2015年8月15日10時31分にNHK金沢から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8月14日20時17分に北陸放送から、8月15日付で朝日新聞石川全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事が掲載されていた。
金沢市消防局の救急隊員が、90代の男性を救急車に運び込もうとした際に過ってストレッチャーから転落させ、男性が足の骨を折る大けがをしていたことが分かった。
金沢市消防局によると、7月31日、市内の介護施設で、病気の容体が悪化した90代の男性を、救急隊員がストレッチャーに乗せて救急車に運び込もうとしたところ、ストレッチャーが傾き、男性が約1mの高さから転落した。
この事故で、男性は足の骨を折ったほか、頭や腕に切り傷を負う大けがをしたが、受け答えできる状態だったといい、市内の病院に搬送された。
ストレッチャーは救急隊員3人が運んでいて、救急車に乗せる直前に誤って傾け、男性は高さ約1mから車のステップに当たり地面に落下したということで、消防局は、何らかの原因で過ってバランスを崩したと見て調べている。
男性は5日後に、搬送先の病院で死亡した。金沢市消防局は、「男性の死因は以前から患っていた病気によるもので、転落が原因ではない」としている。
家族から公表を控えてほしいという要望があったが、理解を得られたため公表したという。
金沢市消防局の小谷局長は、「市民の命を守るべき救急隊が患者にけがを負わせてしまい、深くお詫び申し上げます。職員の指導や教育を徹底し、再発防止に努めてまいります」とコメントしている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/3024161261.html?t=1439672080272
https://www.mro.co.jp/news/detail.php?cd=3883509
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
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