4月6日3時23分に北海道新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午後5時45分ごろ、渡島管内木古内町のJR江差線札苅―木古内間で、架線に並行して張られ、変電所からの電気を架線を通じて電車に供給する「き電線」がショートし、停電するトラブルがあった。
約3時間後に復旧したが、函館―新青森間の特急2本を含め4本が運休、6本に最大4時間15分の遅れが生じ、約500人に影響が出た。
JR北によると、架線の斜め上に張られたき電線を電柱などからつり下げている磁器製の絶縁体「碍子」が破損。垂れ下がったき電線と架線が接触したという。
同社は、碍子が破損した原因を調べている。
木古内駅―知内信号場(同管内知内町)間では、約160人が乗った函館発新青森行き特急スーパー白鳥38号が停止し、車内は停電で真っ暗になり、トイレも使えない状態に。
列車はいったん引き返し、停止から約3時間後に木古内駅に到着。定刻より4時間以上遅れて青森へ再出発した。
函館―新青森間は、3日に特急スーパー白鳥が発煙トラブルを起こし、青函トンネル内で緊急停止したばかり。
出典URL
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0120069.html
4月8日7時20分に北海道新聞から、原因に関する下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR北海道は7日、停電トラブルの原因について、電車に電気を供給する「き電線」を電柱からつり下げていた磁器製の絶縁体「碍子」が老朽化と塩害によって破損したためと発表した。
同社は、江差線五稜郭―木古内間と津軽海峡線木古内―青函トンネル出入り口間に計約750カ所ある同様の設備について、13日までに緊急点検を行う。
JRによると、碍子は1984年製で、88年の津軽海峡線開業当時から交換されていなかった。
2年に1回のペースで点検を行っており、昨年4月の点検では異常はなかったという。
碍子は直径25cmの皿状。5個をつないでいた金属が老朽化と潮風で腐食したという。
碍子が破損した結果、き電線が垂れ下がり、架線を支える金具と接触し、ショートしたとみられる。
出典URL
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0120916.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。