2022年10月11日53分にNHK佐賀から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11日午後1時5分ごろ、佐賀市川副町の海岸堤防の工事現場で鉄板を立てて地中に打ち込む準備をしていたところ、鉄板がバランスを崩して倒れ、福岡市の作業員、今崎さん(男性、45歳)の頭に直撃しました。
消防などが駆けつけましたが、今崎さんは、その場で死亡が確認されました。
工事を発注した佐賀中部農林事務所によりますと、鉄板は長さ8メートル50センチ、幅60センチ重さは700キロ近くあって、堤防に樋門を設置するために必要な道路を造る工事だったということです。
警察によりますと、現場ではクレーン車のワイヤで鉄板をつり上げて運ぶ作業中で、ワイヤを鉄板から外したあとにバランスを崩して倒れたということで、さらに詳しい状況を調べています。
佐賀中部農林事務所は、「亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げます。事故原因の究明と再発防止に努めてまいります」としています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/saga/20221011/5080012935.html
10月12日9時28分にYAHOOニュース(佐賀新聞)からは、矢板を吊り上げ地上のレールに並べる作業中だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11日午後1時5分ごろ、佐賀市川副町大詫間の県発注の樋門新設工事現場で、作業中だった福岡市東区多の津、工務店作業員の男性(45)に、鋼矢板(長さ8・5メートル、幅0・6メートル、重さ約694キロ)が倒れ込み、男性の頭を直撃した。
男性は現場で死亡が確認された。
佐賀南署などによると、現場は大詫間小の南約4キロメートル。
当時、クレーン車で矢板をつり上げて、地上のレールに並べる作業中だった。
近くでクレーン車の運転手と男性を含む地上誘導員2人が作業していた。
佐賀中部農林事務所は、「事故の詳細を調査するとともに、請負業者には安全対策の徹底を指導する」とコメントしている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0e2b2a9191da8f5248025c2d867dc21bd4d65969
(2023年2月8日 修正1 ;追記)
2023年2月7日17時46分にNHK佐賀からは、クレーン運転手に合図を出すよう指名されていた作業員が合図を出さなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
佐賀労働基準監督署は7日、事故を防ぐ措置をとっていなかったとして、建設会社と工事現場の責任者を労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。
佐賀労働基準監督署の調べによりますと、クレーン車での作業の際は、指名された作業員が運転手に合図を出すことが法律で義務づけられていますが、この現場では、作業員が合図を出していなかった疑いがあるということです。
佐賀労働基準監督署は7日、建設会社「D工務店」と50代の工事現場の責任者を労働安全衛生法違反の疑いで、佐賀地方検察庁に書類送検しました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/saga/20230207/5080013825.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。