルの施工不良が原因だったと読みとれる、下記趣旨のプレスリリースが掲載されていた。

 

「調査結果」

コネクタに接続されている1本のケーブルについて、数本の素線が線芯に巻き付けられた状態であったことから、工場製作時における施工不良の可能性がある。

 

「推定原因」

局所排気装置の工場製作時における施工不良により、コネクタの接続部付近に接触不良が発生し、過負荷の状態で通電が繰り返されたことから、亜酸化銅が生成し、発熱・発火したものと推定される。

 

http://www.kyuden.co.jp/press_141208-1.html

 

 

 

 

 

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201411301636分にTBS News iから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

1211034分に千葉日報からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

30日午前8時ごろ、千葉市中央区の「JFEスチール株式会社東日本製鉄所」にある変電所内で、火災が発生しているのが見つかった。

消防がポンプ車など16台で消火にあたり、火はおよそ3時間後に消し止められたが、少なくとも500mが焼けた。


警察などによると、工場内の複数の建物から火が出ているため、配電の際にショートするなど、電気系統のトラブルが出火の原因とみられるという。

この火事によるけが人はいなかった。

黒煙を発見した通行人男性が110番通報した。

 

同製鉄所によると、この影響で停電が発生したため、コークス炉のガスを燃焼処理するなどした。

「再発防止、一層の安全・防火管理体制の充実に全力を尽くす」とコメントした。

 

出典URL

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2361381.html

http://www.chibanippo.co.jp/news/national/227730

 

 

 

 

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20141212233分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

121日付で読売新聞中部版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

愛知県蟹江町の運送会社「T社」で11月29日午後4時過ぎに発生した火災は、約45時間後の1日午後1時24分、ようやく鎮火した。

警察によると、鉄骨スレートぶき5階建ての倉庫約2万2千mが全焼した。

 

消防などによると、火災は30日午前5時15分頃に鎮圧したが、建物内部で火がくすぶり、放水は1日未明になっても続けられた。けが人はなかった。

 

建物内には、袋詰めされた菓子やギフト商品、荷造り用のビニール袋や段ボール箱、運搬用パレットなどが大量に保管され、パチンコ台、フォークリフトも置かれており、これらに次々と燃え移ったとみられる。

建物が倒壊する恐れがあるとして、消火活動も難航したという。

 

同社の森社長(72)によると、倉庫1階にいた工場責任者が異臭に気がつき、2階に上がると、フォークリフトを充電するケーブルやコンセント付近から火が出ていたという。


原因については、「従業員からは、焼けた倉庫の2階で、電動リフトを充電していたコンセントから火が出たと報告を受けた。煙がひどくて消火作業ができない状態だった。コンセント付近のほこりなどが原因と考えている」と漏電の可能性があるとし、「住民に迷惑をかけ、本当に申し訳ない」と謝罪した。

 


煙の影響で、近くを通る東名阪自動車道の上下線が22時間以上通行止めになった。

また、消火に大量の水を使用したため、周辺の一部地域で断水したり、水道水の出が悪くなったりした。町によると、約100世帯に影響があり、休業した飲食店もあったという。30日夜までにほぼ復旧した。

 

出典URL

http://www.asahi.com/articles/ASGD143J3GD1OIPE00Z.html

http://www.yomiuri.co.jp/chubu/news/20141201-OYTNT50036.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

○コンセントのほこりが原因だったとすれば、トラッキング現象がこれだけの大火災になることもあるという、教訓的事例だったのかもしれない。

 

○バッテリー式フォークリフトの充電方法について調べたところ、某社のHPに、充電用のプラグを車体側のプラグに差し込んだ後、電源側プラグをコンセントに差し込む、という方法が書かれていた。

http://blog.goo.ne.jp/asahiforklift/e/07570546e0770e5f0bb1e6d15112ba0a

 

この方法であれば、電源側プラグにホコリはたまらない筈。

もし、電源側プラグがコンセントに差し込まれたままだったとすれば、マニュアル違反だった可能性も考えられる。

 

○一方、これだけ大規模な倉庫なのに、スプリンクラーは設置されていなかったのだろうか?

