2015年10月20日18時52分にNHK山口から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
今月、岩国市で下水管を設置する作業をしていた男性2人が土砂に埋まり死亡した事故を受け、山口労働局は20日、建設会社などで作る団体に再発防止を徹底するよう、要請した。
今月8日、岩国市玖珂町で、下水管を設置する作業をしていた配管工事会社の社員の男性2人が、深さ3mの穴の中で作業をしていたところ、側面から崩れてきた土砂に埋まり、死亡した。
この事故を受けて、山口労働局の小松原局長が20日、山口市にある建設会社などで作る「建設業労働災害防止協会山口県支部」を訪れ、井森支部長に再発防止の徹底を求める要請書を手渡した。
要請書では、穴を掘る工事を行う際には、
○過去に掘り返した工事が行われ地盤が緩んでいないか
○土砂崩れが起きやすい水分を多く含んだ土でないか
などを事前に十分確認するよう、求めている。
その上で、
○土砂崩れが起きるおそれがあれば、土砂の崩落を防ぐ土留めの設置を徹底する
よう、求めている。
建設会社などで作る団体の井森支部長は、「今回の事故を真摯に受け止め、工事現場の土の質の調査や土留めの設置を徹底したい」と話していた。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/4065754911.html?t=1445373878147
(ブログ者コメント)
岩国市の事例は、下記参照。
2015年10月15日掲載
2015年10月8日 山口県岩国市のスーパー新築現場で溝状の穴を掘って古い水道管を掘り出す?作業中、土砂が崩れて1人が生き埋め死、救助に向かった人も2度目の崩落で生き埋め死
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/5288/
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。