2015年4月6日12時46分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4月6日23時46分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午前0時半ごろ、東京都足立区谷在家の工場火災に出動していた東京消防庁のポンプ車のホースが外れ、ホースの金属製の結合部分が近くにいた男性(35)に直撃した。
男性は頭蓋骨や左足の骨を折る重傷を負い、病院に搬送された。命に別条はない。
警察は、自動車運転処罰法違反(過失致傷)の疑いがあるとみて、ポンプ車を運転していた男性消防士長(58)から事情を聴いている。
東京消防庁によると、当時、現場の消防隊はポンプ車2台をホースで連結。後方の1台から前方の1台に送水し、工場に放水しようとしていた。
だが、前方のポンプ車が消火活動のため、消火栓近くに車を移動させようとした際に、勢いでホースが抜けたという。
通常は、ホースを抜いてからポンプ車を動かす手順になっていたが、消防士長は、「ホースがつながっていることに気づかなかった」との趣旨の説明をしているという。
結合部分の重さは約10kgだった。
連結状態にあることを消防士長らが確認していなかったことが原因とみられ、東京消防庁の鈴木警防課長は、「消防活動中に一般の方にけがをさせて誠に申し訳ない。安全管理を徹底し、事故の絶無を図る」とコメントした。
出典URL
http://www.sankei.com/affairs/news/150406/afr1504060016-n1.html
http://www.asahi.com/articles/ASH4644JSH46UTIL014.html
4月6日13時52分にNHK首都圏NEWS WEBからは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ポンプ車を運転していた隊員が、別のポンプ車にホースがつながった状態のまま、近くの消火栓から水を取ろうとポンプ車を発進させたため、ホースの結合部分が根元から折れて、すぐそばにいた近所の35歳の男性を直撃し、男性は頭や足の骨を折る大けがをした。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20150406/3799931.html
(ブログ者コメント)
産業活動中の現場でも、何時、何が起きるかわからない。
不要不急の人は、できるだけ現場には近づかないほうがよさそうだ。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。