2015年1月20日23時10分と20日11時1分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1月20日14時44分に朝日新聞から、1月21時1分に毎日新聞から、1月21日付で毎日新聞福島版から、1月20日14時4分に共同通信から、1月22日付で福島民友からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
また、1月19日付で東電HPにも、報道機関へのメール内容が掲載されていた。
19日午前9時過ぎ、大熊町の福島第1原発で、空の雨水用貯水タンク(直径9m)の天板の上で作業をしていた会社員の釣さん(55)が、天板の点検口(縦1m、横0.8m)から約10m下のタンクの底に転落、搬送先の病院で20日未明に多発外傷で死亡した。
釣さんは、汚染水タンクを囲む堰にたまった雨水の移送先のタンク内で、東電社員ら2人とともに、タンク水張り試験後のタンク内面止水処理の点検中、内部が暗かったため、タンク内を明るくしようと2人をタンク内に残し、外からタンクの天井に1人で上がり、天板の点検口の蓋(重さ51kg)を開けようとしてバランスを崩し、蓋とともにタンク内部に墜落したとみられるという。
釣さんは作業経験が豊富なベテランで、安全管理の担当者だった。
第一原発の小野所長によると、重さ51kgの天蓋を開けるのは通常、作業員2人で行うが、作業員が休憩中だったため、釣さん1人で行った。
しかも、本来なら装着すべき安全帯もつけていなかった。
東電によると、蓋を開ける作業は想定外で、手順書への規定はなかった。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150120-OYT1T50136.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150120-OYT1T50058.html
http://www.asahi.com/articles/ASH1N32PDH1NULBJ001.html
http://mainichi.jp/select/news/20150121k0000m040092000c.html
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20150121ddlk07040081000c.html
http://www.47news.jp/CN/201501/CN2015012001001752.html
http://www.minyu-net.com/news/news/0122/news5.html
http://www.tepco.co.jp/cc/press/2015/1247472_6818.html
(2015年2月9日 修正1;追記)
2月2日に東京電力からプレスリリースされた資料に、事故時の詳しい状況などが掲載されていた。
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu15_j/images/150202j0301.pdf
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。