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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20179201158分にNHK茨城から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

今月7日、茨城県神栖市で店舗兼住宅が全焼した火事の際、消火栓のひとつが、金属部分の腐食が原因と見られる不具合で使えなかったことがわかった。

この消火栓は30年以上前に設置されたとみられ、消火栓を管理する市は、詳しい原因を調べるとともに、管理の方法を見直すことにしている。


不具合があったのは、神栖市の波崎地区と矢田部地区の境界にある消火栓。
消火栓を管理する神栖市によると、今月7日、近くの店舗兼住宅の火事の際に駆けつけた消防団員がこの消火栓を使おうとしたところ、水を吸い上げられなかったという。
火事は別の消火栓などを使って、およそ2時間後に消し止められ、けが人などはなかった。


この消火栓は、地下に掘った井戸とつながっていて、地上の開口部にホースをつないで水を吸い上げる「深井戸式」と呼ばれるタイプで、金属の部分が腐食していたのが不具合の原因とみられている。
消火活動の様子を目撃した近くに住む男性は、「消火栓が腐って穴が開いていて、水が上がらなかった」と話していた。


市によると、この消火栓は30年以上前に設置されたものとみられ、市内には同じタイプの古い消火栓が1500基余りあるという。


消火栓の点検は消防団に委託され、報告などは義務づけていないということで、神栖市は、「詳しい原因を調べるとともに、点検の徹底など管理の方法を見直したい」と話していた。


消火栓の管理について総務省消防庁では、「消防法では『市町村が設置し維持・管理する』と定められているが、どのように管理したり点検したりするかは、市町村が決めている」と話している。


ただ、市町村によって管理にばらつきが出てはいけないとして、消防法に基づく「消防水利に関する基準」の中で、「常に使用できるように管理されていなければならない」と定めている。
しかし、管理を怠った場合の罰則などはないという。


今回の件を受けて総務省消防庁は、神栖市に状況の確認を進めているという。

 

出典

消火栓腐食か 消火に使えず

http://www.nhk.or.jp/lnews/mito/20170920/1070000116.html

 

 

921644分にNHK茨城からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

現場からおよそ150m離れたところにある消火栓が使えなかった。


消火栓を管理する神栖市が現場の状況などを確認した結果、消火栓は開口部のキャップが固着して開かなかったうえ、消火栓本体が腐食して穴が開いていたため、「キャップが開いても給水できなかったと考えられる」としている。


神栖市は、整備不良の原因を詳しく調べている。

出典

消火栓のキャップ固着と腐食か

http://www.nhk.or.jp/lnews/mito/20170921/1070000120.html 

 

 

9211549分にNHK茨城からは、神栖市は同じタイプの消火栓を一斉点検するという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

この問題を受けて神栖市は、市内に1500基あまりある同じ「深井戸式」の消火栓について一斉点検を行い、不具合がないか確認を進めることを決めた。


点検は、市内のあわせて60の消防団に委託して行い、実際に消火栓にホースをつないで井戸の水を正常に吸い上げることができるかなどを確認することにしている。


神栖市では、早ければ今週末から一斉点検を始め、来月末ごろまでに各消防団から点検の結果を報告してもらうことにしている。

 

出典

消火栓整備不良 市が一斉点検へ

http://www.nhk.or.jp/lnews/mito/20170921/1070000123.html 

 

 

9251826分にNHK茨城からは、消防庁が消火栓などの適切な維持管理を求める通知を各都道府県などに出したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

今月7日、神栖市で火災現場近くの消火栓が腐食が進んで穴が開いていて使えなかった問題を受けて、総務省消防庁は25日付けで、全国の各都道府県などに対して、消火栓や防火水槽の適切な維持管理を市町村や消防本部に周知するよう求める通知を出した。


この問題は、今月7日、神栖市波崎の店舗兼住宅1棟が全焼した火事で、現場からおよそ150m離れたところにあった消火栓が使えなかったもの。
この消火栓は、地下に掘った井戸から水を吸い上げる仕組みで、金属の部分がさびて腐食が進んで穴が開き、水を吸い上げられない状態だった。


問題を重く見た総務省消防庁は、25日付けで、全国の各都道府県などに、消火栓などの適切な維持管理を市町村や消防本部に周知するよう求める通知を出した。


通知では、火事のときに消火活動で使われるすべての消火栓や防火水槽について、

▽常に使える状態にあるよう、点検のための巡回監視を徹底すること

▽特に長期間にわたって使っていない設備については、速やかに点検を行うこと

▽異常が見つかった場合は、速やかに改修すること

▽点検の内容や進捗状況などを、管理できるよう記録しておくこと

を求めている。

 

総務省消防庁は、「不具合のある消火栓は、潜在的に全国各地にあるかもしれない。火災がいつどこで発生しても使えるように、日常的に点検してほしい」と話している。

 

出典

消防庁が消火栓の適正管理を通知

http://www.nhk.or.jp/lnews/mito/20170925/1070000162.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

〇車が通る舗装道路直近の、コンクリート舗装された場所に設置された赤い消火栓。

点検し難い場所ではない。

 

ただ、21日放映の映像によれば、其の他の消火栓の中には、草むらに頭だけ白い目印?が出ているタイプのものもある模様。

 

〇同様な事例は過去にも報道されていた。

報道されない事例は他にもあったかもしれない。

 

2011829日掲載

[プチ昔の事例] 2011811日 静岡市の住宅火災で使おうとした消火栓バルブが錆びついていて動かず

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/689/

 

 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
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