2019年7月17日21時20分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午後5時ごろ、四日市市日永東の三菱ガス化学四日市工場で大きな爆発音がしたと、消防などに相次いで通報が寄せられた。
爆発したのは合成樹脂を製造するプラントに設けられたタンクの一つで、駆けつけた消防が消火活動を行い、爆発にともなって周辺でくすぶっていた火をまもなく消し止めた。
工場によると、この爆発でプラントに隣接する工場内の建物の外壁が大きく壊れたほか、近くの工場でも窓ガラスの割れる被害が出ているという。
消防によると、この爆発に伴うけが人はいないということで、警察と消防が詳しい原因を調べている。
爆発事故を受けて三菱ガス化学四日市工場は、17日夜に記者会見した。
岩井工場長は、「近隣の皆様にご迷惑をおかけし、申し訳ない」と陳謝したうえで、この事故による有毒ガスなどの漏えいはないと説明した。
そのうえで、警察と消防による現場検証に協力し、爆発事故の原因を調べるとともに、再発防止に努める考えを示した。
工場によると、爆発が起きたタンクには、自動車や精密機器の部品などを作るのに使われる合成樹脂の材料となる粉末が一時的に貯蔵されていて、この粉末は可燃物に指定されていたという。
出典
『三重 四日市の工場で爆発音 合成樹脂製造プラントが一部破損』
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190717/k10011996051000.html
7月17日19時2分に朝日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
同社によると、爆発があったのは合成樹脂を製造するプラント。
材料を乾燥させる工程の機械で爆発が起こり、壁が一部壊れた。
この機械に不具合があったとみられるという。
出典
『四日市のプラントで爆発 壁が一部破損、けが人情報なし』
https://www.asahi.com/articles/ASM7K61QXM7KONFB024.html
7月18日19時27分にNHK三重からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
爆発のあったタンクは、自動車部品などを作るのに使う合成樹脂の材料の粉末を一時的に貯蔵するためのもので、爆発が起きたのは粉末をタンクの中に入れ始めた直後だったという。
粉末は可燃物に指定されているということで、警察によると、工場側は調べに対し、タンクの中で舞った粉末に一瞬で火が着く「粉じん爆発が起きた可能性がある」と説明しているという。
出典
『タンクの中で粉じん爆発の可能性』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tsu/20190718/3070001797.html
7月18日付で同社からは、下記趣旨のニュースリリースがネット配信されていた。
ポリアセタール樹脂製造プラントにおいて、粉体ポリアセタール樹脂(指定可燃物)の中間保管ミキサーで爆発、内部での火災が発生した。
午後4時57分頃 爆発発災
午後6時00分頃 中間保管ミキサー内で火炎を確認し、直ちに消火。
出典
『四日市工場における爆発・火災事故について』
https://www.mgc.co.jp/corporate/news/2019/post-173.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。