2017年4月4日20時42分にNHK愛媛から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4月4日付で愛媛新聞から、4月5日付で朝日新聞愛媛全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午後2時半ごろ、松山市の松山港の三津埠頭からおよそ700m沖合で松山海保の巡視艇「いよざくら」が防波堤に衝突し、そのはずみで右舷中央付近にいた巡視艇の機関長の男性(51)が海に転落した。
海保と警察などが捜索活動を行い、まもなく付近の海上で心肺停止の状態の男性を発見したが、その後、死亡が確認された。
「いよざくら」には、事故当時、男性を含む10人が乗り組んで、巡視艇から、船に見立てた防波堤に乗り移る訓練を行っていて、巡視艇が時速およそ5kmで防波堤に近づいていたところ、誤って衝突したという。
男性は、ライフジャケットを着用していたということで、海保では、男性が転落したあと、巡視艇のスクリューに巻き込まれたとみて、操船していた乗組員から話を聞くなどして調べている。
出典
『海保の巡視艇から転落死亡』
http://www.nhk.or.jp/matsuyama-news/20170404/5296381.html
『松山港で訓練中 巡視艇から海中転落、海保職員が死亡』
https://www.ehime-np.co.jp/article/news201704043941
(2017年11月18日 修正1 ;追記)
2017年11月17日17時14分にNHK愛媛から、動力伝達機のトラブルが原因だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
海保が調べたところ、巡視艇に動力を伝える機械のトラブルに加え、当時、船長を務めていた海上保安官が、機械が正常に動くか事前の確認を怠っていたことがわかったという。
このため海保は17日、元船長の海上保安官を業務上過失致死と業務上過失往来危険の疑いで書類送検した。
調べに対し海上保安官は、容疑を認めているという。
出典
『海保機関長転落死亡で船長送検』
http://www3.nhk.or.jp/matsuyama-news/20171117/5814901.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。