 

 

 

 

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20141115191分にNHK青森から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

六ヶ所村にある使用済み核燃料の再処理工場のうち、核燃料を管理する建物の廊下でコンセント付近の壁、およそ50cm四方が焦げるぼやがあった。

事業者の日本原燃によると、このぼやによるけが人や、周辺の環境への影響はないという。


15日午前10時半ごろ、六ヶ所村の再処理工場で使用済み核燃料を管理している建物の廊下の火災報知器が作動し、社員が確認したところ、清掃器具のコードをつなぐコンセントの近くから煙が出ているのを見つけたという。

およそ40分後に消防が駆けつけた際には、煙はすでにおさまっていたが、このぼやで電源の延長コードが焦げたほか、コンセント付近の壁の部分、およそ50cm四方が焦げた。

 

日本原燃によると、ぼやが起きた廊下の建物は、使用済み核燃料が貯蔵されているプールとは別の場所にあり、けが人や、周辺の環境への影響はなかったという。


ぼやの当時、下請け会社の作業員が廊下で清掃器具を使ってワックスがけの作業をしていたということで、日本原燃が原因を詳しく調べている。

 

出典URL

http://www.nhk.or.jp/lnews/aomori/6083228891.html?t=1416081484392

 

 

1116日付で毎日新聞青森版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

出火当時、現場では委託業者の作業員7人が床を清掃中で、コンセントから清掃器具まで約40mを2本の延長コードでつないでいたという。

清掃作業員がコンセントにつないでいた延長コードを抜いて、約50分後に鎮火した。

 

出典URL

http://mainichi.jp/area/aomori/news/20141116ddlk02040064000c.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

詳細不明だが、延長コードの一部をリールに巻いたまま使っていた・・・という可能性も考えられる。

 

 

 

 

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20141012531分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

東日本大震災とその余震で起きた火災の3割が、電気が原因の「電気火災」だった。

日本火災学会(会長・田中哮義京大名誉教授)が調査した。

内閣府は今月から、有識者会議で本格的に対策の検討を始める。

 

東日本大震災では津波による火災が注目されたが、津波による火災を除くと、電気火災が6割を超える。

津波被害のなかった阪神大震災でも、判明した出火原因の6割が電気火災とされ、対策が急務だ。

 

学会の地震火災専門委員会は、2011年3月の東日本大震災から1カ月間に余震も含めた地震で起きた火災の原因を調査。

静岡以北の1都1道16県にある360消防本部から、今年9月までに9割の回答を得た。

 

その結果、325件の火災のうち、108件が電気火災だった。

内訳は、

・電気器具が倒れて過熱するなどした(53件)

・配線やコンセント部分が傷つくなどした(36件)

・配電盤などの故障(19件)。

 

石油ストーブなど電気以外の原因は52件、不明は3件だった。

こうした地震の揺れによる火災は、計163件あった。


一方、津波でLPガスボンベからガスが漏れるなどして発火し、流されつつ延焼する「津波火災」は162件だった。

 

これらとは別に、地震による停電で使ったロウソクによる出火など、間接的な原因の火災も53件あった。


同委員会では、このデータをもとに、年度内に報告書をとりまとめる予定。


自治省(現総務省)消防庁の1998年の調査では、95年1月の阪神大震災時の火災(285件)で、発火原因がわかった139件のうち、85件を電気火災が占めた。


阪神大震災後、揺れを感知すると通電を遮断する「感震ブレーカー」の開発が進んだが、内閣府が今年2月に発表した世論調査結果では、設置率は6.6%。

今回の調査を担当した地震火災専門委員会の岩見達也・建築研究所主任研究員は、「電気火災は阪神大震災で注目されながら対応が後回しになってきた」と指摘する。


内閣府は9月、有識者による「大規模地震時の電気火災の発生抑制に関する検討会」を設置。今月から、感震ブレーカーの普及策などについて具体的な議論をする。

     

〈電気火災〉

倒れた電気器具の上に燃えやすいものがかぶさって過熱したり、配線がショートして火花が出たりしたことによる、電気が原因の火災。

政府が昨年末にまとめた首都直下地震の被害想定では、火災による焼失棟数は最悪で43万棟。うち約半数は電気火災が原因になると試算している。

 

出典URL

http://www.asahi.com/articles/ASGB75K72GB7PIHB021.html

 

 

 

 

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20149251234分に朝日新聞から下記趣旨の記事が、焼けたバッテリーの写真付きでネット配信されていた。

 

全日空のボーイング787型機が昨年1月、山口宇部から羽田への途上でバッテリーから発煙し、高松空港に緊急着陸したトラブルで、国の運輸安全委員会は25日、冬の寒さによるバッテリーの劣化や瞬間的な高電圧が重なり、内部がショートした可能性があるとする調査報告書を公表した。

