2015年1月20日23時10分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2015年1月21日付で毎日新聞福島版から、1月20日13時29分に読売新聞から、1月22日付で福島民友からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午前9時半過ぎ、福島県楢葉町の福島第二原発の廃棄物処理建屋5階で、機器の点検中だった会社員の新妻さん(48)が、円筒形の金属容器(高さ約0.6m、直径約1m、重さ約700kg)と支柱に頭を挟まれ、病院に運ばれたが、約2時間後に死亡した。
新妻さんは20日朝、同僚ら計6人で放射性廃棄物の減容化装置点検に従事。
容器を動かそうと、1人で固定用ボルトを緩めていた際に容器が回転し、頭部を挟まれてヘルメットは粉砕された。
容器は、水と固形物を分けて廃棄物として処理するものだった。
クレーンで容器をつり、監視しながらボルトを緩めるなど、複数での作業が必要だったが、「クレーンでつる」などの項目は、手順書に明記されていなかった。
出典URL
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20150121ddlk07040081000c.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150120-OYT1T50136.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150120-OYT1T50078.html
http://www.minyu-net.com/news/news/0122/news5.html
(2015年2月9日 修正1 ;追記)
2月2日に東京電力からプレスリリースされた資料に、事故時の詳しい状況などが掲載されていた。
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu15_j/images/150202j0301.pdf
(2015年4月10日 修正2 ;追記)
2015年4月9日19時58分にNHK福島から、安全教育を怠ったとして専務らが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
富岡労基署は、初めて行う作業だったにもかかわらず、安全確保に必要な教育を怠ったなどとして、請け負っていたいわき市の会社とこの会社の専務を、労安法違反の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、いわき市の「鈴木管工業」と安全管理を担当する63歳の専務。
ことし1月、富岡町と楢葉町にまたがる福島第二原発の廃棄物を処理する建物で、濃縮器と呼ばれる機器の点検作業中に、当時48歳の作業員の男性が重さおよそ700kgの機具に頭を挟まれて死亡した。
同署によると、死亡した男性にとって初めて行う作業だったにもかかわらず、会社側は作業の危険性や機具の扱い方それに作業手順などの教育を行っていなかったという。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/6053897461.html?t=1428612922420
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。