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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20191128196分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

サルとの接触で感染し、脳などに炎症を引き起こす「Bウイルス」に、鹿児島市の医薬品開発関連会社の社員が感染していたことがわかりました。

 

国内で感染が確認されたのは初めてだということで、国立感染症研究所は、感染が広がるおそれは、ほぼないとしています。

 

Bウイルスは、感染したサルにかまれるなどして人に感染する場合があり、脳炎や意識障害を起こすこともあります。

鹿児島市などによりますと、感染したのは鹿児島市の医薬品開発関連会社の社員で、サルを使った実験の補助にあたっていたということです。

社員は頭痛と発熱を訴えて病院で診察を受けていましたが、今月になって国立感染症研究所が検査したところ、感染が確認されたということで、症状は重いとしています。

また、社員がサルにかまれた記録はなく、これまでのところ感染経路は分かっていないということです。

厚生労働省や保健所などが施設を調査しましたが、管理や感染症対策に問題は見つからなかったということです。

Bウイルスの感染の報告は世界的に見ても極めてまれで、アメリカのCDC=疾病対策センターによりますと、感染の報告は、1932年以降、アメリカを中心に50人で、このうち21人が死亡しているということです。

野生のサルにかまれても感染する可能性は極めて低く、人から人への感染は、これまでに1例しか報告されていないということです。

 

感染の確認は国内で初めてだということで、国立感染症研究所は、「今回のケースでも感染が広がるおそれはほぼないが、サルにかまれた場合は、すぐに病院にかかってほしい」としています。

 

Bウイルスはサルが感染するウイルスで、人に感染した場合、2週間から1か月余りの潜伏期間の後、水ぶくれや発熱などの症状が現れ、さらに悪化すると脳炎や意識障害などを引き起こすこともあります。

厚生労働省によりますと、人への感染はサルの体内でウイルスが増殖し、唾液にまで排出される状態になったあとで、かまれたり、ひっかかれたりするなど、サルに接触した場合にほぼ限られ、人から人に感染したケースは、これまでに1例だけだということです。

こうしたウイルスの特徴から、感染が報告されているのは全て、サルを取り扱う機会の多い研究者や飼育施設のスタッフだということです。

治療には抗ウイルス薬が有効だとされていて、厚生労働省は、「すでに施設で再発防止策が講じられており、感染拡大のおそれは極めて低い。世界的にもまれな感染症で、過度に心配する必要はない」と話しています。

 

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191128/k10012194811000.html

 

 

11282043分に日本経済新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

鹿児島市は28日、市内にある医薬品開発受託・研究会社「S科学」の動物実験施設で、技術員1人がサル由来のBウイルスに感染したと発表した。

 

感染事例は世界でも50例程度で、国内での確認は初めて。

 

サルとの直接接触などで感染するとされ、空気感染はなく、拡大の恐れはないとしている。

 

市などによると、技術員は今年2月に頭痛や発熱で医療機関を受診。

 

脳炎の症状が長引いたため、8月末に鹿児島大病院に入院し、検査の結果、11月に感染が確認された。

 

重症の場合、神経障害などの後遺症があるが、新日本科学はプライバシーを理由に症状を明らかにせず、「容体は安定している」とだけ説明した。

 

同社によると、技術員は薬に使う化合物の安全性をサルなどで実験する施設「安全性研究所」で感染。

 

防護服を着て作業していたが、何らかの形でサルの尿や唾液などに触れ、感染した可能性があるという。

かまれたり、引っかかれたりしたことはなかった。

 

研究所では、アカゲザルとカニクイザルの2種類を飼育。

 

市によると、市と厚生労働省、国立感染症研究所が112122両日に立ち入り調査したが、管理に問題はなかったという。

 

同社は、防護服の機能を強化するなどして感染症対策を進めており、「さらなる厳重な管理体制を敷き、再発防止に全力を尽くす」としている。

 

国立感染症研究所ウイルス第1部の西條政幸部長は、「日本で発症が確認されたことで、サルと日常的に接する研究者や動物園の職員らは、より予防策に気をつける必要がある」と語った。

 

〔共同〕

 

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO52722850Y9A121C1ACYZ00/

 

 

11281838分に朝日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

Bウイルス病は、狂犬病などと同じく感染症法の4類感染症に指定されており、患者を診察した場合、ただちに保健所に報告する必要がある。

 

アカゲザルなどのマカク属のサルの半数以上が潜在的に感染しているとされ、世界的には、ヒトへの感染例は50例ほどあるという。

 

動物実験施設を管理・運営する鹿児島市内の会社は取材に対し、感染した職員は普段、データ処理などを担当していたが、動物実験の補助として施設内に立ち入ることもあったという。

 

国立感染症研究所の西條ウイルス第一部長によると、これまでの海外でのBウイルスへの感染例は、動物園や研究機関など日常的にサルに触れる機会のある人がほとんどといい、「野生の猿にかまれて発症した報告はない」と話す。

 

それでも、野生のサルにかまれて心配な場合は「病院でサルにかまれたことを伝えれば、予防薬の投与を受けることができる」と、冷静な対応を呼びかけている。

 

https://digital.asahi.com/articles/ASMCX5DP4MCXTLTB00J.html?pn=4

 

 

 

 

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魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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