ただ、発端と考えられる現象の痕跡は見つからず、原因特定には至らなかった。


787型機には、旅客機では初めてリチウムイオンバッテリーが本格採用され、GSユアサが製造。

バッテリー内部を満たす電解液は低温で粘り気を持ち、電気を伝えるリチウムイオンがスムーズに動けなくなって、金属リチウムとして電極の表面にとげ状に付着する「析出」が起きやすい特性があった。

 

充電時などに瞬間的な高電圧がかかったことなども加わり、プラスとマイナスの電極が金属リチウムでつながり、ショートして過熱したと推定した。


今回、電池内部が熱で溶け、析出の痕跡は確認できなかった。

だが、米国家運輸安全委員会は検証試験で、析出に似た現象を確認。

787型機の同種トラブルは日米でほかに2件あり、ともに1月に発生していることから、日本の運輸安全委は全日空機でも「低温で『析出』が発生した可能性がある」と判断した。


報告書は、開発段階の不備も指摘。

 

GSユアサが2006年、複数ある電池の一つを人為的にショートさせる試験をしたが、バッテリーにアース線などの外部配線をつながず、過熱は一つの電池にとどまった。

 

一方、運輸安全委が同型バッテリーに外部配線をつなぎ、同様にショートさせると、アース線を伝わってバッテリー全体に大電流が流れ、過熱して制御できなくなる「熱暴走」が起きた。

全日空機でも起きたとみて、「開発時に危険性を過小評価した」と分析した。


運輸安全委は米連邦航空局に対し、開発時に実際の環境に即した試験を米ボーイング社などに求めるよう勧告。同社にも根本原因の解明を求めた。

 

同社がトラブル後に進めたバッテリー改修について、後藤昇弘委員長は、「今までの運航状況を見る限り、相当改良されている。我々の勧告をすべて実施すれば乗客の心配はなくなる」と評価した。


787型機は燃費の良さと航続距離の長さが長所の次世代機で、11年11月に就航。全日空機トラブルの時点で世界で49機が運航されていた。

米ボストンの空港でも昨年1月、日航機のバッテリーが発火し、世界で運航停止に。

ボーイング社が絶縁材の追加などの改修を施した後、国土交通省は「考えられる原因にすべて対策を取った」として昨年4月、運航再開を認めた。

全日空と日航は、運航再開までの4カ月間に計4367便を欠航した。


今年1月には成田空港で、日航機の改修後のバッテリーが発煙。

現在、世界21社が187機を運航し、うち全日空が32機、日航が15機を占める。さらに867機の注文があるという。

 

出典URL

http://www.asahi.com/articles/ASG9S6TD7G9SUTIL044.html

 

 

925129分にmsn産経ニュースからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。)

 

報告書では、バッテリー容器内に8つあるセル(電池)のうち1つが発熱し、他のセルも連鎖的に異常な高温となる「熱暴走」が生じた結果、バッテリーが損傷し発煙に至ったと指摘。
熱暴走の起点となったセルの発熱原因は最終的に特定できなかったが、バッテリーから出火、発煙した同様のトラブルが国内外で昨年1月と今年1月に起きており、寒冷期の低温環境が内部ショートの発生に影響した可能性を示した。

 

低温下では、電解液に溶けていたリチウムがとげ状に結晶化する「析出」という現象が起きやすく、正極と負極を隔てるセパレーター(薄いフィルム)を突き破ってショートした可能性があるという。


ただ、バッテリーが適切な条件で使用されていれば、リチウムの析出だけで内部ショートする可能性は極めて低いとも指摘。

瞬間的な高電圧など他の要因が複合したとの見方を示すとともに、製造段階で何らかの関連要因があった可能性も否定できないとした

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140925/dst14092512090004-n1.htm

 

 

9251250分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

安全委は昨年2月、バッテリー内が連鎖的に異常高温となる「熱暴走」が起きたと発表した上で、「原因は不明」としていた。

 

今回の報告書では、8つある電池の一つが内部ショートして発熱・膨張し、熱がアース線などを通じて周辺に次々伝わり、大きな電流が起きたと推定。

バッテリーの容器内で生じた放電による火花(アーク)で他の電池も高温となる熱暴走が発生、発煙につながった可能性が高いとした。

 

内部ショートの原因としては、

・金属片の混入

・正・負極板を分離する「セパレーター」の損傷

・リチウム金属がとげ状に結晶化する析出という現象

などの可能性を指摘。

低温下では、電解液に溶けていたリチウム金属の析出が起きやすく、787のバッテリーが過熱する3件のトラブルが全て寒冷期に発生していることなどから、「特に析出が発生していた可能性が考えられる」とした。

