2019年7月18日18時12分に北海道新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
札幌市は18日、厚別区の厚別公園競技場内で、維持管理用の作業車両と市内の高校1年の女性が衝突し、生徒は右脚太ももを打撲するけがを負ったと発表した。
命に別条はない。
公園を管理する公益財団法人札幌市公園緑化協会によると、事故は16日午後5時半ごろ発生。
競技場内の草刈り作業を終えた協会の臨時職員(65歳)が倉庫に戻る際、本来通行すべきでない競技用走路のスタート地点から6m付近を走行。
ダッシュの練習をしていた生徒が車両に気づかず、ぶつかった。
協会は、「ご本人やご家族、市民におわびしたい。今後、作業車両が競技場内を横断する場合は利用者が少ない場所を通り、安全確保のため誘導員を配置する」と話す。
出典
『厚別競技場の作業車両と衝突、練習の女子高生けが』
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/326464/
7月18日18時35分にNHK北海道からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
16日午後5時半ごろ、札幌市厚別区上野幌の厚別公園競技場で、高校1年生の女子生徒が陸上競技のトラックでスタートダッシュの練習をしていたところ、突然、芝を運搬する車両が前を横切り、そのままぶつかった。
競技場によると、この事故で高校生は右足に全治1か月から2か月のけがを負ったという。
競技場の管理者によると、芝を運搬する車両がトラックを横切る場合には、陸上競技のスタート地点から100mほど離れた場所を通る決まりになっているが、事故が起きたのは6mほどの場所だったという。
管理者は、「安全確認と声かけが不十分なまま車両が横断を始めたことが事故の原因とみられる」とし、今後は、誘導員を配置するなどの再発防止策をとるとしている。
出典
『競技場で車両ぶつかり高校生けが』
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20190718/7000011950.html
(ブログ者コメント)
管理者は、臨時職員に対し、100m離れた場所を通るなどの決まり事を教えていたのだろうか?
そういった、事故の本質原因という観点から上記2報道の再発防止策をみると、なにか隔靴掻痒の感じがする。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。