2015年1月19日18時29分にNHK奈良から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1月20日付で毎日新聞奈良版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
18日午前11時すぎ、葛城市東室の下水道の工事現場で、地中を掘削して下水道管を埋める作業中に、重機で掘り進めた溝の横に盛り上げていた土砂が地面ごと溝の中に崩れ落ち、作業員2人が土砂に埋まった。
このうち1人はすぐに助け出されてけがはなかったが、アルバイトの高崎さん(27)は溝の底で倒れて胸まで土砂に埋まり、およそ10分後に助け出されて病院に運ばれたが、意識不明の重体になっている。
警察によると、溝は長さ7m、幅60cm、深さ1m50cmほどで、掘り出した土砂が崩れるのを防ぐため、板を立てようと高崎さんらが溝に下りた際、事故が起きたという。
当時、現場には6人の作業員がいたということで、警察が詳しい状況を調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/nara/2054785061.html?t=1421700880165
http://mainichi.jp/area/nara/news/20150120ddlk29040569000c.html
(2015年2月28日 修正1 ;追記)
2015年2月25日21時47分にNHK奈良から、雇用主が安全対策未実施容疑で書類送検されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2月26日11時35分に産経新聞westからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
(新情報に基づき、タイトルも修正した)
葛城労基署は、事故を防止するために必要な措置をとっていなかったとして、作業員を雇っていた配管工事業の男性を労安法違反の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、死亡した作業員を雇用していた御所市の配管工事業の38歳の男性。
「大丈夫だろうと軽く考えていた」と供述しているという。
この事故は先月18日、葛城市東室の工事現場で、深さ1.5mほどの溝に入って下水管を取り替える作業を行っていた作業員2人が崩れてきた土砂に埋まり、27歳の男性作業員が死亡、もう1人が軽いけがをしたもの。
同署が調べたところ、現場では土砂が崩れるのを防ぐため側面に板を取り付けるなどの安全対策がとられていなかったことがわかり、同署は、労安法違反の疑いで2人を雇用していた男性を書類送検した。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/nara/2055729131.html?t=1424900422065
http://www.sankei.com/west/news/150226/wst1502260028-n1.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。