 

http://mainichi.jp/select/news/20140925k0000e040212000c.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

昨年1月の米国でのトラブルは、下記参照。

 

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/2602/

 

 

 

 

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2014922日付で読売新聞北海道版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

21日午後4時55分頃、札幌市中央区の百貨店「札幌三越本館」の地下1階食品売り場の倉庫内から出火した。

火は数分後に警備員の男性が消火器で消し止めたが、コンセント周辺が黒く焦げ、近くにあった従業員の制服が入った紙袋が燃えた。けが人はなかった。

 

警察は、漏電の可能性があるとみて、出火原因を調べている。

 

消防によると、客と従業員約1160人が店外へ避難し、消防車と救急車計18台が出動。現場は一時騒然となった。

警報を聞き、10階から逃げてきたという会社員(52)は、「『避難してください』というアナウンスを聞いて階段の避難経路から逃げた。訓練かと思った」と驚いていた。

地下の厨房にいたという従業員男性(34)は、「避難訓練をしているので、客の誘導など落ちついて対処できた」と話していた。

 

出典URL

http://www.yomiuri.co.jp/hokkaido/news/20140922-OYTNT50027.html?from=ycont_top_txt

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

同じような電気火災は、3日前に釜石市役所で起きたばかりだ(本ブログ掲載済)。

ことほどさように、コンセントにたまったホコリやタコ足配線などによる電気火災は、頻繁に起きている。

 

本ブログでは、以前、コンセント火災は、おそらくは東京で、2007年に82件発生したという情報を提供した。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/304/

 

また、2012年10月に朝日新聞からは、東京では電気配線関係の火災は毎年500件前後発生し、火災原因の約1割を占めていると報道されていた。

(当該記事は消えているのでURL添付省略)

 

原因ははっきりしているのに管理の目が行き届かないために起きる・・・。

これらは、そういった事故の代表的な事例の一つだ。

 

 

 

 

(2014年10月4日 修正1 ;追記)

 

2014922日付で毎日新聞北海道版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

21日午後5時ごろ、札幌市のデパート「札幌三越」地下1階の倉庫から火が出ているのを警備員が発見し、119番した。

従業員がすぐに消し止めてけが人はいなかったが、店内は日曜日で混雑しており、客や従業員計1000人が外に避難したほか、消防車や救急車計17台も出動し騒然とした。


警察によると、倉庫内にある食材保管用の冷蔵庫のコンセントに従業員の制服が入った紙袋が接触しており、ショートし発火したらしい。

 

出典URL

http://mainichi.jp/area/hokkaido/news/20140922ddr041040003000c.html

 

 

 

 

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20149181249分に日テレNEWS24(テレビ岩手)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

18日午前6時ごろ、釜石市天神町の釜石市役所第4庁舎の2階から煙が出ているのを見回り中の守衛が発見し、消防に通報した。

火は約1時間後に消し止められたが、建設部などが入っている2階の部屋の壁と天井、床の一部、合わせて約5m2が焼けた。

けが人はいないが、消火活動で書類やパソコンが水をかぶったため、現在、職員たちが対応にあたっている。

 

釜石市の野田市長は、「大事な時期での火災で、あってはならないことだと思うが、2度とこういうことがないように職員にも徹底させていきたいと思っている」と話していた。

 

警察では、配電線から出火した可能性が高いとみて、原因を調べている。

 

出典URL

http://www.news24.jp/nnn/news8858145.html

 

 

9181855分にNHK盛岡からは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

釜石市役所で18日朝6時ごろ、第4庁舎で火災報知器が作動したため消防車3台が出て消火活動を行い、まもなく鎮火した。


この火事で、コンセント付近で煙が出ていたという話しがあったことから、釜石市は市役所職員専用のパソコンの掲示板で、緊急の点検を行うよう通達を出した。
通達では、コンセントのまわりにホコリがたまっていないかやタコ足の配線になっていないかを早急に点検するよう求めている。


通達を受けて、市役所第1庁舎の広聴広報課では、職員が室内のコンセントの場所を確認した。
そして、ほこりがたまっているところでは、雑巾で丁寧にふきとっていた。
広聴広報課では、たこ足配線になっている場所はなかったという。

出典URL

http://www.nhk.or.jp/lnews/morioka/6044684521.html?t=1411073233518

 

 

 

 

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HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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